2020年5月28日木曜日

LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7シルバー 購入

今週は家族にちょっといいことがあった。なにか記念になるものを残したくなり、ずっと悩んでいたLEICA 15mm F1.7を注文しました。緊急事態宣言が解除されて、お出かけも徐々にOKになりそうだということで。


主な仕様

  • レンズ構成:レンズ構成7群9枚(レンズ構成図&MTFチャート
  • 最短撮影距離0.2m
  • フィルター径:46mm
  • 最大径x全長φ57.5 × 36mm
  • 質量115g

ナノサーフェスコーティング対応、240fps駆動、アルミ削り出し加工により作り込まれた絞り/MFリング搭載!



基本情報

  • 製品名:LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. H-X015-K(ブラック)、H-X015-S(シルバー)
  • 希望小売価格 :77,000円(税込)、初値53,980円
  • 発売日:2014年5月15日(木)
  • 付属品:レンズキャップ、レンズリアキャップ、レンズフードキャップ、レンズフード、レンズポーチ、デコレーションリング
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外観

2022年11月、シルバーが在庫僅少になりました

 

ライカのシルバー・ペイントを所有するのは初めてです。アルミ削り出しの高級感ある金属外装に見とれてしまう毎日です。Appleのデザインが好きな人は、断然シルバーをおすすめします。お店のモックのシルバーは別物です。是非、本物が展示しているところで触ってみて欲しいです。


 



左からOM-D E-M5 + LUMIX LEICA DG 15mm F1.7、25mm F1.4 II、LEICA D 25mm F1.4(フォーサーズ)


蛇足ですが、E-P5のシルバーはまた違った色合いで、これまた素晴らしい。毎夜こね繰り回して「オレは頭がおかしいんじゃないか」と思い始めていたが、米谷美久氏も同じようにカメラ礼賛派だったようである。少し安心?


カメラには妙に魅力を感じさせるところがある。いや、それはもう魔力といったようがよいのかもしれない。いつまで眺めていても飽きないし、つい手が出て、ためつすがめつ眺めながら、持ったときのずっしりと手に伝わる金属感がまた心地よい。ファインダーを覗いて見たり、シャッターや絞りや巻上げなど操作できるところを次々と動かしたくなってくる。各部のしっとりとしたスムーズな動き、その中にコチッと止まるクリック、それも空き缶を叩いたような音ではなく金属の魂が響くクリック音など、否応なしに精密感が指に伝わってくる。その操作の感触やシャッターを切ったときの作動音がいつまでも耳の底に残り、巧まずして生じた精密機械の感触を肌で感じるのは何にも代えがたく楽しいものである。(「拝啓 設計者より」から引用)

 

 

購入のきっかけ

遡ること2016年4月24日、今は亡きGM1Sを連れてヨドバシカメラへ15mm F1.7シルバーを見に行ったときに、その姿に心を撃ち抜かれました。

GM1Sの「カタログ」も良かった!

ところが、展示品の絞りリングのガタツキが納得できなかった。それから家電量販店に足を運ぶ度に触り続け、「あれは、気のせいだった?」と数年前から思い始めていた。


競合レンズ

購入まで最も葛藤が多かったレンズかもしれません。結局全て購入してしまった・・

  • 14mm F2.5 II(超小型、動画向き)
  • 15mm F1.7(超カッコイイ、優等生) 
  • 17mm F2.8(超愛嬌がある、スナップ向き) 
  • 17mm F1.8(超万能、名玉)
  • 17mm F1.2(防塵防滴、チートレンズ)

対応マウント:マイクロフォーサーズマウント系のレンズ 人気売れ筋ランキング | 価格.com


レンズフード

口コミではメタルインナーフード派が多いようだが、15mm F1.7はどんなフードでも似合うのが凄い。現在は、UNの「スクエアフード」がお気に入りです。



試写

2ヶ月ぶりのお出かけです。いきなり明暗差が大きい場面から。15mmが雲と橋を渡る人々をしっかりと捉える。カメラはOM-D E-M5です。








14mm F2.5 IIとの違い

すこし暗くなってきたので、比較用として持参していた14mm F2.5 IIと交換しながら撮影しました。AFスピードは、圧倒的に15mm F1.7の方が優れています。単純にF値の違い、またはボディとの相性の可能性があります。後日、E-M1 Mark IIで改めて検証する予定です。











OM-D E-M5で謎の挙動

最後の4枚。Hi測光に変えて遊んでいたらOM-D E-M5のAWBが暴走して壊れたのかと思いました。まるで17mm F1.2 PROで撮影したかのような描写です。しかし、17mm F1.2 PROほどシャッタースピードは稼げない。

露出補正範囲の狭いOM-D E-M5だけに起きる逆転現象?この青さは癖になりそうです。E-M1 Mark IIで撮影するとどうなるのか。ちょっと違う楽しみ方を見つけてしまったかも。

 

HI測光のバックナンバー


えのしま Blue

えのしま Blue

えのしま Blue

えのしま Blue


LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7の第一印象は、色収差が目立たず朝から晩まで気持ちよくスナップを撮り続けることができる、”超”優等生なレンズでした。外観デザインも素晴らしいし、これで4万円の値付けはおかしい。





続き。