PeakDesign キャプチャーV3カメラクリップに三脚ねじ穴を開けてみました。
三脚ねじ穴
旧型の「キャプチャー PRO」は三脚に取り付けることができました。だからキャプチャーV3も三脚ねじ穴があったら便利かなと。
精密マイナスドライバーで慎重にラバーを剥がしたところ、下図ピンク色のところが3つ窪んでいて肉薄でした。ラバーが動かないように工夫してあったのです。
![]() |
これは丁度いいとラバー側から肉薄部分の中心を狙って穴を開けました。具体的にはM3の鉄工用ドリルで貫通したあと、M5ドリルで穴を拡大して最後に1/4インチのねじ切りタップでねじ山を作りました。下穴は、最初にセンターポンチを使ってトンカチでゴンとやると、一気にM5ドリルで安定して下穴を作れることを後で知る。最後にT型のテーパーリーマーで面取りすると、仕上がりが良くなります。
![]() |
傷防止に植毛紙を貼ってみた |
V2とV3の違い
実際に三脚に装着して使用してみると、V2とV3の良いところと悪いところが改めて浮き彫りになった。
V2はねじ部にバネがあり、取り付けが甘いとカメラクリップの上カバーが外れやすい問題があった。V3ではバネが省略されてロングボルトが同梱されたので、そういったトラブルは今のところ皆無です。だから単純にV2からバネを外してロングボルトに変えてしまえば良かったのだ。
ロングボルトは追加注文|Amazon |
あればあったで役に立つときがくるかもしれないと、V2にも同じやり方で三脚ねじ穴を開けました。気がついたらV2の不満点がほとんど無くなってしまった。V2は埃まみれ、PIXIは手垢で真黒でした。磨いて磨いて無事に復活となりました。
スタンダードプレート改
ULANZI F38を購入後、これは便利だなとPeak Designのスタンダードプレートにも回転防止ピンを取り付けられるようにしてみました。
センターポンチを使ってトンカチでゴンと印をつけたあと、M2.5の鉄工用ドリルで下穴を開ける。M3のねじ切りタップでねじ山を付けたら完成です。
ULANZIと同じ位置に1つ。もう一つはGM1などの小型カメラ用に1つ開けました。あとは裏面にも落下防止用のピンを付けられる穴があると便利かもしれない。
![]() |
三脚ねじ穴の使い道
山小屋の近くで星が綺麗だったら「横着の極み」でミニ三脚をそのまま付けて撮るのはアリだろうか。
![]() |
更新履歴
- 2021/10/3、「キャプチャーV3 カメラクリップをPRO仕様に改造してみた」の記事公開。
- POV-2が発売された理由:
- V3は小型化によりプレートを固定するねじが省略された。プレートの着脱のしやすさを優先したため、軽量なGoProなどでは歩く度にカチャカチャと音が鳴ってしまう。そこでPeakDesignは「POVキット2」を発売して、プレート側に固定ねじを追加することで回避した。だけど、、、動画用途のときはV2を使えばいいのかも。
POV-2(と言いつつ注文してみた) - POV-2キットの中身:
- 商品が届きました。当たり前?かもしれませんが、マウントはGoProに合わせてプラ素材で軽量に作られている。現在使用中の「クリップマウント」の手軽さには負けるが、GoProを左右に微調整できるところがよい。
- 慢性的なストレージ不足を改善できたので、またGoProを使うことに前向きになっています。久々に引っ張り出してきたGoProには1年前の家族の記録が残っていて、懐かしくもあり貴重な映像となっていて、面倒臭がらずにマメに継続して撮影しておくことの大切さを思い出しました。
- さっそく山でもPOV-2に付けて使ってみましたが、友人たちとの何気ない会話や木漏れ日の光などが撮影された映像にやはりハッとさせられることが多く、GoProの強みを再認識しました。