iPhoneやiPadのカメラアプリで撮影する時にAirPodsでシャッターを押せるようになりました。新しい「耳シャッター」機能で、リモコンやセルフタイマーが不要になります。
使い方
- AirPodsを耳に装着します
- (初回のみ)設定>AirPods>カメラコントロール>カメラリモートをタップ
- (初回のみ)1回押すまたは長押しをタップ
- iPhoneのカメラアプリを起動する
- AirPodsのステムで事前に設定した操作をする
- カメラ画面には3、2、1のカウントダウン
- AirPodsにはフィードバック音が再生されます(ピピピピ、パチリ)
🎥 ビデオ撮影もOK
ビデオを撮影するときは、事前にカメラアプリで「ビデオ」モードを選択しておきます。今回の新機能は、iOS26のファームウェアアップデートで使用できるようになりました。
📸 耳で撮る、新しい撮影体験
自撮り撮影でiPhoneのシャッターをタップせずに撮影できます。フロントカメラで遠隔撮影もOK。普通に撮影するときもiPhoneやiPadは固定するだけになるので、望遠ズームや夜景撮影の際も、まるでOMの「低振動モード」のようにブレの少ない写真が撮れるでしょう♪
主な仕様
:進化- チップセット:Apple H2ヘッドフォンチップ
- 防滴処理:耐汗耐水性能(IP57)
- 通信機能:Bluetooth 5.3ワイヤレステクノロジー
- 再生時間:最大8時間 [ 空間オーディオとヘッドトラッキングを有効にした場合は最大7.5時間 、心拍数センサーを使用した場合は最大6.5時間の再生時間]
- ノイズキャンセリング:対応
- 大きさ:30.9 x 19.2 x 27.0 mm
- 質量: 5.55 g
MagSafe充電ケース
- 大きさ:47.2 x 62.2 x 21.8 mm
- 質量:43.99 g
基本情報
- 製品名:AirPods Pro 3 (第3世代)
- 希望小売価格:39,800円(税込)
- 発売日:2025年9月19日
- AirPods Pro 3(第3世代)|Amazon ¥38,192(2025/10/4)
- AirPods Pro 2(第2世代)USB-Cモデル | Amazon ¥31,187 (2024/3/2)
- AirPods Pro(第1世代)は、2019年10月30日〜2022年9月に販売終了。
iOS18のアップデート内容
- Siriに対する操作:「はい」なら首を縦に、「いいえ」なら首を横に振るだけで、プライバシーが守られた形でSiriに応答可能
- 声を分離:騒々しい場所や風が強い場所でも話し手の声が聞こえるように声を分離。
- ゲームプレイ中の音声のレイテンシが大幅に低減
- ゲームプレイのためのパーソナライズされた空間オーディオ搭載
頭のジェスチャを試す
- 設定 > AirPods Pro > 頭のジェスチャ > 頭のジェスチャ:オン
- 設定 > AirPods Pro > 頭のジェスチャ > 「頭のジェスチャを試す...」
Siriに「AirPodsのジェスチャを試したい」と伝えてもOKでした。首を振ったときに、起動音:ポッ、ポッ♪と鳴れば正常です。
ファームウェアアップデート手順
以下の条件を満たすと、自動アップデートされます。
- 充電ケースにイヤーピースを収納する
- 充電ケースに充電ケーブルを接続する
- iPhoneをWi-Fiに接続する
バージョン確認方法
- 充電ケースの蓋を開ける
- iPhoneの設定>AirPods Proをタップ
- 画面下のバージョンが最新になれば成功
外観
AirPods Pro(第2世代)の外観は、丸みを帯びた Apple らしいデザインです。ちなみにカナル型が苦手で、ノイズキャンセルが不要な人には AirPods 4 ノイキャンなしモデルがあります。AirPods 4 ノイキャン搭載モデルは ほぼ AirPods Pro2の性能を備えるが、再生時間が4時間と短い。
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試聴
AirPods Proを耳に装着すると、自動でスッと雑音が消える瞬間がいつも感動します。まさか毎日の通勤がこんなに楽しくなるなんて。あと空の充電ケースを持って出かけようとしたら、「中身が入ってないよ」と音でお知らせしてくれました。いや〜、凄い。
しかし、数日後に意外な問題が見つかりました。
耳が痛くなる
付属の純正イヤーチップの穴の形が、なぜか丸ではなく楕円径です。そのため、大きいサイズだと耳が痛くなるし、小さいサイズに変えるとイヤホンが抜けやすくなるジレンマに陥る。どのイヤーチップに交換しても自分の耳に合わず、とてもがっかりしました。ちなみに家族は付属のイヤーチップで問題ないとのこと。
AZLA SednaEarfit Crystal
ある日、Amazonでイヤーチップの互換品を見つける。さっそくMサイズを注文したが、またも耳に合わない。もう1サイズ小さいタイプだったか。
「しかし、これはきりがないぞ」としみじみ互換品を眺めていたら、下図のように本体側アダプターとシリコン部分が分離できることを発見。もしかしてと、過去に購入したカナル型イヤホン用のイヤーチップを試すと、すべて装着できるではありませんか!!! ラッキ〜♪
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AZLA SednaEarfit Crystal for AirPods Pro2 |
お気に入りのイヤーチップに交換して、ほっと一安心。AZLAのイヤーチップも、下図のシリコンの赤線部分(約1.5mm)をハサミでカットしたら、なんと自分の耳にピッタリ合うようになった。
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実はMサイズでよかった? | Amazon |
こうしてAirPods Pro2生活が始まったが、問題はこれだけではなかった。
バッテリー交換ができない
iFixitによると、AirPods Pro2のバッテリー交換は不可能です。バッテリー修理は見積り7,500円スタートで、本体丸ごと交換となります。根本対策としては、AirPods Pro2の購入から30日以内にApple Care+(4,600円)に加入すると、2年以内に保持容量が80%未満になった場合に無償修理を依頼できます。
サプライズ: AirPods Proは予想していた通り、修理不可能です。 | iFixit ニュース
AirPods Pro 2から届くアラートには、修理不可能な新品のバッテリーを交換するよう指示があります。Appleは何か私たちがまだ知らないことを知っているのでしょうか?
リセット&省バッテリー設定の手順
充電ケースのバッテリーの減りが早く感じる場合は、以下のリセット&省バッテリー設定を試すことになります。
- AirPodsを充電ケースに入れて蓋を開ける
- 充電ケースの背面にある設定ボタンを 15 秒ほど長押しする
- 充電ケース前面のステータスランプがオレンジ色から白く点滅するまで押し続ける
- iPhone または iPad の近くに置きます
- AirPodsがポップアップされるので接続を押す
- 通知発信者と通知を読み上げ>カスタマイズ>すべてオフ>完了をタップ
- 設定>AirPods Pro>"探す"ネットワーク>オフ
充電ケースが滑りやすい
つるんとしているので、うっかり落とす人が続出中です。保護ケースを買わずにはいられない!! 黒のシリコンタイプを購入したあとに、すぐにハードタイプが欲しくなったが、余計なところをニッパーでカットしたら結構お気に入りのケースとなった。
iOS18: オージオグラムで音質改善?AirPodsで使えるおすすめのオーディオ設定♪ | 43デジカメ*ラボ
iPhoneやiPadの「ヘルスケア」アプリに保存できるiPhoneやiPadの「ヘルスケア」アプリに保存できるオージオグラム機能を使って、AirPodsやAirPods Pro、AirPods Maxを高音質にカスタマイズすることができます。
充電ケースがライトニング
iPhone15からUSB-Cに全面移行することが噂されており、AirPods Pro2 充電ケースのUSB-Cバージョンが年内に発売されるかもしれません。あちゃー
高音域はノイキャンできない
話しかけても反応しなくなった私に、家族は様々な声を出し続けた。そして、パチンと手を叩いたり、甲高い声はノイキャンを突破することをあっさり発見しました。背後から急に大きい音を出されると、心臓が止まりそう・・
しかし、逆に危険な音は聞こえるようにしていると思えば、がっかり感は減るかもしれません。将来的にはノイズキャンセルできる種類が増えて、利用者が選択できるようになるのだろうか。家族からも「意外と完璧に消せないのね」というのが正直な感想のようです。残念ながら対策はありません。後継機種に期待です。
会話感知と適応型コントロール
更新履歴
- 2022年9月、記事公開
- 2022/09:AirPods Pro 2発売。出荷時のビルド番号は、5A374。AirPods Pro (第 2 世代) に対応する機能や能力を追加。
- 2022/09:ファームウェア 5A377リリース。バグの修正とその他の改善点
- 2022/11:ファームウェア 5B58リリース。バグの修正とその他の改善点
- 2023/01:ファームウェア 5B59リリース。バグの修正とその他の改善点
- 2023/04:ファームウェア 5E133リリース。バグの修正とその他の改善点
- 2023/05:ファームウェア 5E135リリース。バグの修正とその他の改善点
- 2023/07:AirPods Pro 2購入
- 5E135による不具合は、再生した状態で片耳だけ外したまま充電ケースに収納すると、ボリュームを上げてもしばらく音が小さいままになる現象が1度ありました。この問題は、必ず音楽を停止してから充電ケースに収納することで回避できました。
- 2023/09:ファームウェア 6A301リリース
- 設定>AirPods Pro>ノイズコントロール「適応型」の追加
- 設定>AirPods Pro>「会話感知」の追加
- 設定>AirPods Pro>「パーソナライズされた音量」の追加
- 設定>AirPods Pro>「消音/消音解除」の追加
- Apple製デバイス間の自動切り替え機能の大幅な向上
- 2023/10:ファームウェア 6A303リリース。バグの修正とその他の改善点
- 6A301の新機能「適応型」の仕上がりは酷いものだったが、自然なノイズコントロールに進化。「会話感知」の音声に違和感がなくなった。
- 2023/10:ファームウェア 6A305リリース。バグの修正とその他の改善点
- 2023/11:ファームウェア 6B32リリース。バグの修正とその他の改善点, 音質が飛躍的に向上したように感じています。
- 2023/12:ファームウェア 6B34リリース。バグの修正とその他の改善点
- 2024/7:ファームウェア 6F8リリース。バグの修正とその他の改善点
- 2024/9:ファームウェア 7A294リリース。 Siriに対する操作、声を分離、ゲームプレイ中の音声のレイテンシ低減、ゲームプレイのためのパーソナライズされた空間オーディオ搭載
- 2024/9:ファームウェア 7A302リリース。バグの修正とその他の改善点
- 2024/9:ファームウェア 7A304リリース。バグの修正とその他の改善点
- 2024/9:ファームウェア 7A305リリース。バグの修正とその他の改善点
- 2024/10:ファームウェア 7B19リリース。
- ファームウェアアップデート7B19を搭載したAirPods
Pro 2を、iOS 18.1以降を搭載したiPhone/iPadOS
18.1以降を搭載したiPadで使用すると、ヒアリングチェック機能、ヒアリング補助機能、聴覚保護機能の3つの新機能を利用できるようになります
- Appleのヒアリングチェック機能では、自宅でくつろぎながら、科学的に実証されたヒアリングチェックの結果を確認することができます(18歳以上のユーザが対象)
- ヒアリング補助機能では、周囲の音、音楽、ビデオ、通話に対して、パーソナライズされた臨床レベルの補助機能が自動的に適用されます(軽度から中程度の難聴が認められる18歳以上のユーザが対象)
- 聴覚保護機能では、すべてのリスニングモードで、周囲の大きな騒音にさらされている状態を最大限に減らすことができます(米国とカナダで利用可能)
- これらの機能を利用するには、ファームウェアバージョン7B19以降を搭載したAirPods Pro 2が必要です。国や地域によっては、一部の機能を利用できない場合があります。
- 2024/11:ファームウェア 7B20リリース。バグの修正とその他の改善点
- 2024/11:ファームウェア 7B21リリース。バグの修正とその他の改善点
- 2025/04:ファームウェア 7E93リリース。バグの修正とその他の改善点
- 「Apple は 新しいソフトウェア機能でAirPods Pro 2 を改良し続けているが、AirPods Pro 3(仮)をiPhone17とともに 9 月に発表する予定です」(25/1/4、9to5Mac)
- 「Appleは AirPodsが対面での会話をリアルタイム翻訳できる機能に取り組んでいると、Bloombergが報じています。この機能はiOS26に搭載され、今年後半に予定されているAirPodsのソフトウェアアップデートで使用できる予定です」(25/3/13、MacRumors)
- 9/10、AppleはAirPods 3を正式発表しました。
- 「AirPodsのライブ翻訳は、英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語で利用でき、年末までに日本語、イタリア語、韓国語、中国語(簡体字)の追加4言語に対応する予定です」(9/9、プレスリリース)