2021年9月8日水曜日 更新:

ソニーブラビアの受信感度をヘンテナで改善

最近、YouTubeのおすすめに出てきた動画で「ヘンテナ」の存在を知りました。

ヘンテナの仕様

動画の概要欄に作り方のURLがあり、材料は16x48cmの板、両面テープ、アルミホイル、ネジ2つ、同軸ケーブルだけでOKとのこと。「これは面白そう!」と思ってすぐに最新型の仕様と同じものを作ってみました。

 

実は1〜2年前から急にNHKとフジテレビだけ「アンテナレベル@ソニーサポート」が40辺りをウロウロするようになり、天気が悪いとブロックノイズが出るようになった。「これで改善したらいいなあ」と思いながら作りました。


ヘンテナの性能

現在は、2階の北西の雨樋にマスプロ電工の「SKYWALLIE mini」が括り付けてあり、1階の分配器の手前に日本アンテナのブースター「VB-33CU」がある。数年前まではこの構成で全チャンネルまったく問題なかった。

SKYWALLIE miniから同軸ケーブルを引っこ抜き、中継アダプタで「ヘンテナ」を繋いだあと、アルミホイル側を家の中に向けて窓に立て掛けた。これでNHKがマスプロ電工製アンテナより+5のアンテナレベル45を叩き出した!(;・∀・)スゴイ

 

ワンセグで最強の設置場所を探る

ところが、フジテレビだけアンテナレベルが35になってしまった。(そんなことある?)

そこで、ワンセグ機に「ヘンテナ」を直に繋いで家中を歩けば、今のアンテナ設置場所よりも安定した場所が見つかるかもしれないと考えた。1階は全滅。2階の北側の壁周辺で受信感度が良い場所がいくつか見つかった。板を縦長にした状態で、アルミホイルを窓の外に向けるよりも家の中に向けるとよい結果になる事が判った。

 

実はブラビアの・・

「ヘンテナ」のお陰で、ブラビアのアンテナレベルが60を超えるチャンネルも。しかし、NHKとフジテレビは40付近のままでした。疑いの目はアンテナからブラビアへ。なぜならテレビと同じ場所にあるHDDレコーダーのnasneは、録画に失敗したことがないのです。

ソニーのサイトに「テレビが故障ではなかったときの原因 (対処・提案) TOP10」というページがあるのだが、9位の「地上アッテネーター」が「入」になっていた。これは何だろうと試しに「切」にすると45に。更にチャンネルの受信状態を「通常」から「混信」に変えたところ、なんと全チャンネル50超えのグリーンになった!!\(^o^)/ヤッタ~


テレビが故障ではなかったときの原因 (対処・提案) TOP10

  • 1位. アンテナや建物内配線に原因 (管理者・業者へ修繕依頼)
  • 2位. 配線に原因 (抜け・ゆるみ、BSに逆差し、芯線曲がりなどを調整)
  • 3位. 入力がBS/CSなど地デジ以外だった (入力を「地デジ」にして改善)
  • 4位. チャンネル設定をして改善 (県域を変更、チャンネルスキャン実施などで改善)
  • 5位. 壁からアンテナ間の機器に原因 (ブースター電源を「入」にして改善など)
  • 6位. テレビから壁間のアンテナケーブルに原因 (F接栓型ケーブルに交換、断線のため交換など)
  • 7位. テレビから壁間の機器に原因 (レコーダー、分波器などを外して改善など)
  • 8位. B-CASカードの抜き差しで改善
  • 9位. [設定] - [放送受信設定] - [アンテナ設定] - [地上アッテネーター] (2013年発売の一部の機種のみ搭載) を [入] にして改善
    (アッテネーターは、電波が強すぎる環境での受信障害に対して有効な場合があります)
  • 10位. テレビ本体の電源コードの抜き差しなどで改善

 

まとめ

一部のチャンネルだけ映りが悪いときは、テレビの設定を見直すだけでよかったみたいだ。「ヘンテナ」は軽量で持ち運びしやすいので、点検用ツールとしても使えたのが良かった。きっとまたアンテナの調子が悪くなったときに活躍してくれることでしょう。ありがとう、DIYをめぐる冒険さん。不思議な現象で困っていたけれど、無事に解決できてスッキリです。 

その後、上記の設定のままマスプロ電工の「SKYWALLIE mini」を北側の外壁に設置したところ、全チャンネルのアンテナレベルが60越えとなり、TOKYO MXも受信できるようになりました。