噂
- 「半分のサイズ、2倍のストーリー」(25/4/22、富士フイルム)
- 「「X half」は、ハーフサイズカメラ(35mm判フィルムの半分のサイズで撮影可能なフィルムカメラ)をモチーフにしたカメラです。当社は過去に、1963年発売の「FUJICA Half(フジカハーフ)」をはじめ、さまざまなフィルムカメラを手掛け、撮影の楽しさを提供してきました。「X half」は、フレーム切り替えレバーによるアナログな撮影体験や、フィルムライクな写真表現をデジタルで再現・進化させたカメラです。今回、本製品を写真愛好家から初めてデジタルカメラを使用される方まで幅広く愛用いただきたいという想いを込め、「X half(エックスハーフ)」と名付けました」(5/22、ニュースリリース)
主な仕様
- 有効画素数:約1774万画素 裏面照射型1インチセンサー 原色フィルター採用
- レンズ構成:5群6枚(非球面3枚)
- レンズ:10.8mm(35mm判換算:約32mm相当)F2.8
- ファインダー:逆ガリレオ式ファインダー
- 液 晶:2.4型タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター 92万ドット
- シャッター:1/2000秒〜30秒
- 記録媒体:SDメモリーカード(UHS-I), Jpegのみ
- 電 源:NP-W126S 1260mAh
- 外形寸法:105.8 x 64.3 x 45.8 mm
- 質 量:約240g(バッテリー、 メモリーカード含む)
- 画角は写ルンですと同じ32mm
- 光学ファインダー使用時は最大880枚の撮影が可能。バッテリー残量を気にすることなく撮影に没頭できる
基本情報
- 製品名: X half
- 希望小売価格: オープン価格、初値106,920円(マップカメラ)、米富士サイトで$1,349(19万)、B&Hで$849(12万)
- 発売日:2025年6月28日
- ボディカラー:ブラック、シルバー、チャコールシルバー
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マップカメラではチャコールシルバーが一番人気です(6/17) |
外観
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昭和世代には懐かしい機能が盛り沢山! |
- 撮影と撮影の間に「フレーム切り替えレバー」を引くことで、2枚の縦構図の写真を組み合わせた組写真を簡単に作れる「2in1」機能を搭載。動画と動画、静止画と動画の組み合わせでも組写真を作ることができます。
- 「ライトリーク/ハレーション/期限切れフィルム」の3種と、写真全体に自然な粒状感を加えるフィルム調の「グレイン・エフェクト」フィルターを搭載。
- フィルム写真のように、静止画/動画の画面右下に撮影した日付のスタンプを付与できます。
フイルムカメラモード
「X half」向けに新たに開発した「フィルムカメラモード」では、あらかじめ設定した撮影枚数を撮り切った後にのみ撮影した画像を確認できます。- 縦長液晶で好みのフィルムシミュレーションをスワイプして選ぶ
- 中央の液晶を下にスワイプする
- 「フィルムカメラモード」をタップ
- 撮影枚数を36枚、54枚、72枚から選ぶ ※日付入り撮影と撮影モードは後からも変更可能
- 「始める」をタップ
撮影はOVFのみ。シャッターボタンを押した後、カメラ上部の「フレーム切り替えレバー」を引くことで、次のシャッターを押すことができます。設定した枚数を撮影した後、専用アプリ「X half」に撮影データを転送し、デジタル現像を行うことで初めて、アプリ上で撮影画像を確認・編集・共有できるようになります。(デジタル現像後にコンタクトシートも同時に保存されます)
スマホプリンター“チェキ”「instax Link」シリーズでのプリントや「X half」の写真表現に適したプリント商材の注文も可能です。
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更新履歴
- 2024/3、「デジタルカメラは高機能から体験型に変わるのか」の記事公開
- 今後は体験型へシフト?:
- 2024年4月、写真界隈ではカメラメーカーよる高機能路線の新製品ラッシュを続けた結果、ライカや富士フイルムなどのアナログなデジタルカメラへの注目が集まっています。ペタピクセルの3人衆は、この流行について「sexyなカメラ」の必要性を説いていました。
- しかしながらX100VIはいま転売目的で買い占められているらしい。これはどうしたものか。Fuji Rumorsは富士フイルムUKのマネージャー、アンドレアス・ゲオルヒアデス氏とのインタビューを公開。
- 富士フイルムのカメラは、X100だけでなく、X-T30とX-T5も人気が高まっている。X100VIの生産を増やしたが、需要は富士フイルムが予想していたよりもはるかに大きい。現在の生産量は15,000台/月。現在、富士フイルムは生産量を増やす方法を検討しています。生産の増加は、今から4〜5ヶ月後(2024年夏頃)に達成される予定とのこと。(24/4/4、Fuji Rumors)
- コンデジブーム:
- 以前からZ世代のコンデジブームがあります。SNSなどのシェア文化と、非デジタルへの関心は一時的なものと考えていましたが、ますます盛り上がっているみたいです。 「これはどういうことなんだろう」と数日考えていましたが、、、 これはつまり。人類は大なり小なり体験型の製品を欲し始めているのではないか。それならPEN E-P7やOM-D E-M10 Mark IVが「品薄」になっているのも納得できます。単純に、メカシャッターボタンを押して撮影するのは楽しいですし。あとはMFレンズを装着したら珠玉のアナログカメラの完成です。
- デジタルカメラ市場においては、手頃な価格帯で体験型サービスを提供できるカメラメーカーが注目を集めることになる。若い人の感性というのは本当に鋭いですから、今夏に予定されているPENTAXの新しいフィルムカメラというのは成功しそう。
- 一方で、このようなニーズに対応できないカメラメーカーは競争力を失いやすくなる。OMやLUMIXは、どちらかというとソニーと同じように全自動かつ高機能路線へ突き進んでいます。体験型を求める声がどのくらいの比率になるか。商品がなければ他社へ行くだけですから、少なくともエントリー機の量産体制の見直しが求められるのではないか。
- その他の状況:
- 2017年11月、アップル、イメージセンサー関連の新興企業買収 カメラモジュールを薄型化 | 日刊工業新聞
- 2022年12月、アップルのクックCEOがソニーを視察--吉田CEO「イメージセンサーの重要なパートナー」 | CNET Japan
- 2023年11月、Apple、iPhoneのカメラセンサー設計を社内に導入することを検討との噂 | ai
- 2024年2月、TSMC 熊本工場の量産、今年末前の開始強調 | フォーカス台湾
- 2024年10月、TSMC 熊本工場の量産、今年末前の開始強調 | フォーカス台湾
- 2024年11月、ソニー、新型センサー支え4~9月純利益37%増 iPhone採用奏功 | 日本経済新聞
- 2024年11月、Apple、 Apple、画像編集アプリのPixelmatorを買収 | ITmedia NEWS
- 25/4/22、富士フイルムはYouTube公式サイトに新製品のティザー動画を公開しました。
- 「情報筋によると、富士フイルム X-Half の価格は約 700 ドルに設定されました」(25/4/25、Fujirumors)
- 「富士フイルムのX-Halfには、約10mmのレンズとf/2.8の絞りが搭載される予定です」(4/29、Fujirumors)
- 「Fujifilm X-Half には、一定枚数の写真 (たとえば 36 枚) に達するまで設定を変更したり写真を表示したりできないモードがあります」(25/4/29、Fujirumors)
- 「FujiRumors は新しい画像を見ることができます。名前は確かに「Fujifilm X Half」で、レンズは10.8mm f/2.8レンズになることがわかります」(5/5、Fujirumors
- 25/5/5、FujirumorsはX-Half(仮)のより鮮明な画像を公開しました。噂によると、富士フイルムの「X-Half」はユニークな撮影モードが搭載されています。このモードを有効にすると、設定の変更や撮影画像の確認(再生)ができなくなり、一定枚数(たとえば36枚)を撮り終えるまでは操作を制限されます。
25/4/29、今回新しく公開されたブラックカラーのX-Halfの製品画像です。レンズの根元に「A(Auto)」とF2.8〜F11までの機械式絞りリングがあります。天面構えて左には筆記体で「Xhalf」という文字があり、小さなライカカメラのようでもあります。
- 「ビデオブログを見ていたら、富士フイルムのハーフサイズデジタルカメラのプレビューが見れました🫢」(5/13、Threads)
- 25/5/13、シルバーカラーのX-Halfは、至高のフィルムカメラ「CONTAX T2」を思い起こさせるようなデザインです。 すごく小さい!
- 5/22、富士フイルムはXシリーズの最新モデルとして、240gの軽量ボディでフィルムライクな写真表現を楽しめるコンパクトデジタルカメラ「X half」を正式発表しました。