定期的に最大50%の半額セールがあるので、次回はいつ頃になるか調べてみました。
ダウンロード
- 新規:¥15,900
- アップグレード:¥9,900
リリース日
- 2021年4月14日、「DxO PureRAW」
- 2022年3月16日、「DxO PureRAW 2」
- 2023年3月15日、「DxO PureRAW 3」
- 2023年11月8日、「DxO PureRAW 3.7」
- 2024年3月5日、「DxO PureRAW 4」
- 2024年3月12日、「DxO PureRAW 4.0.1」
- 2024年4月16日、「DxO PureRAW 4.1」
リリース計画
バグが直らないケース
- ~/Library/DxO_Labs/DxO\ PureRAW\ 4/Modules にある CAFListX.db を別の場所に移動してPureRAW を再起動する
- ApplicationsをFinderで開き、PureRAWを削除して再インストールする
セールの歴史
- なんとか記念は3割引
- Black Fridayで半額になったのは過去1回
- 12月は3割引だがDxOソフト2つを購入する必要あり
セール期間 |
コメント |
通常価格 |
セール価格 |
2021年8月16日〜31日 |
EISA AWARD受賞記念 |
¥12,900 |
¥8,998 |
2021年11月21日〜29日 |
Black Friday |
¥12,900 |
¥6,450 |
2021年12月8日〜31日 |
Holiday Season |
¥12,900 |
¥8,998 |
2022年11月21日〜28日 |
Black Friday |
¥13,900 |
¥10,500 |
2022年12月20日〜31日 |
Holiday Magic |
¥13,900 |
¥9,730 |
2023年11月20日〜27日 |
Black Friday |
¥14,900 |
¥10,500 |
2024年 |
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¥15,900 |
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DxO PureRAW とは
デジタルカメラでRAW形式を指定して撮影すると、撮影時の情報を保持した状態で無加工のまま記録されます。数年前まではRAW現像ソフトを使って手動で調整をしなければ、そのデータを最大限に引き出すことはできませんでした。DxO
PureRAWは、AI技術を活用してノイズリダクション、色補正、レンズの歪み補正などを自動的に最適化することで、専門知識がなくても簡単に高画質な写真を得ることができます。
具体的には以下のような特徴があります。
- あらゆる RAW ファイルの画質を大幅に向上できる
- ISO
2.53 ストップ以上に相当するノイズ除去が可能 - 旧式のカメラで撮影された写真でも、さらなるシャープネスとディテールを実現する
- 業界最高レベルのレンズ補正に対応
- Adobe Lightroom Classic と円滑に連携できる※
- ワンクリックの簡単なスマートワークフローと画像キューに対応する
※Pixelmater Proなど他のRAW現像ソフトに渡せるように設定できます。
処理速度
- DeepPRIME XD2
- Apple Neural Engine: 9.96秒
- GPU Apple M2: 23.73秒
- DeepPRIME:10秒
- DeepPRIME XD:34秒
OMAIと比較
OM Workspace v2.3.1のAIノイズリダクション機能と比較してみました。基本デフォルトで、以下の設定をして現像しました。- OM Workspace:シャープネス+1、AI 解像度優先モード、強度:標準
- PureRAW 4:シャープネス標準
PureRAW 4は、羽毛の細部まで鮮明に仕上がる。これはDxO独自のレンズソフトネス補正テクノロジーによるもの。最新のアルゴリズムの改善により、コントラストの高い細部でのリンギング効果が少なく、以前よりも鮮明な画像が得られます。
カワセミの背中の色はOMWSの結果が正確です。PureRAW 4の全てのオプションをオフにしても結果は変わらず。Finderのプレビュー結果とほぼ同じ描写のため、インポート時にAppleネイティブのCamera RAWエンジンをベースに処理をしていると思われる。
高度メニュー
- 輝度ノイズ処理(デフォルト40)
- ディテール強制(デフォルト0)
良い点
悪い点
「DxO PureRAW の基本方針は、RAW ファイルを前処理することで最高画質を実現することです。
RAW 形式を扱う事で、画像処理ワークフローの初期段階で、センサーから受信した信号のできるだけ近くで、最もシンプルで効率的なモデルで介入することを可能にし、このモデルは当社のラボとエンジニアによるキャリブレーションによってサポートされています。このように制御されたパラメーターの組み合わせのおかげで、私たちは処理の結果に大きな影響を与えることが可能になります。
RGB 画像(JPEG、TIFF、リニア DNG)の場合、ノイズ除去は画像処理の後半で行われ、すでに様々な補正やパラメータ(デモザイキングやカメラ本体によるノイズ除去、JPEG 圧縮など)が行われた後になります」
PR3とPR4の比較
関連記事
更新履歴
- HQ(高画質): 効果的で処理速度の速い DxO の標準方式です。
- PRIME: ディテールとノイズを正確に区別するために画像を深く分析します。 これにより、ディテールとカラーを保持した画像を取得できます。 この方式で は、画像の量、サイズ、コンピューターの性能に応じて分析と計算が集約され るため、画像の最適化により長い時間がかかります。
- DeepPRIME: 人工知能と深層学習 (ディープラーニング) に基づくこのテクノ ロジーは、画像の分析、デモザイキング、ノイズ処理をさらに深く掘り下げ、 カメラの限界を広げるすばらしい結果を実現します。 古いカメラで撮影された 写真や初期のデジタル写真に、新しい息吹を吹き込むこともできます。 DeepPRIME でも分析と計算が集約されるため、グラフィックカードのパワー の一部が使用されます。
- (V3.0新機能)DeepPRIME XD: DeepPRIME の進化系であるこのモードでは、同テクノロジ ーの優れたノイズ除去はそのままに、画像のさらに微細なディテールを引き出すことができます。
- (V3.7新機能)PureRAW 内から Lightroom コレクションを管理: あらゆるコレクションセットで任意のコレクションに画像を追加、新しいコレクションを作成、または既存のコレクション内で画像を処理します。
- Apple M2 SiliconのGPU処理時間は以下の通りです。PureRAW3は、PureRAW2と同じスピードでした。初代PureRAWは従来比で4倍遅かったので十分な処理速度です。
- DeepPRIME:10秒
- DeepPRIME XD:34秒
- レンズシャープネス:
既定では [標準] に設定 (DxO PhotoLab
のグローバルスライダーの「+1」で実行される補正と同等です)。または、[ソフト]、[強]、[ハード](DxO
PhotoLabで-1、+2、および +3 に対応します)も選択できます。
レンズシャープネスは、画像のシャープネス、および画像中央部とエッジ部のシャープネスの均一性を向上します。
- ヴィネット: 画像の周縁部が暗くなる現象を補正します。
- 色収差: 強いコントラストを受けた輪郭のカラーフリンジを削除します。
- 歪曲収差: 歪曲した直線を補正します。 この処理では、画像のクロップレベルを3つのオプションから選択できる。
- オリジナルのアスペクト比にクロップされた画像: オリジナルの画像のアスペクト比を維持しながら、画像をクロップします。 ディストーション補正によるブリードは見えなくなる
- 最大矩形: オリジナルの画像のアスペクト比に関わらず画像がクロップされ、ブリードが削除される
- 画像領域全体: 画像はクロップされず、ブリードを保持する。ブリードは黒色でエッジ部に表示されます。 このオプションを使用すると、普段お使いの画像処理プログラムでクロップを行うことができる
- 出力形式を選択する: 処理済み画像の出力形式は、画像の利用方法に応じて選択します。 出力形式は 3つのオプションから選択できる。3 つのオプションをすべて選択して、異なる形式の画像を同時に作成することもできる。
- DNG: リニア DNG ファイルを生成します。 リニア DNG ファイルでは元のRAW ファイルの特長と可逆性が保持されるため、Lightroom ClassicCamera Raw などのサードパーティープログラムで処理を続けることができます。
- JPG: すぐに使用または配布できる JPEG ファイルを生成します。 この形式では、スライダーを使って圧縮 (つまり、出力ファイルの品質) を調整できます。
既定では「90」に設定されています (10~100 で調整可能)。 - TIFF: Photoshop などのアプリケーションでレタッチ作業ができる高品質のTIFF ファイルを生成します。 この形式では、次のオプションのいずれかを選択
できます。 - 8 ビット: ボリュームの小さな TIFF ファイルを生成します。
- 8 ビット圧縮: 保存スペースを節約できるように圧縮された TIFF ファイル
- 16 ビット: 最高品質のファイルを生成します。他の補正やレタッチを行うことができますが、DNG の柔軟性と可逆性はありません。
- PR3現像テスト結果
E-M1MarkII OLYMPUS M.17mm F1.2 at 1/5 F1.2 ISO400 +1EV |
E-M1MarkII LEICA DG SUMMILUX 25/F1.4 II at 1/200 F1.4 ISO200 +2.3EV |
E-M1MarkII OLYMPUS M.12-40mm F2.8 at 1/6 F2.8 ISO800 -0.3EV |
OM-D E-M1 LEICA D SUMMILUX 25mm F1.4 at 1/40 F1.4 ISO200 +0.3EV |
- PureRAW 2はシャープネスが強すぎたのと、現像すると色味が変わってしまったので購入を躊躇っていました。
- PureRAW 3のシャープネス「標準」は、より自然に現像できるようになった印象です。前バージョンはDxOフォーラムで「シャープネスが効きすぎている」という報告があり、バグだった可能性もあります。
- また、TIFF出力すれば色味が変わらなくなったように見えたが、実際に並べると従来通りでした。この点は、OM Workspaceの仕上げの方が好みです。
- E-M1の暖簾の写真は、暗部が明るく持ち上がる階調オートが適用されたような仕上がりになりました。これはヴィネットが効果的に作用した例です。
色収差の写真はあまり抑制効果を実感できなかったので未掲載です。→軸上色収差を補正する機能と勘違いしていました。
- 今回は特にE-M1 Mark IIの夜景や野鳥を撮影したRAWデータに「DeepPRIME」や「DeepPRIME XD」を適用すると、フルサイズのようなノイズのない写真に生まれ変わることに感動しました。
- DxO PhotoLab 6だけの特別な機能「DeepPRIME XD」が遂にPureRAW 3に降りてきました。そして、DxO PhotoLab 6の「DeepPRIME XD」よりも進化している。処理画像を見ると、本当に画像の微細なディテールを生み出しています。
- XD は Extra Detail (エキストラディテール) の略です。一体どのようなロジックで実現しているのか。DxO Labが導き出した答えは、学習時の期待値として欠陥のない画像を用意し、学習時の入力として補正が必要な欠陥をシミュレートする。
- DxO Labには、低品質の組み込み式からハイエンドの撮像センサーまであらゆるデジタルカメラで、ISO感度や露出を変えて何度も同じテストシーンを撮影した何千枚ものRAW画像があります。この数十万枚の画像をトレーニングデータとして機械学習に活用することで、「DeepPRIME XD」を実現しているとのことです。