2025年8月29日金曜日 更新:

iOS18: OI.ShareのGPSロガー機能を有効にする

8/29、OI.Shareに10台までカメラを登録できるようになりました。

ダウンロード

 
最新の OI.Share(v1.4)では 、アプリに登録できるカメラの台数が、従来の1台から10台に増えました。  

GPSロガー機能(位置情報付与) 

OMカメラのリモコンや写真転送がメインのアプリですが、GPSロガー機能を使用することができます。iPhoneに搭載されているGPS精度の目安は以下の記事を参照してください。
 

 
事前準備 
 
OI.Shareアプリの初回起動時に、以下の項目をすべて「許可」します。GPSログを記録する前に一度点検しておくと安心です。 
  • 設定>プライバシーとセキュリティ>位置情報サービス
  • OI.Share>このアプリの使用中、正確な位置情報: ON
  • モーションとフィットネス>フィットネストラッキング: ON、OI.Share: ON

 

GPSロガー設定(初回のみ) 

  1. OI.Share アプリをタップ
  2. 右上の歯車をタップ
  3. 位置情報付与をタップ
  4. 地図のタイプ:航空写真
  5. 標高/水深グリッド:50mm(デフォルト)
  6. ログ記録中の通知>通知しない 
  7. 完了をタップ 

省電力モード設定

  1. iPhone の設定>プライバシーとセキュリティ>位置情報サービスへ移動します
  2. システムサービス>製品の品質向上(iPhone解析、位置情報の精度を改善、経路と交通情報、”マップ”の改善)をすべてOFFにする   
  3. コントロールセンターを開く
  4. 何も無いところを長押し
  5. 「コントロールを追加」をタップ 
  6. 「省電力モード」 「ダークモード」「機内モード」をタップ
横一列に並べると設定漏れを減らせます。更に集中モード(睡眠: 通知OFF)オンと明るさを最小にすれば完璧です

下図は、iPhone16を使って「省電力モード + OI.Shareの位置情報付与 ON」にした状態で、机の上で8時間放置した時のバッテリーレベルの推移です。バッテリーの消費はわずか 13%(91% → 78%)、1時間あたりの消費は 約1.625% でした。単純計算すると約61時間半まで記録できる可能性があります。

※後日、実際に登山をした時のバッテリーレベルの推移を掲載します。
 
    

登山/トレーニング開始時 

  1. コントロールセンターの「機内モード」「省電力モード」 「ダークモード」「集中モード(睡眠)」をタップ
  2. OI.Share アプリをタップ
  3. 「位置情報付与」をON
  4. 「位置情報付与」をOFF
  5. 「停止して保存」が表示される>キャンセルをタップ

手順4で何も表示されない場合は、GPSロガー機能が正しく動作していません。我が家の場合は、事前準備を点検しましたが改善せず。OI.Shareの歯車メニューからカメラの登録を一旦削除したところ問題が改善されました。 
 

登山/トレーニング終了時 

  1. 「位置情報付与」をOFF
  2. 「停止して保存」をタップ
  3. 情報の編集が表示されるので、ログ1をタップ
  4. 登山/トレーニングの内容に更新して「完了」をタップ 


(機種限定機能)撮影しながら位置情報を追加

スマートフォンで「位置情報付与」をONにしたあと、対応機種でBluetooth接続すると、撮影しながら同時に位置情報が付与される。カメラを接続するときは「機内モード」をOFFにします。  
  • 対応機種:OM-1 Mark II、OM-1、OM-3、OM-5 Mark II、OM-5 
  
 

更新履歴

  • 2013/12/27、 「OM-D E-M1の内蔵Wi-Fi仕様とOLYMPUS Image Shareで出来ること」の記事公開
  • OM-D E−M1に搭載されている内蔵Wi-Fi仕様と無償のOI.Shareアプリが何気に凄いと思うのでご紹介します。




  • OM-D E-M1の内蔵Wi-Fi仕様: 
  • 対応規格: IEEE802.11b/g/n
  • 接続方式: Infrastructure
  • セキュリティ: WPA Personal
  • SSID:E-M1-P-製造番号(固定)
  • パスフレーズ:8桁(固定)セットアップメニュー/Wi-Fi設定/プライベート接続パスワード設定に入り、録画ボタンで自動生成できる。ここで、自分の好きな数字が出るまで繰り返す。
  • Wi-Fi接続手順: 
  1. カスタムメニュー/K.その他/タッチパネル設定:ON
  2. 画面左上の[Wi-Fi]マークをタッチ
  3. スマートフォンのWi-FiをON
  4. (初回のみ)スマートフォンのWi-Fi設定でSSID:E-M1-P-”製造番号”をタッチ
  5. (初回のみ)パスフレーズを入力。チェックマークが付けば接続完了
  6. スマートフォン専用アプリ「OLYMPUS Image Share(OI.Share)」 を起動する。他のWi-Fiに接続中の場合はNo.4の操作で切り替えが必要。PC/Macから接続する場合はブラウザのアドレス欄に以下のURLを入力する

    URL:http://oishare/DCIM/

  • OLYMPUS Image Shareで出来ること(ver.2.1.1)
  • リモコン
  • 撮影モード(P/A/S/M/iAUTO)の切り替え
  • シャッタースピード、絞り値、露出補正の変更
  • ライブバルブ、ライブタイム撮影 (撮影モードManualでシャッタータッチで選択)
  • タッチシャッター、タッチフォーカス
  • 単写、連写H、連写Lの切り替え
  • タイマーシャッター (^^♪ オススメ!
  • 画面左右反転
  • タイマー音声(設定手順は、OI.Shareアプリのホーム画面右上の歯車アイコンタッチ→リモコン/タイマー音声でC1に録音後、リモコンのタイマーシャッター選択/音声マークをタッチして音声オフ→オン→C1に切り替える。我が家では子供達の声で「はい、チーズ」を設定してます。)
  • 写真加工
  • カメラロールの写真にアートフィルターを設定
  • 手書きサイン、写真サイン、テキストサインの挿入
  • OM-D、Olympus PEN、E-System、STYLUSマークの挿入 (^^♪ オススメ!
  • フォトストーリー 加工(フォトストーリーで撮影した写真のみ)
  • 位置情報付与
  • GPSロガー機能!(^^♪ オススメ!
  • 撮影した写真に位置情報を付与できる
  • 以上です。カメラの内蔵Wi-Fiは一度経験してしまうと手放せない機能の1つだと思います。今後発売されるデジタル一眼カメラにWi-Fiが搭載されるのは、当たり前になるでしょうね。