2025年6月17日火曜日 更新:

アウトドアの“感動”を 思いのままに。 OM-5 Mark II の噂

25/6/17、OMDSは新製品「OM-5 Mark II」を発表しました。
 

  • OM-5 はアウトドア愛好家を対象としていますが、軽量化を求める人向けです。例えば山では、何よりも安全が優先されます」(25/3/7、phototrend) 
  • 「OM SYSTEM OM-5」ボディのみ、レンズキット全て生産完了となりました。新品で買えるラストチャンスです!」(25/5/26、マップカメラ
  • OM-5 の三脚マウントは 多少議論の余地 がありますが、OM Systems によれば II でも変更はないとのことです」(25/6/17、DPReview) 

 

  

いつ?

  • 2012年03月 E-M5
  • 2015年02月 E-M5 Mark II
  • 2019年11月 E-M5 Mark III
  • 2022年11月 OM-5
  • 2025年7月下旬 OM-5 Mark II
OM SYSTEMのアウトドア向けカメラの製品マップより
  

主な仕様

   :進化
   OM-5と同じ
上位機:OM-3
  • 有効画素数2,037万画素
  • 画像処理TruePic IX
  • 防滴処理防塵防滴構造 IP53
  • 手ぶれ補正中央6.5段、周辺5.5段 シンクロ中央7.5、周辺6.5 
  • ファインダー有機EL 約236万ドット、約1.23倍
  • 液  晶3.0型2軸可動式液晶 約104万ドット
  • シャッターメカ 1/8000〜60秒、電子 1/32000〜60秒
  • 連  写電子 連写H 30コマ/秒、連写L 10コマ/秒、カスタムターゲット4種類
  • 動  画4K30p、SDカード容量まで記録可能(最大29分の制限なし) OM-Cinema1/OM-Cinema2
  • 記録媒体SDカード UHS-II
  • 電  源BLS-50、1210mAh USB-C
  • 外形寸法:約125.3mm(W)× 85.2mm(H)× 52.0mm(D)
  • 質  量418g(バッテリー、SDカード含む)

 

基本情報 

  • 製品名:OM SYSTEM OM-5 Mark II
  • 希望小売価格:オープン価格、プラチナ会員価格で156,420円(税込)
  • 発売日:2025年7月下旬 
  • 取扱説明書日本語
  • カタログPDF 

 

外観

5シリーズは、一貫してフィルム一眼レフの名機OM-1のデルタカットを踏襲しつつ、「小型軽量」、「防塵・防滴」、「耐低温性能(-10℃)」を特長に持つカメラです。
OM-5 Mark II シルバー


OM-5 Mark IIブラック



 
新色「サンドベージュ」

 
 

ベージュあるある

アウトドアウェアでベージュは人気色ですが、たまに肌の色に近い薄いベージュの商品があります。その色のパンツを買うと遠目からは何も履いていない変態男のように見えるので注意が必要です。

 
 

EU問題その後

昨年から心配されていたEU問題(本体にUSB Type-Cポートを搭載する義務)の対象は新規にEU市場に投入される製品のみ。既にEU市場に流通している製品(在庫品)については販売可能でした。OM-5だけでなく、売れ筋のPEN E-P7や、テイラー・スウィフトさん愛用のOM-D E-M10 Mark IVなどがまだMicro-B USBポートを採用しているが、2025年春に「OM SYSTEM OM-3」、2025年夏にOM-5IIが追加されました。
 

給電できない問題

OM-5 Mark IIはUSB標準給電(5V/1.5A)のみ対応しています。USB PD給電は非対応です。

  • 本体内のバッテリーを外した状態では給電不可
  • 本体内の発熱状況によって給電が制限される場合あり
  • モバイルバッテリーは「PD専用」「USB-C専用」などの表記がある場合は購入を避ける!
  • かならず「5V/2.4A」、「USB-Aポート出力」の記載があるタイプを使用する 

5V/2.4A出力のモバイルバッテリーであれば、電圧低下に強く、余裕をもって5V/1.5Aを安定供給できます。撮影時間は少なくとも2倍〜3倍以上に延びるため、長時間タイムラプス、星景写真撮影などで安心して運用できます。

 

 

更新履歴

  • 24/2/23、「噂: OM-5 Mark II の発売までXX日」の記事公開
  • 登山好きの友人からミラーレス一眼の購入相談を受けると、OM-5が最終候補に残ることがあります。
  • 私がまず最初に提案するのは価格COMのランキング上位にあるカメラです。今だとZf、X-T5、α7CIIですね。ところが金額を聞いて「いや、そこまでは」とブレーキがかかります。ああ山で落としたりぶつけたりするかもしれないもんね。
  • ならばGRIIIやX100といった高級コンデジは如何でしょうと提案すると、「それはレンズ交換できないでしょ」と返される。ああそうでした。
  • えっ、じゃあどんなカメラがいいの?と聞くと、昔ながらのカメラの形をしていて、そのカメラ(PROグリップを付けたGM1です)ぐらい小さなカメラがいいと。
  • ここで、OM-5って結構いいところを抑えているんだなと気づきます。
  • そうでした、私も一目惚れした一人でした。私は ORIGIN に戻らないといけません。
  • 予定している新製品はこれだけではありません。弊社はアウトドア領域に注力するメッセージを一番最初に説明させていただきましたが、それに沿った製品を準備しておりますのでお待ちいただければと思います」(24/2/23、開発者クロストーク
  • 春のハイキング、芽吹く花々、渡り鳥や再び姿を現す野生動物を撮影するために、軽量で天候に左右されないキットが必要ですか?コンパクトなOM-5と10.7倍ズームレンズがセットになったお得なセットです」(24/4/30、USメルマガ
  • 対象のミラーレス一眼カメラ、およびミラーレス一眼カメラ用交換レンズをお買い上げいただいたお客さまを対象に、1 商品あたり最大 40,000 円分の VISA ギフトカードをプレゼントする『冬景色堪能キャンペーン』を 2024 年 11 月 1 日(金)より実施します」(24/10/30、OMデジタルソリューションズ
  • EU問題があるので1年前倒しで発売する必要があります。CP+のOMブースで将来のカメラ談義をしたとき、特に話題を振った訳ではないのですが、開発者の方はこの問題を気にされてました。OM-5のマイナーチェンジでしょうか。EUへの出荷分だけUSB-C充電器を同梱してお茶を濁して、2025年秋にこれまでの問題点を全て解決した「OM-5 Mark II」を出して欲しい気もする。
  • 欧州連合官報によると、USB-C充電器の同梱は移行期の暫定的な対応として想定されているもので、スマートフォン、タブレット、デジタルカメラなどのポータブル機器の本体に充電可能なUSB Type-Cポートを搭載しなければならない期限は2024年12月28日でした。(参考:ラップトップPCの期限は2026年4月28日まで)
  • 24/10/30、OM SYSTEMより「冬景色堪能キャンペーン」が発表されました。OM-5はキャッシュバック対象製品でありながら応募期間は2025年1月末まで。
  • 対象購入期間:2024年11月1日(金)~ 2025年1月15日(水)
  • 応募期間:2024年11月15日(金)~ 2025年1月29日(水)
  • 個人的な予想ですが、Micro-B USB搭載製品は2025年1月末までは在庫で凌ぎ、2025年2月からUSB-Cに対応した「OM-5 Mark II」「E-M10 V」「PEN E-P8」を新規投入するのではないでしょうか。ただし、「E-M10 V」「PEN E-P8」は、今回冬のキャンペーン対象外であるため、年内に欧州限定で先行リリースすることはあり得る
  •  OM-5 Mark II 予想1 →OM-3でした
  • OM-1センサー?  
  • USB-C搭載&USB-PD対応? 
  • 新メニュー? 
  • 2025年1月30日発表?
  • OM-5 Mark II 予想2
  • E-M1 Mark IIIセンサー?
  • USB-C搭載(USB-PD非対応)?
  • 旧メニュー?
  • 2025年1月30日発表?
  • 色々とお忙しいでしょうから、見た目は変わらないような気がしてきた。 
  • 25/3/7、5シリーズはこのまま消えてしまうのか不安視されていましたが、OMDSはOMシリーズの製品マップを公開しました。噂レベルの情報源にもOM-5の後継機に関する具体的な記述は見当たりません。現時点では後継機の計画は未知数と言わざるを得ない状況です。
  • I got a rumor saying OM Digital will announce a new OM camera at the BH BildExpo event. This would mean we would get it on June 17」(25/5/27、43Rumors)  
  • 25/5/27、43Rumorsは6月のB&Hのイベントで新しいOMカメラが発表される情報を入手しました。
  • 25/6/2、B&Hゲストスピーカーの中に、OMアンバサダーでお馴染みのピーター・バウムガルテン氏の名前が。 写真のカメラはOM-3ではなくOM-5です。もしやボディ正面右下に「II」のラベルがあるのかと思ったが、別のウェブサイトに同時期に撮影されたであろう別カットあり。2024年2月とあるので、これはOM-5ですね。 





  • 非常に信頼できる情報筋から、OMが6月17日に新型カメラ(おそらく OM5 の後継機)を発売する予定だと聞きました。また、新型カメラには積層型センサーが搭載されるとも聞いています」(6/3、43Rumors
  •  OM-5の後継機に積層型センサーが搭載されるということは、、、これが事実であれば、OM SYSTEMにとって非常に大きな意味を持ちます。プラ外装、バッファ容量など、OM-1/OM-3との差別化があると予想されますが、羊の皮を被った玄人好みのカメラとなるポテンシャルを秘めている。どこまで上位機に近づけてくるのか楽しみです。
  •  「2つの情報源から、6月17日に発表される予定の新しいOM-5IIにはあまり期待しないほうがいいと聞きました。どうやら、これは 現行のOM-5カメラ に対するごくわずかな改良版のようです」(25/6/9、43Rumors) 
  • 25/6/10、43RumorsはOM-5IIの最初のリーク画像を公開しました。 
  • 一見したところ、現行のOM-5と比べて見た目上の変更点はごくわずかです。ダイヤルとシャッターボタンはシルバーからブラックに変わり、本体上部には「OM-5II」の文字が入っています。私の理解では、スペックはOM-5とほぼ同じで、5軸シンクロ手ぶれ補正や、より精密な手ぶれ補正、そしておそらくソフトウェア機能の追加など、いくつかの細かい変更が加えられているようです」(25/6/10、43Rumors
     


  • OM-5のロゴ周りの形状が随分スッキリしましたね!ということはペンタ部が金属になって帰ってくるのでしょうか。それともS9の「チタンゴールド」のような3層塗装?モードダイヤルなど右手側のすべてのダイヤルが黒に統一されました。文字は白一色になり、正直かっこいいです。 
    初代OM-5

  • OM-5IIのスペックの一部がリークされました。「クロスタイプ位相差AF(121点)」とあるためOM-5と同じセンサーです。注目の新メニューか。USB-Cか。電源、質量などの仕様は意図的に隠していそうですね。 (6/12、43Rumors) 
  • 新しいOM-5IIは、ディーラーの注文ページに新しいカラーオプション「ベージュ」があります。「黒」と「銀」のオプションもあります。価格はOM-5とほぼ同じです」(25/6/16、43Rumors)。ボディカラーはベージュが加わるようです。 
    こんな感じ??(;・∀・)
  • 6/16、MFTフォーラムでOM-5IIの同梱品を見た人がUSB-Cケーブルを確認したそうです。ああよかった(笑)
  • 懸念事項:
  1. EU問題(USB-C)
  2. PD問題(三脚ねじ部プラ問題)
  3. 軍艦部プラ問題
  4. OM-1とメニュー違うよ問題 
  5. バッテリー容量少ないよ問題 (給電対応で回避?)PD給電は不可
  6. ライブGND載らないよ問題(機能限定版で回避?)
  7. 横グリップ装着後バッテリー交換できないよ問題(サードパーティ製品で回避?) 
  8. ロゴ問題
  • OM-5のアウトドアでの使用で気になる問題点を挙げてみました。これを全部を解決していたら気持ちよく友人におすすめできるし、自分も買いたいなと思います。現時点では、1〜2までは確実に改善されると予想。2と7は別問題で、横グリップはPROレンズ専用で常に装着したい訳ではありません。しょうがないと我慢できるのは6〜8くらい。
  • USB-Cのみ更新の場合の対策案:
  • 2と7が改善されない場合は、「Haoge HG-OM5 | Amazon ¥5,999 税込」の後継が発売されたら購入する
  • 3はおそらく同時発売される「3Mラッピングフィルム」で包む
  • 4は違いを楽しむ!!
  • 5はモバイルバッテリーで運用する 
  • 6は必ずJPEG + RAWで撮影しておいて気になる写真のみあとで「HDR現像」する
  • 8でOLYMPUSロゴを確保する場合は黒崎ほのかさん愛用の「OM-D E-M5 Mark III」を中古で購入する
  • 4がどうなるかはメーカー次第ですが、使い勝手に直接影響を与えるのでアップデートを期待したいところです。
  • CPボタン搭載!ということは新メニューでしょうか。OM-1と同じ新メニューになりました。パチパチ👏 
  • 発売直後の国内外のSNSを眺めた印象としては、5シリーズが没個性化してつまらないと感じている人がいるようだ。