3ヶ月近く続いた43Rumorsの噂の機種は、いったい何だったのだろうか・・(・ω・;) ?
噂
- 「OM-1で採用しているCMOSセンサーのフォトダイオードの数は約8000万個ある」 (22/7/9、43デジカメ*ラボ)
- 「OM-1ジュニア的な商品を期待されているというご要望は感じています。そこは楽しみに待っていただければと思います」(22/10/26、Gizmomo freaks)
- 「(Q.高画素モデルや動画強化モデルなどは?)たとえば動画であれば手ぶれ補正や防塵防滴は絶対に活きると思っている。今までとは軸が違う商品の検討はもちろんしています」 (22/10/26、Gizmomo freaks)
- 「高画素にすれば信号を読み出す時間も画像を処理する時間も増えてしまいますから、撮影の瞬間の邪魔をしないなど、全体のバランスを観た場合、画素を増やすより、高速化する方にリソースを注力したのがOM-1です」 (22/10/27、フジヤカメラ)
- 「43Rumorsが「I am finally starting to get some “exciting” hints about OM Digital plans for 2024…」というタイトルの記事を投稿したことで、コメント欄がたいへん盛り上がっております。そこで、43Rumorsのコメント欄および噂サイト、欧米のOLYMPUSフォーラムなどの投稿で、皆さんがエキサイティングだと予想しているカメラをざっと集計してみました。高画素機:40票、PEN新型機:25票、マイナーチェンジ(OM-1のファームウェア更新、OM SYSTEMロゴに変える、OM-5のUSB-C対応など):13票」(23/12/3、43デジカメ*ラボ)
- 「野鳥撮影用として高画素機を採用した場合は、X-T5の1.4倍/2倍のデジタルテレコンが使用できることになる。これをマイクロフォーサーズで実現すると、とんでもなく魅力的なカメラに化けることになります」(23/12/3、43デジカメ*ラボ)
主な仕様
:進化- 有効画素数:4,074万画素相当?
- 画像処理:?
- ファインダー:?
- 液 晶:OM-1と同じメニュー
- シャッター:電子 1/180,000秒
- 連 写:?
- 記録媒体:?
- 電 源:OM-1と同じバッテリー
- 外径寸法:?
- 質 量:?
基本情報
- 製品名:不明
- 希望小売価格:不明
- 発売日:不明
外観
- 不明
OM-1 Junior イメージ by AI |
OM-1ジュニアとは
OM-1センサーを元に「Dual PD方式」で41MP高画素機や「Octa PD 方式」で10MPの高感度機にすることは技術的には可能です。OMDSのインタビューを額面通り受け取ると、2022年は動画機(OM-1S)を検討していたことになる。しかし、、、
写真機が人気です
2024年4月28日の価格COMランキングは以下の通りです。「Dual PD方式」を検討した上でOM-1に絞ったOMDSとは対照的に「Dual PD方式」のX-T5が人気です。なぜでしょうか
- 1位:Dual PD方式、40MP+写真機のX-T5(25万)
- 39位:Dual PD方式、40MP+動画機のX-H2(26万)
- 96位:2x2 Octa方式、X-H2S(31万)
- 38位:2x2 Octa方式、20MP OM-1 Mark II
- 45位:2x2 Octa方式、20MP OM-1 + 12-40mm F2.8 II
- 59位:2x2 Octa方式、20MP OM-1
- 81位:25MP、G9II
- 164位:25MP、GH6
高画素機のメリット
下表はX-H2とX-H2Sの比較表です。野鳥撮影用として高画素機を採用した場合は、1.4倍/2倍のデジタルテレコンが常用できることになる。これをマイクロフォーサーズで採用すると、とんでもなく魅力的なカメラに化けることになります。
製品名 |
X-H2 |
X-H2S |
センサー |
X-TRANS CMOS 5HR |
X-TRANS CMOS 5HS |
有効画素数 |
約4,020万画素 |
約2,616万画素 |
ISO |
ISO125~12800 |
ISO160~12800 |
ISO(拡張) |
ISO64~51200 |
ISO80~51200 |
電子シャッター |
1/180,000秒 |
1/32000秒 |
連写 |
電子20コマ/秒 |
電子40コマ/秒 |
価格 |
26万円 |
31万円 |
動画機はやめとけ?
AIによる分析によると、OMが動画機に注力するのはパナソニックと競合するので避けるべきとあります。また、価格COMのランキングで動画機の人気が低い理由は、動画分野でもスマートフォンの利用場面が増えているからでしょう。更新履歴
- 23/2/19、OMデジタルソリューションズは、41MPの超高画素カメラと10MPの超高感度カメラのどちらを発売すべきでしょうか
- 「どちらのカメラを発売すべきかは、目的や需要によって異なります。以下に、それぞれの特徴や用途について説明します。
41MPの超高画素カメラは、非常に高い画質を求めるプロの写真家や、大判の印刷物を作成することが必要な場合に最適です。また、広い範囲を撮影してからクロップして必要な部分を切り出すことができるため、レンズの種類を限定することなく、柔軟な撮影が可能です。
一方、10MPの高感度カメラは、ビデオ撮影に適しています。低照度下でも優れた性能を発揮し、暗い場所や夜間でも明るい映像を撮影することができます。また、動画撮影に特化しており、高品質なビデオを撮影することができます。
マイクロフォーサーズの市場や需要を分析し、どちらのカメラが需要があるかを見極めることが重要です。もし、市場がプロの写真家や高画質を求めるユーザーに需要がある場合は、41MPの超高画素カメラを発売することが適しているかもしれません。一方、ビデオ撮影に重点を置くユーザーに需要がある場合は、10MPの高感度カメラを発売することが適しているかもしれません。ライブ配信やイベントの動画撮影など、ビデオ撮影が必要なシーンで活躍することが期待されます。
また、今後の市場動向を考慮することも重要です。例えば、ビデオ撮影に重点を置くユーザー層が今後増える可能性がある場合は、10MPの動画に強い高感度カメラの需要が高まることが予想されます。そのような市場の変化にも柔軟に対応することができるよう、市場動向を常に注視して製品開発やマーケティング戦略を見直すことが重要です。
パナソニックがビデオに注力していることや、市場での競合を考慮すると、41MPの超高画素モデルを発売することが一つの選択肢となります。
ただし、カメラの性能や機能だけでなく、市場の需要や顧客ニーズにも注目する必要があります。ユーザーが実際に求めているものを提供することが、市場での競争力を高めるために重要です。
また、カメラの画素数が増えることで、画質が向上する可能性がありますが、同時にファイルサイズが大きくなり、ストレージや処理能力の問題が生じることもあります。そのため、カメラの画素数だけにこだわるのではなく、他の機能や性能もバランスよく考慮することが重要です。
マイクロフォーサーズ市場では、様々な需要や顧客ニーズが存在するため、単一の製品だけで市場を独占することは難しいです。そのため、市場の多様性や顧客ニーズに応じて、複数の製品を展開することが求められます。
また、超高画素モデルがある競合他社と差別化を図るためには、他の機能や性能に注力することも必要です。例えば、高感度性能や動画撮影機能、操作性やデザインなど、カメラに求められる様々な要素に優れた製品を提供することで、顧客のニーズに応えることができます。
したがって、マイクロフォーサーズメーカーは、市場や顧客ニーズに合わせて、複数の製品を展開し、差別化を図ることが重要です。ただし、市場での競争状況や自社の技術力や資源、財務状況などを考慮し、適切な戦略を立てる必要があります」 とのこと(23/2/19)