2022年10月26日(水)、OMDSは「OM SYSTEM OM-5」を正式発表しました。
ニュース
- 三脚マウント部が改善されました(22/10/28)
- 手持ちハイレゾショットの性能はE-M1 Mark IIIと同等(22/10/30)
- シルバーが人気?(22/11/18)
- M.90mm F3.5 Macroの対応ファームウェアがリリース(22/1/19)
主な仕様
- 有効画素数:2,037万画素
- 画像処理:TruePix IX
- 防滴処理:防塵防滴構造 IP53
- 手ぶれ補正:6.5段
- ファインダー:有機EL 約236万ドット、約1.23倍
- 液 晶:3.0型2軸可動式液晶 約104万ドット
- シャッター:メカ 1/8000〜60秒、電子 1/32000〜60秒
- 連 写:電子 連写H 30コマ/秒、連写L 10コマ/秒、カスタムターゲット4種類
- 動 画:4K30p、SDカード容量まで記録可能(最大29分の制限なし)
- 記録媒体:SDカード UHS-II シングルスロット
- 電 源:BLS-50、1210mAh
- 外径寸法:125.3 × 85.2 × 49.7 mm
- 質 量:約414g(バッテリー、SDカード含む)E-M1 Mark IIIは580g
- マイメニューおよびカメラ設定のバックアップ/ファームウェアアップデート対応
- 手持ちハイレゾショット搭載
- ライブND搭載
- 縦位置動画対応
- プロキャプチャーモード最大14コマ
基本情報
- 製品名:OM SYSTEM OM-5
- 希望小売価格:オープン価格、初値146,520円(税込)
- 発売日:2022年11月18日(金)、PROレンズキットは12月10日(土)
OM SYSTEM OM-5 12-45mm PRO レンズキット シルバー【2022年12月中旬発売予定 発売日にお渡し】|カメラのキタムラ
外観
- 「ボディカラーやボタンを落ち着いた色合いに変更している。レンズのOLYMPUSロゴもOM SYSTEMに順次変更していく。必要なレンズに対してはリニューアルすることも計画の中で考えている」とのこと(10/26、Gizmomo feaks)
登山女子向けカメラ
- 夢を諦めきれず、会社員も捨てきれず週末YouTuberになった登山女子のやぎちゃん
- フィットネストレーナーのMARiA麻莉亜さん
- YouTubeで山登りの様子や山ごはん、お気に入りの山グッズなどを配信する山下舞弓さん
- 『ヤマノススメ』の黒崎ほのかさんは「OM-D E-M5 Mark III」を選びました。
ちなみに私のコケの思い出の地というと・・
- 苔の森と天狗岳トレッキング:白駒の池周辺は私が苔にハマるきっかけとなった場所
- 東京の大自然を満喫!高尾山で苔三昧:身近な場所にも苔はたくさんあると気付いた場所
- マツコの知らない世界の「コケの世界」:苔マニアの世界を知り子供と一緒に鎌倉の「妙法寺」へ
- 最近は本上まなみさんが登山女子や苔女として有名なのだそう「苔を観察するときには水スプレーとルーペを持って行くのがおすすめです。苔に水分を与えてルーペで覗くと、ちいさなレンズの向こう側にめくるめく魅惑の世界が出現します」(2020/10/1、みんなのミシマガジン)
「鳥のさえずり、日ざしを浴びて光る葉っぱ、しっとり潤う苔、岩肌からしみ出す水、澄んだ空気…山には私の大好きなものがたくさんあります。この番組で、視聴者のみなさんとシェアできるのを楽しみにしています!」 (2022、BS朝日:そこに山があるから)BS朝日 2022年12月21日(水)放送より
いつも雨上がりの山で潤った苔の写真を撮るのが好きなのですが、水スプレーという裏技があったとは!
PD問題
- 2022年10月28日2:00(英語): 「OM SYSTEM DAY@NY」
- 2022年10月28日4:00(英語): 「OM SYSTEM DAY@NY」Q&Aセッション
しかし、残念なことに5/17に米国の「MFTフォーラム」で、日本でも6/11に「PD問題」の報告がありました。
ちょうどOMDSからアンケートが来ていたので、私からも改善要望を出しました。
EU問題
EUがUSB-Cを義務化することを決定した1日後にOM-5が発表されたため、ヨーロッパのOLYMPUSフォーラムでは多くの人がmicro-USBを採用したこと、OM-1と同じ新メニューにしなかったこと、古いバッテリーなどに失望している様子。OMDSは、2024年11月までにOM-5のマイナーアップデートが必要になりました。- 2022年10月27日23:30(スベイン語):「OM SYSTEM DAY@NY」
- 2022年10月27日23:30(ドイツ語):「OM SYSTEM DAY@NY」Q&Aセッション
この問題とUSB-PD給電に対応したOM-5が真のアウトドアカメラとなる。
Lプレート
- Koowl LB-EM5 III|Amazon
LB-EM5 III?
— 456 (@43DC_Lab) October 26, 2022
OM SYSTEM OM-5 × 木村琢磨 〜ちいさな巨人OM-5と写真を楽しむ〜 | ShaSha https://t.co/P8TvJX4OBd pic.twitter.com/ie2whDLiOk
- RRS BOEM5MKIII-L|B&H
タッチ&トライ
- 2022年10月29-30日(日本語):「OM SYSTEM PLAZA ファンイベント2022@新宿」
- 2022年10月30日(日本語):「OM SYSTEM POP UP PLAZA@大阪」
実際に見てきました♪
更新履歴
- 5/27、OM-5の噂が登場。OM-1の新型センサーを載せるのか。それとも従来型センサー+OM-1のエンジンにするのか。被写体検出はどれが載るのかそれとも載らないのか。他社に顧客を取られないようにするための戦略的発表?
口コミではOM-1の新型センサーは載らないが、小型のボディになるのではないかというのが大方の予想。技術的にもコスト的にもOM-1の新型センサーを他機種に載せるのは当分先だという意見があります。となると、ソニーセミコンダクタソリューションズの商品ラインナップにある20MP表面照射型CMOSセンサー(IMX272)でしょうか。- ソニーα1 = 78万
- キヤノン EOS R3 = 67万
- ニコン Z 9 = 63万
- 富士フイルム X-H2S = 31万
- OM SYSTEM OM-1 = 24万
- この噂が本当なら、OM-1を発売したときにOM-5はOMDS社内に存在していたことになる。「OLYMPUSのロゴをやめる可能性が高い」と匂わせていたのは確定とみてよい。
- 海外のMFTユーザーの人達からは、CP+2019で紹介された真鍮製ボティのOM-5が出て欲しいという意見が目立ちました。あのカスタムE-M5を好意的に捉えて、こういうのでいいんだよと。想いは一緒なんですね、これは確かに格好いい。
- OM-5という名前に意味があるとすれば、OM-4の後継機です。ヘリテージデザインの「ニコンZ fc」の成功事例もありますし、若いデザイナーの感性で新たに作られたもうひとつのOMシリーズが登場する可能性もあるか。
- 6/4、信ぴょう性の低い41MPセンサー搭載モデルの噂が出ました。高画素になれば発熱の問題でボディを大型化する必要がある。そうなるとOM-1Xの出番だし、冒険を謳うOM SYSTEMブランドからBOXスタイルのシネマカメラを発売するとは考えにくい。
ソニーセミコンダクタソリューションズの清水社長は「スマートフォンの静止画は2024年頃までに一眼カメラの画質を超えられる」と述べており、マイクロフォーサーズは他社の高画素機と競い合うよりも、スマートフォン向けの最新技術を取り入れていく方が親和性が高いはず。
仮に41MP(IMX492:47MPマルチアスペクトセンサー)だとすると、8K30p記録に対応したデジタルカメラということになる。- 8K30p(17:9)、8K25p(4:3)
- 8Kオーバーサンプリングで4K動画を記録できる
- 電子シャッターを備えた Exmor R tech
- 6/5、ISO感度3段分向上というOM-1を超える高感度機の噂が登場しました。
- 6/21、発表は7〜8月から9月下旬に延期されました。
- 6/24、ソニーEマウント「SEL11F18」の商品イメージを眺めていると、VLOGCAMの路線もあるような気がしてくる。OMDSのリニアPCMレコーダーのノウハウと、人物に特化したAI被写体認識AFを投入したOM-5という時代の流れを見ることになるか。
いや、まさかね・・
価格COMの人気売れ筋ランキングでは、ソニー VLOGCAM ZV-E10ボディが現在3位と独走中。LUMIX DC-G100K 標準ズームレンズキットが91位(6/3調べ、価格COM)
VLOGCAMは、テレビやSNSで芸能人やティックトッカーが使用する機会が増えるため、自然と露出が増えて自社の宣伝になるメリットがある。元々、外観デザインには定評のあるOMDSです。OM-5とPENの大小2つの”テレビ映えする”VLOGCAMを出すべきではないか。
- 6/30、OM-1と同じ最新型CMOSセンサーを採用する噂が登場。従来のマイクロフォーサーズ画質のイメージを払拭する狙いがあるのか。電子部品としては、OM-D E-M1 Mark II、E-M1X、E-M1 Mark IIIはすべて同じ世代であるため、OM-1のサブ機の役割を担う機種か、最新デバイスに興味はあるがOM-1の購入を控えていたユーザーにアピールする機種になると予想。
- キヤノンEOS R7(32.5MP高解像モデル、6/23発売)
- 富士フイルム X-H2S(26.6MP高速モデル、7/14発売)
- キヤノンEOS R10(24MPエントリーモデル、7月下旬発売予定)
- ニコン Z30(21MPエントリーVLOGモデル、8/5発売)
- 富士フイルム X-H2(40MP高解像モデル、9/29発売)
- 7/4、バッテリーがOM-1と同じBLX-1という噂が登場。
- 7/9、OM-1で採用しているCMOSセンサーのフォトダイオードの数は約8000万個ある。これは直接OMDSサポートに確認した方がいるので確定情報です。(2022、価格COM)ソニーセミコンダクタソリューションズのスマートフォン向け「全画素オートフォーカス(AF)」技術の解説によると、8000万ものダイオードをどのように使うかはOMDS側に委ねられており、用途に応じて最適な方式が選択されます。
- Dual PD 方式:全画素 AF のベーシックタイプ(2つのペアを1画素とする、8148/2=4,074万画素相当)
- 2 x 2 OCL 方式:微細・高画素の中型センサー向け(同色4画素で共有する構造、8148/4=2,037万画素相当)
- Octa PD 方式:高画素・高感度をめざす大型センサー向け(1と2をかけ合わせた構造、8148/2=4,074万画素相当、8148/8=1,018万画素相当)
上記1と3は縦線の検出のみで追従が苦手です。2の方式は縦線x横線のクロスで追従が得意である特長があります。1はキヤノンのデュアルピクセルCMOS AFと同等、2はOM SYSTEM OM-1で採用している「1053点オールクロス像面位相差クアッドピクセルAF」、3はシャープのスマートフォン「AQUOS R7」の「4,720万画素 高精細モード・1,180万画素 高感度モード」で実用化されています。3つ目の方式は、デジタル一眼カメラのセンサーサイズで実現するのはまだ難しい技術と言われています。
OMDSはOM-5にどの方式を選んだのでしょうか。厄介なことに6月上旬に両方の噂があります。どちらも追従は苦手だとしても、高画素モデルなら8K動画や風景写真、高感度モデルであれば暗所の写真・動画撮影に強いカメラとなる。みなさんの製品アンケートの回答で、方向性が決まったのかもしれませんね。
- 6/4、(FT1)信ぴょう性の低い41MPセンサー搭載モデルの噂(43Rumors)
- 6/5、ISO感度3段分向上というOM-1を超える高感度機の噂(Weibo)
各方式を採用した場合、どのようなカメラになるか考えてみました。
方式1: 41MP高画素モデル:1ショットで高解像度写真を記録できるハイレゾショット不要のMFTカメラ。デジタル一眼カメラでも実用化されている技術です。富士フイルムが9月に発表する予定の40MP機「X-H2」の価格が1,999USDとX-H2Sよりも4万円ほど安く噂されているので、OM-5の価格は20万円程度になるのではないか。- CFexpressカード&SDカード?
- 8K30p?
- 20万円前後?
方式2: 20MP高速モデル:OM-1と同じ方式2を採用したカメラという可能性も残っています。EVFなし、メカシャッターなし、ファームウェアでAF性能を制限したお財布に優しいカメラになる?- SDカード?
- 4K60p?
- ISO感度80-102400?
方式3-A: 10MP高感度モデル:方式3の高感度モードのみを採用したモデル。暗所でも写真・動画が撮れるフォーサーズ時代を知る者としては夢のような話です。GH5Sやα7S IIIがあるので驚きは少ないかもしれませんが、商品を目の前にしたらつい手が出てしまうであろう危険なカメラ。- SDカードx2?
- 4K?
- ISO感度80〜409600?
方式3-B: 41MP/10MPモデル:方式3の高精細モードと高感度モードを両立したモデル。MFTのセンサーサイズであれば実現できる?発売されればデジタル一眼カメラ初、超サプライズの展開です。すごく便利そうなカメラで、実現した場合はロングセラー間違いなし。- CFexpressカード&SDカード?
- ISO感度80〜409600?
- 7/11、方式2でほぼ確定しました。
- 8/1、EVFなしで価格を抑えると予想していましたが、ビューファインダーを搭載する噂がでました。王之乎氏によると約368万ドットを採用している機種は「A7R3, A9, A9M2,
X100V, X-H1, XT3, XT4, GFX100S,
R6」とのこと。GH6やGH5Sでも採用している必要十分な性能だ。
- 8/17、信頼できる情報筋によると、OMDS が 9 月下旬に製品発表イベントを開催することを確認しました。 OM-5だけでなく、新しいレンズの同時発表が期待できます。
- 皆さんの予想をまとめてみました。
- 「OM-5とセットで販売されるレンズに違いない!」
- 「100mmマクロでお願いします」
- 「フォーサーズ時代のF2クラスの明るい望遠ズームに期待」
- 「かつての名レンズ90mm F2 Macroを最新の技術でリニューアル」
- 「50-250mm が出たら必ず買います」
- 9/4、信頼できる情報筋によると、カメラは9月下旬には発表されません。新しいリリース時期は10月下旬で、出荷は11月に開始されます。理由は、世界的なチップ不足が続いているためです。
2022年9月8日(木)、OMデジタルソリューションズは「M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO」を開発中であると発表しました。
M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
- 10/14、画像生成AIにこれまでの仕様のカメラを聞いてみました。
- 「信頼できる2人のソースが、OMDSがOM-5を発表することを確認した。私はまだスペックを知らないが、これはE-M5 Mark IIIの後継機ではないと聞いている。これは、OM-1からいくつかの機能と$$$を除いたものであることは容易に想像がつきます」(5/27、43Rumors, how2fly)
- 「信頼できる情報筋によると、OM-5はOM-1と同じセンサー、同じバッテリーを使用するそうです」(7/4、43Rumors)
- 「信頼できる情報筋によると、OM-5は最大15fpsで撮影できます」(7/11、43Rumors)
- 「今度のOM-5は、OM-1とは異なりシングルカードスロットのみとなる予定です」(7/20、43Rumors)
- 「OM-5 には 3.6mp ビューファインダーがあります」(8/1、43Rumors)
- 「OM-5の価格は約1599ドルです。 これはまだ最終的に承認された価格ではありませんが、OMDSは店舗に、その価格になる可能性があると伝えました」 (9/29、43Rumors)
- 「ある情報筋によると、OM-5はE-M5 Mark IIIとは違うと言った。OM-5はE-M1 Mark IIIのようにハンドグリップが大きく、小さなプロカメラのようなものです」 (10/3、43Rumors)
- 「OMDSは10月27日に大きなイベントを開催しますが、信頼できる情報筋によると、このイベントで近々発表される新しいカメラについて「ほのめかす」だけだそうです。OM-5の発表は、直近の中国の新たなロックダウン措置による供給問題のために延期されました。現在、OM-5は11〜12月に発表された後、12月下旬に出荷されると予想されます」(10/14、43Rumors)
E-M1 Mark IIIにしか見えない・・ |
- 10/14、E-M5 Mark IIIと同じ外観でロゴが変更された画像がリークされました。
Minoriさんによると電源が黒になっている
- 10/17、5chの流出画像を掲載した43Rumorsのコメント欄はフェイク画像だと大炎上。「私が冗談で作った」と投稿する人まで現れた。
- 10/21、5chに製品紹介の画像が流出。OM-D E-M5 Mark IIIにOM-D E-M1 Mark IIIの機能を盛り込んだアウトドア特化モデルです。
「手持ちハイレゾショット」搭載 「ライブND」搭載、「縦位置動画」対応 最大14コマはE-M5 Mark IIIと同じ