今年の春に購入したOM-1をようやく山で使用しました。
手持ちハイレゾショット
以下、全て手持ちハイレゾショットで撮影した写真です。最初は「とりあえず撮っておくか」みたいな感じでOnにしたんですけど。「後で印刷して部屋に飾るかもしれない」なんて思ってしまうと、もう止められません。
5年前の燕岳の山頂では「周りに迷惑かな」と三脚ハイレゾショットを諦めて”パノラマ写真”にしたものですが、今回はOM-1が「処理中」と合成を始めたらもう歩き出せるのでテンポよく撮影できました。数年後には更にデバイスが進化して、この数秒の待ち時間さえも無くなってしまうのだろうか。
ハイレゾショットは高感度ノイズが約2段分向上でしたっけ?日陰の苔を撮るときに積極的に活用するのが良さそうです。あとOM-1のダイナミックレンジが1段向上というのは現像するときに実感できました。日常のシーンではあまり使い道がないと感じていた手持ちハイレゾショットですが、山との相性は抜群です。
HDR機能
山で逆光など明暗差の大きいシーンというのは頻繁にあります。OM-1のHDR機能の仕上がりは相変わらず絵のような仕上がりになるので私は苦手です。今回も適正露出で撮影したあとにRAW現像で調整したり、後日「スポット測光+階調オート」を試したりと試行錯誤していたのですが、正しくHDR現像する方法がありました。
星空AF
OM-1で撮る星空写真は、星空AFが便利で驚きました。新たに投入したミニ三脚との相性も良くてバッチリでした。ナイトビューで天の川が見えるのも凄いと思った。しかし、バッテリーの減りは加速します。予備バッテリーを持参していたので動じなかったのですが、状況次第ではナイトビューをOffにした方がよいときもありそう。
小型自由雲台 FOTOBETTER MBP-19購入
ライブND
折角の新機能なので水辺では出来るだけ撮影を繰り返しましたが、使い方が分からずほぼボツとなりました。露出オーバーで白飛びしたり、周辺の風景が微妙にブレることが多かった。もう少し勉強して次回再挑戦します。
信頼の防塵防滴性能と新搭載のライブNDが目には見えない水の巡りを描き出す|ズイコーフレンドクラブ|OMデジタルソリューションズ
レンズ構成
レンズは、主に旧型のM.12-40mm F2.8で撮影しました。リュックの中には星空用のM.8mm F1.8 Fisheye。さらに17mm F1.8または17mm F1.2を持参するのが定番でしたが、コロナ明けで体力に不安があったので今回はFisheyeのみ。
M.12-40mm F2.8は本当に万能レンズで、ハーフマクロから風景まで撮影が楽です。
「これを登るのか...」と、絶望しか感じなかった(笑) |
登れた |
ここは天国? |
不幸中の幸い
とにかくOM-1で撮る山写真は最高で、持ってきてよかったと思いました。問題は人間の方で、2年間ほぼ在宅ワークによる体力低下と締め付けの強いサポートタイツで脱水症状になり後半に足が壊れてしまった。
下り坂で踏ん張ることができなくなり「もう歩けない」と思ったが、ストック2本を前方に置いて右足だけ太ももを高く上げるようにして歩くと足の痛みを軽減できることに気づいて、なんとか山小屋までたどり着くことができました。
→在宅ワークによる体力低下の解決策は2年後に見つけました!!
在宅勤務者は「持久力トレーニング」が超効く
2024/9、コロナ禍による体力低下から2年が経過しました。昨年は自転車通勤を続けることで肺活量を回復することができましたが、どうしても足腰を強くできません。そこで、テレビで観た冒険家 三浦雄一郎氏の「ヘビーウォーキング」を自宅で試したところ、、、、
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サブカメラはGoProにしました。岩場はGoProメインにして大成功で面白い映像がたくさん撮れていた。容量重視でU1のmicroSDにしたのは大失敗で途中から音声だけ記録されているファイルがいくつかあった。今後は絶対にU3のmicroSDにしないといけません。2時間半で電池が切れるのでバッテリー交換が面倒だったけれど、後半にリュックに入れた大容量バッテリーをGoProに繋いで撮り続けることを思いついた。OM-1とGoProのコンビはなかなか楽しい組み合わせでした。GoPro HERO7 BLACKにニコンZ 30のモフモフ耳をつけてみた