LeofotoのMT-03をカートに入れたら小型自由雲台をおすすめされたので購入してみました。
主な仕様
- メーカー:FOTOBETTER
- 型 名:MBP-19
- ボール径:16mm
- 高 さ:63mm
- 耐荷重:6kg
- 三脚ねじ:3/8
- 質 量:96g
基本情報
- 製品名:小型自由雲台 FOTOBETTER MBP-19
- 希望小売価格:オープン価格、初値2,898円
外観
この可愛らしいサイズで、パンニングや90度の縦位置固定ができるなんて驚きの製品です。
早速、MT-03に装着してみました。
かっこよ! |
RRS、Leofotoとの違い
小型自由雲台の先駆け RRS「BPC-16」、耐荷重が強化された Leofoto「MBC-20」、今回購入した FOTOBETTER「MBP-19」の仕様比較表です。届いた製品を測定したところ、Amazonに掲載されている仕様と異なっていたので赤字で追加しました。
メーカー |
RRS |
Leofoto |
FOTOBETTER |
型名 |
MBP-19 |
||
ボール径 |
16mm |
16mm |
|
高さ |
51mm |
54mm |
|
耐荷重 |
2.3kg |
8kg |
6kg |
質量 |
125g |
104g |
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三脚ねじ |
1/4 |
1/4 |
1/4, 3/8 |
特にLeofotoとFOTOBETTERは瓜二つの外観ですが、並べてみると色々と形状が異なります。FOTOBETTERはエッジを荒くカットすることで安く作っているようです。三脚に固定または着脱する方法がLeofotoがモンキーレンチ、FOTOBETTERは穴に棒を入れて回す形になるが、使ったことがないです。(レバーを固定して回すだけ)
左:Leofoto、右:FOTOBETTER |
CP+2023でLeofoto MBC-20の実物を見ることができました。使い勝手も含めて本当に瓜二つです。 FOTOBETTERのAmazonレビューには「レバーの固定ねじがすぐ緩む」とありますが、5ヶ月が経過して今のところは問題なしです。私が購入したものには簡単にノブが緩まないように銅色のワッシャーが間に入っています。
耐荷重テスト
新旧OMを2台載せてみました。これで合計2.75kgなのですが、ぐらつくこともなくバケモノっぷりを披露。
実際に使ってみた
いきなり話が逸れてしまうが、まず「MT-03」の優れた足場適応能力に感心しました。このテラスの笠木はビールジョッキ2個分しか置けないスペースで、幅が約15cm程度だったと思います。ここにMT-03の足を伸ばした状態でも関節を少し曲げるだけでポンと置けました。さらに幅が狭い手すりでもMT-03の足を挟み込むようにロックして設置できます。
ボールロックレバーの位置は右側で落ち着きました。MT-03を握ったまま左手の親指でボールロックレバーを解除できますし、カメラを真上に向けることもできます。右手でカメラの向きを調整した後は、左手の人差し指または親指でレバーを戻してカメラを固定といった一連の動作がスムーズにできます。
黄色のノブもカメラの液晶側に設置すると操作しやすい。カメラの向きを決めたら「星空AF」をカメラ背面のAF-ONボタンで作動させる。あとは、星空用の設定を調整したあとにシャッターボタンを押すだけです。
以前、足場の悪いところで星空を撮る時にPIXIだと苦労したことがあった。そこで今回MT-03を購入することにしたのだが、ミニ三脚にぴったりの製品を一緒におすすめしてもらって良かった。