2020年7月22日水曜日 更新:

E-M1 Mark IIで飛翔写真その4 〜対ツバメ設定〜

コロナ禍でしばらく野鳥撮影をお休みしていましたが、出先で飛翔するツバメに出会ったので久々に撮影しました。

swallow 燕 tubame


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対ツバメ設定

以下2つの項目を変更して撮影しました。

  • AF ターゲット:9点
  • AF 方式:C-AF+Mode4(親指AF
  • C-AF中央優先:Off
  • C-AF追従感度:+2
  • 測光モード:中央重点測光
  • 顔・瞳優先:Off
  • シャッタースピード:1/2500〜


    前回の「EE-1」ホットシュー装着時に感じたC-AFの歩留まり低下。撮影序盤に同様の失敗が多かったので、AFターゲットを25点から9点に絞り、C-AF中央優先の3x3をOffにすることで、俊敏性をより高めました。AFスキャンは、Mode3を選択してます。



    それでもツバメ速すぎ・・

    ツバメ観察全国ネットワーク」によると、ツバメは水平飛行で時速45km、下降時で時速70kmで飛行する。飛んでいる虫を捕食中のツバメは、頻繁に急旋回するので実際より速く見えるとのこと。EE-1で撮影した写真をみると、冒頭の写真のように翼をすぼめた慣性飛行中の様子が数多く記録されていました。

    以下は、撮影序盤の画面端にかろうじて捕捉した燕をトリミングした写真です。





    ポジショニングが重要

    捕食中の燕は予測不能な動きをするので、広く見渡せる場所で撮影することが大切でした。それから徐々に大きく燕を捉えられるようになりました。遥か上空でホバリング状態になったときはシャッターチャンス。晴天でシャッタースピードに余裕があったので、MC-14を付けてM.420mm F5.6で撮影してもよかったかもしれん。

    swallows





    swallow tail
    スワロウテイルがおしゃれだ

    バイバイ〜

    EE-1使用時の注意事項

    撮影を振り返ると、無駄な写真を量産しないためにはこちらの記事のように「両眼視」でEVF上の被写体にピントが来ているか確認しながら撮影すべきだったでしょうか。

    今回は♥連写Lを採用しましたが、燕に振り回されて背景が斜めに歪む写真も一部ありました。今回のように大空を舞う燕の写真は問題なかったが、背景があるときは10コマ連写Lまたは8.5コマ♦連写Lを採用した方が無難かと思います。

    実家のツバメはだいぶ前に巣立ったそうだが、こうしてまた巣の近くに帰ってくるなんて可愛いやつだ。ばーちゃんによると、巣から首を伸ばして餌を待つ雛の様子がとても可愛いんだと。それを見せたかったと教えてくれた。



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    撮影序盤はプロキャプチャーLを使えばよかったかも。