最近、マイクロフォーサーズユーザーから「オリンパスのC-AFは使えるようになった」という意見を良く目にするようになりました。フォーサーズのE-3桁シリーズから写真を始めた人は、今でも何となくオリンパスのC-AFを使用禁止にしている人は少なくないと思います。男は黙ってS-AFと中央一点!みたいな。それがE-M1とM.ZUIKO 40-150mm F2.8 PROを購入してからC-AFの意識が変わりつつあります。もっとC-AFを使いこなせるようになりたい。それで今回は、C-AFの記事で良く目にする”親指AF”に挑戦してみることにしました。
親指AFとは
”親指AF”は、読んで字のごとく「親指でAFを操作する」撮影方法です。AFの再調整が不要な風景/夜景撮影やAFを調整し続ける動体撮影に向いていると言われています。オリンパス機では歯車メニューAのAEL/AFLモードで S-AF/MFの場合はmode3、C-AFではmode4が用意されています。また、歯車メニューB/ボタン機能のAEL/AFLボタンに”AEL/AFL”が設定されていることを確認します。E-M5のようにAEL/AFLボタンが無い機種は、Fnボタンに割り当てます。
オリンパスのミラーレス一眼に新開発の3DトラッキングAF(C-AF)および追尾AF(C-AF+TR)が採用されたのはE-M5以降の機種になります。この新開発の動体追尾性能に加えて、像面位相差AF、AFロックオンなどデジタル一眼レフのAF技術がE-M1に統合されました。
E-M5のFn1ボタンにAEL/AFLを設定 |
AE(露出)ロック、AFロックボタンの解説
モード
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解説
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mode1
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AELボタンで露出を固定する(シャッター半押しで露出を決定)
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mode2
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AELボタンで露出を固定する(シャッター全押しで露出を決定)
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mode3
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AFLボタンを押すとAFを1度だけ作動する
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mode4(C-AFのみ)
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AFLボタンを押している間はAFを継続する
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オリンパスのミラーレス一眼に新開発の3DトラッキングAF(C-AF)および追尾AF(C-AF+TR)が採用されたのはE-M5以降の機種になります。この新開発の動体追尾性能に加えて、像面位相差AF、AFロックオンなどデジタル一眼レフのAF技術がE-M1に統合されました。
測距点、連写速度も進化 |
試写
さっそく子供たちを連れて近所の海へ。ジェットスキーで遊んでいる人達がいたのでOM-D E-M5のC-AFと”親指AF”を試してみました。使用したレンズは、M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PROのテレ端40mm。AFエリアはグループターゲットにしました。結果は、、、
1枚目はFn1ボタンを押し始めたところでピンが甘いですが、2枚目以降はピントが合焦し続けます。最後の方でジェットスキーが急減速してピントが大きく外れますが、次の写真ですぐに復帰しました。E-M5のFn1ボタンは、E-M1のAEL/AFLボタンと違って小さくて押しにくいかと思いましたが意外と大丈夫でした。そして、デフォルトのmode1と違ってC-AFでAFを操作してる感がすごくある!(笑)
5ケースほど繰り返しましたが、大きくピントが外れたのはジェットスキーが急減速した時で計2回ありました。とりあえずC-AFと”親指AF”の第一印象は悪くなかったので、E-M1とE-M5のマイセット1をS-AF+mode1, マイセット2をC-AF+mode4にしてしばらく使ってみる予定です。
1枚目はFn1ボタンを押し始めたところでピンが甘いですが、2枚目以降はピントが合焦し続けます。最後の方でジェットスキーが急減速してピントが大きく外れますが、次の写真ですぐに復帰しました。E-M5のFn1ボタンは、E-M1のAEL/AFLボタンと違って小さくて押しにくいかと思いましたが意外と大丈夫でした。そして、デフォルトのmode1と違ってC-AFでAFを操作してる感がすごくある!(笑)
5ケースほど繰り返しましたが、大きくピントが外れたのはジェットスキーが急減速した時で計2回ありました。とりあえずC-AFと”親指AF”の第一印象は悪くなかったので、E-M1とE-M5のマイセット1をS-AF+mode1, マイセット2をC-AF+mode4にしてしばらく使ってみる予定です。