2022年12月17日土曜日

『ヤマノススメ』黒崎ほのかさんが新しいカメラを購入

『ヤマノススメ Next Summit』の第11話で、写真好きの黒崎ほのかさんが新しいカメラを購入しました。


作品一覧

初めて観る方は、登場人物を把握できる「シーズン1」と富士山初挑戦を描いた「シーズン2」を観ておくと、第11話をより楽しめます。 

  1. ヤマノススメ シーズン1(2013、全12話)|Amazon Prime
  2. ヤマノススメ シーズン2(2014、全24話)|Amazon Prime
  3. ヤマノススメ シーズン3(2018、全13話)|Amazon Prime
  4. ヤマノススメ Next Summit(2022、全12話)|Amazon Prime


キャスト:声優

  • 雪村あおい:井口裕香
  • 倉上ひなた:阿澄佳奈
  • 斎藤楓:日笠陽子
  • 青羽ここな:小倉 唯
  • 黒崎ほのか:東山奈央
  • 千手院小春:岩井映美里
 

グループの誰も気づいていない道端のあざみを見つけて、さっと撮影するほのかさん。素敵です。 
 
ヤマノススメ Next Summit、「第12話 先行カット」より

 

  • 最短撮影距離 50cm(レンズ先端から約33cm)まで被写体を接写することが可能。 最大撮影倍率0.22倍(35mm判換算0.44倍に相当)のクローズアップ撮影が楽しめます」(2015、オリンパス

 

 

登場回

黒崎ほのかさんが初登場する シーズン2、第21話『思い出の山へ』、第22話 『ともだちになろ?』、第23話『約束』と、別の一面が垣間見える シーズン3、第5話 『思い出を写真に写そう!』、第9話『それぞれの景色』は、写真好きも楽しめるストーリーです。

写真を撮影する理由、視点を変える面白さや人物撮影のコツなどをさらりと教えてくれます。




カメラ歴:原作

  1. OLYMPUS PEN E-P1
  2. OLYMPUS OM-D E-M5 + M.ZUIKO 14-150mm F4-5.6
よく見るとOLYMPOS
 
  • ほのかのカメラ、アニメだとフジですが、原作だとオリンパスペンE-P1(親のお下がり)>OM-D E-M5(中古自腹)のマイクロフォーサーズ族デス・・・・」(2018、しろさん

ヤマノススメ(15)|Amazon

ヤマノススメ(22)|Amazon
 

 

カメラ歴:アニメ

  • 2014年〜 富士フイルム「FinePix X100」
  • 2022年〜 OLYMPUS「OM-D E-M5 Mark III + M.ZUIKO 14-150mm F4-5.6 II」

    • 本編でほのかが使っているカメラの後継機「FUJIFILM X100T」。絞りを変更することで“ボケ味”が変わり様々な演出効果ができます。製作する際に実物をお借りさせて頂きました」(2014、公式
右下に「S」のバッチが無いので「初代X100」でしょうか





    • ほのかのおニューカメラはOLUMPUSのOM-D E-M5 Mark IIIです、フジのX-T3かどちらかでご提案したのですが、順当に行けばX-T3ですが、やはり山なのでOLYMPUSだろうということでE-M5になった記憶があります・・(2022、しろさん

 
今回、防塵防滴の「X100V」にする道もあったかと思いますが、世界中から注文殺到で品薄状態です。第11話の取材協力欄に「OMデジタルソリューションズ」が追加されていました。アニメ作品は、実物を借りたり取材後に製作しているようですね。
 

 
黒崎ほのかさんは風景写真だけでなく、日常のスナップや花を撮るのが好きな女性のようです。山小屋で「M.ZUIKO 14-150mm F4-5.6 II」だけでは暗くて困るでしょうし、軽量な単焦点レンズを追加購入することをお勧めします。
 
  • 候補1:M.ZUIKO 12mm F2.0(最近大幅に値下げされてお求めやすくなっている)
  • 候補2:M.ZUIKO 17mm F1.8(スナップ向きのレンズ、X100シリーズと同じ画角)
     
山小屋での撮影や星空にも使える、比較的お求めやすいOLYMPUSの広角単焦点レンズとなるとこの2本です。大人の事情で選びにくいかもしれませんが「LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7」や「LUMIX G 20mm F1.7」もいいですよ。 

 

富士山と急性高山病(以下、ネタバレ)

本七合目の山小屋で長めの休憩を取り、時間をかけて高度順応させたことで念願のご来光を見ることができた主人公のあおいさん。富士山の山小屋「鎌岩館」によると以下のような持病を持つ人はより高山病になりやすい傾向があるとのこと。もしかして「鉄分」が不足していたのだろうか。
 
  • うっ血性心不全
  • 慢性閉塞性肺疾患(肺気腫・慢性気管支炎など)
  • 呼吸不全
  • 高血圧
  • 貧血
  • その他、呼吸器系、循環器系の疾病など
     

また、「日本登山医学会」によると50歳以上はサチュレーション(SpO2)が若い人より2-3%低下する傾向があるとのこと。「富士山は若い頃に登れた」と思っていると、意外な落とし穴があります。焦らず、ゆっくり。そう考えると、登山と写真は相性がよいかもしれません。

ただし、必ず足場を確認してから撮影を開始すること。これは絶対に守る必要があります。