2022年10月29日土曜日 更新:

OM SYSTEM OM-1用のDCカプラー

純正品ではありませんがOM-1用のDCカプラーがようやく登場したのでメモ。

BLX-1互換DCカプラー

 

OM WebcamOM Captureで使用する場合は、本体のUSB-Cはデータ転送専用となりUSB給電が使用不可となるため、DCカプラーがあると便利です。(訂正)OM-1は「MENU/スパナ/3/USBの設定/USB通信中給電」の設定「する」に変えるとPC接続中のUSB給電に対応できる。 →11/8の「皆既月食」の撮影で問題ないことを確認しました。


 

このメーカーのものはE-M1 Mark IIから使っています。今回、新たに「D-TAP」が追加されました。これは業務用Vマウントバッテリーのコネクターで、シネカメラ用としてOM-1が仲間入りしたことになります。

 

 

BLX-1互換電池の販売状況

PSE認証付き互換電池も充実し始めています。OM-1の取扱説明書には「純正品以外の電池は使用不可」とあり、互換品の使用で何かトラブルがあった場合は修理不可というリスクがあります。

互換品は、純正品と比較すると保証期間、セルの品質、公称容量などの仕様が異なります。

  • 2022年3月1日、OMDS製BLX-1発売

    BLX-1(純正品)の主な仕様

    • 形式:充電式リチウムイオン電池
    • 充放電回数:約500回
    • 使用周囲温度:0〜40℃(充電)
    • 公称電圧:7.2V
    • 公称容量:2,280mAh
    • セル:日本製
    • 製造:中国製
    • 外形寸法:40 × 22 × 55 mm
    • 質量:86g
    • 保証:1年

  • 2022年7月6日、ROWA JAPAN製BLX-1-R互換電池発売(7/23販売終了)
  • 2022年7月13日、SIXOCTAVE製 互換電池 発売 7.2V 2,040mAh 保証6ヶ月 Aセル
  • 2022年8月29日、str(ヒカリ)製 互換電池 7.2V 2,250mAh 保証6ヶ月 A+セル
  • 2022年9月22日、ROWA JAPAN製の再販 7.2V 2,280mAh 保証3ヶ月 高品質セル

 

過放電の保護回路内蔵で、コンパクトタイプの互換充電器が充実してきています。

 





正直どれも純正品よりも持ち運びが便利そうなものばかりですが、専用品以外の使用により生じた火災・感電による傷害は補償されません。具体的には、以下の注意点があります。



充電時の注意点

リチウムイオン電池の使用可能温度は、一般的には-20~60℃程度と言われています。しかし、充電中の仕様を見ると、0~40℃と範囲が制限されている。これはリチウムイオン電池が高温または低温下では電池の性能が劣化する特性を持つためです。使用可能温度の範囲外の状態からすぐに充電を開始すると、発熱・発火・爆発につながる恐れがあります。

したがって、夏場にカメラを車内に放置するというのはもっての外で、充電中に異常を発見した場合は直ちに使用を中止しなければならない。リチウムイオン電池は衝撃にも弱い。カメラを落としたら電池も忘れずに確認したほうがよいでしょう。

 

 

旅行では必需品

OM-1は半年ほど充電器無し、USB-Cによる本体充電の運用で特に不便は感じなかったが、旅行となると、予備電池と充電器があると便利でした。

OMDSからコンパクトタイプの充電器を発売してくれると安心なんですけどね。