HI測光のバックナンバー
- 2019-11-10:逆光なんて怖くない?「スポット測光ハイライトコントロール」を使ってみた
- 2019-12-04:ワクワクが止まらない!「スポット測光ハイライトコントロール」で撮る山写真
- 2020-05-28:LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7シルバー 購入(HI測光を夜で使う、その1)
- 2020-10-03:新旧ズミルックス対決!! 夜の江ノ島で夜景スナップ(HI測光を夜で使う、その2)
「スポット測光ハイライトコントロール」とは
画面中央部を測光して中間の明るさにするのが「スポット測光」だが、「スポットハイライト」は一発でハイライト寄りにシフトしてくれる測光モードです。フィルムカメラOM-4に初搭載され、デジタルではフォーサーズのE-500の時に復活しました。ライブビュー対応カメラであれば、カメラを少し傾けるだけで露出が変化する様子をモニター上でリアルタイムに確認できます。木漏れ日や逆光など、光を感じることが多い登山で有効な測光モードです。
白飛びを抑える「ハイライト重点測光」とは似て非なる機能で、明るいところをより明るく表現する。大口径レンズと組み合わせると露出オーバーになりやすく、特に露出補正範囲の狭い古い機種(E-M5など)で撮影すると逆に面白い。勿論、新しいオリンパスのカメラでも楽しめますが、プラス補正しすぎると白飛びしてしまうし、マイナス補正しすぎると普段と変わり映えしない写真となります。露出はカメラ任せではなく自分で決める。それが、、、楽しいのです。
この日の光は、登り−3EV、下り−2EVが適正露出で、そこから若干±補正することで光の演出が可能となる。頂上付近は露出オーバーになるので、F5.6〜F8まで絞る必要がありました。
下山も休む暇は無し
”HI測光”は、日陰をきれいに撮影できるモードでもあります。ここ数か月は思春期の子供達との子離れの時期で、このまま写真を続けるべきか迷いがありました。子供達が巣立ったあとは、きっと私は撮りたいものがなくなってしまう。
でも、偶然この機能を見つけることができて本当によかった。デジタル一眼カメラを購入して10年目になりますが、やっと写真機で自由に表現する楽しみ方を知りました。
自然に感謝、健康に感謝、写真に感謝です。
山用に購入したLEICA 25mm F1.4 IIの描写がまたいい感じでした。今日は天候が崩れなかったが、山の天気は変わりやすい。防塵防滴機構なので安心して撮影できました。
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もはや説明は不要?高速・高精度AFと防塵防滴機構に進化、大口径F1.4の優れた描写性能と美しいボケ味が特徴のマイクロフォーサーズのド定番レンズ「LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 II」を購入しました。