落下の悲劇
ある日、愛機GM1Sをうっかり落としてしまった。だいぶ前の事ですが上着のポケットに入れて出かけていたんです。車の運転席に座ったときに、少しずつポケットの外へ移動したんでしょうね。車から降りて数メートル歩いたとき「ガシャン」と音がした。慌てました。足元にはなぜかGM1Sと25mm F1.4 IIががが!?
拾い上げてすぐ、レンズフードに大きな傷を見つけました。最悪だ。でも他は無傷だシャッターも切れる。これから車で移動する時は気をつけよう、そう誓った。
GM1Sのフラッシュ付近に深い傷があることに気づいたのは、それから数ヶ月後の事だった。(; ̄◇ ̄)
妙案を思いつく
実は我が家にはGM1Sが2台ある。もう1台は、ジャンク品としてオークションに売り出されたもので、格安で手に入れた。ボディ背面にはヒビが入っていて、電源を入れると液晶モニターの画面全体に縦ノイズが走る。散々バラして遊んだあと、部品取り用として保管していた。「そうだ軍艦部を交換すれば、また綺麗なGM1Sに戻るのでは?」
IFIXIT を参考にしながら慎重にGM1Sを分解して軍艦部を移植する。この時、余計なことを思いついた。
「ジャンク品の液晶モニターは、どうして縦ノイズが出るのだろうか」
もう止められなかった。ジャンク品に正常な液晶モニターを付けても縦ノイズが出る。不思議だ。ジャンク品の基板のどこかが壊れてるのか。ジャンク品の液晶モニターは液漏れしていて、もうダメだこれ。
なんて双方で部品を交換しながらいじり倒した結果、正常なGM1Sの電源が入らなくなってしまった( ̄◇ ̄;)がびーん
自業自得の末路
パナソニックに修理を依頼するか。またはジャンク品に液晶モニターと背面カバーを移植するか2択となった。後者は、縦ノイズの問題を解決する必要がある。宅配修理サービス | サポート(個人のお客様) | Panasonic
パナソニックの宅配修理サービスのお申込みサイトです。
半分諦めムードで泣きながら縦ノイズの原因を調べたところ、なんとメイン基板の全てのフレキシブルケーブルを抜き差しするだけで直った( ;∀;)
チョコレート色が混じった、なんだか不思議なGM1Sになったw これが今できる精いっぱい。記念にGM1用のハンドグリップを購入しました。
GM1用ハンドグリップ | Amazon |
ハンドグリップは、カメラに取り付けると三脚に装着できなくなる。取り付けねじを三脚ねじ穴付きのタイプに交換しようとしたが、Eリングで固定されていて外すのにかなり苦戦しました。マイクロラジオペンチと精密マイナスドライバーでなんとか外せましたが、φ3〜4mm用のEリングプライヤーがあればもう少し楽だったかも。
アクセサリーシューVer.2.0
GM1Sのフラッシュカバーはネジ1つで簡単に外れるので、アクセサリーシューを設置してみました。フラッシュカバーの予備があるので、耐衝撃のアロンアルファでがっちり固定してしまった。コールドシューは、以前OM10から取り外したものです。当初は月の導入用としてEE-1装着を考えていたが、オリンパスの光学ファインダー「VF-1」と相性抜群。意外と様々な用途で使える実用的なカスタマイズとなった。
ついでにナノトラッカーも改善 |
こうしてまた、カバンの中にいつもGM1Sがある日々になりました♪
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