まさか、こんな結末が待っていようとは・・
新たな問題発覚
2020年5月に、自分の不注意でGM1Sブルーを壊してしまいました。GM1Sブラウンのジャンク品と合体して、なんとか復活。今日まで普通に使ってきました。しかし、このGM1Sブラウンのジャンク品。問題箇所は液晶モニターだけではなかった。
ん?画面左上に ゴミがァァァーー!!\(^o^)/オワタ |
デジタルカメラの構造上、汚れは上下左右が反転した位置に存在する。 画面の左上にゴミが写る場合、実際の汚れはカメラ正面の左下にあります。撮像センサー上にあるガラスを無水エタノールとシルボン紙で念入りに何度も掃除したが、、、どうしても消えませんでした。(そんなことある?)
マザーボードの交換を決意!
幸いなことに、GM1Sブルーは道具箱に大切にしまってある。問題箇所はマザーボード(張本人)だと分かっているので、GM1Sブラウンから正常なマザーボードを移植できれば、このゴミ問題を早期解決できる。
前回は匙を投げてしまったけれど、今回ついに分解する方法を見つけた。なんと、背面左下のはんだ4箇所を溶かして、フラッシュBOXとマザーボードを切り離す必要があった。
こうして、GM1Sブルーが約1年ぶりに完全体となって復活した!
(おまけ)消えないゴミの原因
部品取り用に購入したGM1Sブラウンのジャンク品は、ほとんどの部品を移植して役目を終えるときが近づいている。もう躊躇うこともないので、消えないゴミの原因を調べてみました。
GM1SのマザーボードとフラッシュBOXを外すと、撮像センサーを分解できるようになる。撮像センサーの上には、3枚のガラスが重なっていることが判明しました。1枚目は、撮像センサーのすぐ上にある0.7mmのセンサーカバーガラス。2枚目は、3mmのOLPFを含む光学フィルター。3枚目はSSWFでした。
画面左上の消えないゴミは、1枚目のセンサーカバーガラスに付いていた。3枚目のガラスを磨いても磨いても、汚れが落ちない訳です。こんな奥まったところに一体どうやって?真相は藪の中です。
GM1Sの撮像センサーには「VEP52100」と書いてありました。これはDMC-G7のセンサーに書いてあるものと一緒だ。口コミではパナソニックセンサーと言われていて、パナソニックによるとDMC-G7はローパスフィルターと画像処理エンジンが異なる仕様となっている。
撮像センサーを分解したことで、GM1/GM1Sはシャッター幕にもゴミが溜まりやすいということに気づいた。撮影した写真にゴミが出たり消えたりする場合は、以下のメンテナンスをするとよい。
シャッター幕のゴミ取り手順
- カメラの電源を切る
- カメラを逆さにして三脚ねじ穴の周辺をコンコンと叩く
- シャッター幕が閉じてしまったら電源をON/OFFする
- ゴミが出てきたら撮像センサーを下に向けてブロアーなどでゴミをカメラの外に出す
- ゴミが出なくなるまで1に戻る
LUMIX 12-32mm のズームリングが外れる
LUMIX 12-32mm F3.5-5.6のズームリングが外れてしまった。