何も考えずに全自動で撮ったLUMIX GM1SとM.ZUIKO 17mm F1.2の写真がよい感じ。
最近の三箇条
仕事のオンとオフは上手に切り替えられるようになりたいが、在宅勤務は気がつくと仕事がずーっとオンのままになってしまいます。最近の三箇条は、、、コロナ禍の1年間を経験したあといつも心がけています。
- 仕事のオフ日は、密を避けて適度に日光浴をする
- 過度なトレーニングも必要なくて、ゆっくり体を動かし続ける
- 便利な生活をやめて、できるだけ不便にしていく
- デルタ株の流行によって、県管轄の駐車場が8/31まで閉鎖となりました。(8/5)
- 江の島海水浴場組合は、8/16から休場を決定しました。(8/16)
DMC-GM1S + M.ZUIKO 17mm F1.2 at 1/5000s ISO200 F4 |
DMC-GM1S + M.ZUIKO 17mm F1.2 at 1/400s ISO200 F14 |
16MPの魔法?
それで近隣を1時間ほどゆっくり走るサイクリングを復活した訳ですが、胸のキャプチャーV3に付けたGM1Sをひょいと外して撮った写真がよい結果になることが多い。
これまでも「16MPパナソニックセンサーとPROレンズの描写が好みだ」といくつか記事にしてきました。「初代OM-D E-M5とLEICA 25mm F1.4 IIの組み合わせは鉄板」という説もあるんですけど。
MFTの手ぶれ補正なしカメラで手持ち夜景撮影 その2 | 43デジカメ*ラボ
マイクロフォーサーズの手ぶれ補正なしカメラで、手持ち夜景撮影を楽しむ方法について。今回は実写編です。
反射防止膜(ARコート)の効果
いくつかレンズを交換して撮影しているうちに、ある共通点に気づいた。GM1/GM1SやE-M5/E-M1などのカメラには、反射防止膜(ARコート)が搭載されていない。それで、オリンパスであればZEROコーティング、パナソニックであればナノサーフェスコーティングが施されたレンズを装着すると、ゴーストやフレアが低減されて画質が向上したと感じるのではないか。
ZEROコーティング |
顕微鏡の多層膜成膜技術で培った先進の薄膜制御技術を採用し、波長450~650nmの反射率を従来の約1/2に抑え、透明感の高いクリアな描写性能を実現。真空蒸着により高い膜強度を獲得し、安定した低反射特性を維持する。 |
ナノサーフェスコーティング |
ナノレベルの微細構造を持つ、超低屈折率の薄膜をレンズ表面に形成することで、可視光域380nm~780nmの全領域で光線の反射を飛躍的に低減する。 |
パナソニックは人間の目で見える領域の光を全てカバーしているのに対して、オリンパスは主に太陽光を吸収する領域をカバーしている。LEDライトを使って簡単なテストをしてみたところ、上記の仮説を裏付ける結果となった。
OM-D E-M1 Mark II/G9は、撮像センサーの保護カバーガラスの両面に反射防止膜(ARコート)を接着するようになり、「LUMIX G VARIO 35-100mm F4.0-5.6」や「M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO」などがその恩恵を受けるようになった。
ただし、OLYMPUS M.ZUIKO 12-40mm F2.8は製品ページには「ZEROコーティング搭載」と記載してある。レンズによって製造技術に差があるのでしょうか。
→レンズ面肌のナノオーダーの微細な凹凸が光を散乱させてフレアとなって画質に影響を与える。この面肌を改善する技術を採用したのがオリンパスでは「M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO」以降(2014年11月発売)とのこと。
全自動のメリット
もう一つはiAモードやiAUTOなど、カメラにお任せで撮影すると絞るべきところでしっかり絞って撮影してくれるので、自転車や登山など写真だけに集中できない場面で画質向上の一助になっている。
全自動に頼りすぎるのも良くないと思うが、メーカー毎の画像アルゴリズムの特徴を知るきっかけにもなるし、しばらく使い続けるのも悪くない。