2020年10月5日月曜日

短時間で改善!我が家の「テレワーク頭痛」の治し方

在宅勤務を始めて3ヶ月後に、原因不明の「片頭痛(へんずつう)」にしばらく悩まされていました。我が家では、昔からある定番アイテムで解消することができました。




初期症状

在宅勤務をする前は、目の疲れによる「緊張性頭痛」や、目の奥がえぐり取られるような痛みと発汗を伴う「群発頭痛」の経験はありました。

在宅勤務を開始して3ヶ月を経過したころから、日中に経験したことのない頭痛に悩まされるようになったのです。 

  1. 頭の片側に起こる
  2. 強い痛みで仕事や生活に支障がでる 
  3. 頭を動かすと痛みが悪化
  4. 吐き気を伴うこともある
  5. 光や音に敏感になる
一晩寝るとだいたい治るが、日中に突然やってくる場合もあるのでしばらく恐怖でした。この症状を調べてみると、どうやら「片頭痛」というようです。これは困った。
 
 
 

片頭痛の簡単な見分け方

頭がスッキリとせずモヤモヤとした気分で、「今日は嫌な予感がするな」と思うと、だいたい数時間後に激痛が襲ってきます。口コミなどで参考にした肩こりや目の疲れからくる「緊張性頭痛」との見分け方は以下の通りです。
 

頭痛の種類

頭を下げて左右に軽く振る

きっかけ

応急処置

片頭痛

頭痛が増す

低血糖、飲酒、ストレスの急な解放

部屋を暗くして痛む場所を冷やす、身体は温めない

緊張性頭痛

頭痛が増さない

肩こり、目の疲れ

ストレッチをする、身体を温める


 

 

片頭痛の応急処置

風邪の症状に似ているので、風邪薬+葛根湯を服用しても大分楽になりました。


  • 部屋を暗くして横になる
  • 眼鏡をしている人はすぐ外す
  • 痛む場所を冷やす
  • とにかく寝る
 


原因は蛍光灯の光?

一体何をきっかけにして「片頭痛」が起きるのか。謎だらけでしたが、まず最初に対策したのが、仕事部屋の蛍光灯を「昼光色」から「昼白色」に交換してみました。目は疲れにくくなりましたが、しばらくすると片頭痛は再発。これが直接の原因ではないようです。



日頃の不摂生?

次に疑ったのが運動不足と偏った食習慣です。通勤時間がなくなり、全く歩かなくなってしまった。気がつけば体重が増えて、食事も不規則になっていました。衰えた体力をまずは回復しなければならないと考えました。



家の中で運動できる仕組みづくり

そこで目をつけたのが最新型の懸垂棒です。子どもの頃、テレビでよく見た定番アイテムです。仕事の合間にぶら下がるだけでも気持ちよさそうですし、懸垂を毎日少しずつ継続できれば、逆三角形の体を手に入れることができるので一石二鳥と考えました。
 
硬い柱がある場所(コンコンと壁を叩いて低い音が出るところ)であればどこにでも設置できるので、生活の邪魔になることはありません。普段からアスレチック気分で気軽に触れられるように、廊下と階段下に1本ずつ設置しました。お風呂場の入り口など水分が多い場所は外れやすいので止めた方がいいです。



ぶら下がると外側に滑り止めが働く安全装置付き



実際に懸垂(チンニング)を始めてみると・・

自分の体を持ち上げるために、どこに力を入れるべきなのかすら分かりませんでした(苦笑)数秒ぶら下がるだけで精一杯。こんなに体力が落ちていたのかと正直ショックでした。
 
まずは体を動かして、背中の眠っている神経を起こすことから始めました。
 
  1. 自分の肩幅より少し広い位置を掴む
  2. 懸垂棒の上までぴょんとジャンプする
  3. 手が伸びないように我慢しながらゆっくり降りる

最初はすぐ腕が伸びきってしまいましたが、これを無理せず数日続けました。すると、ある日突然ですが、広背筋が動き出して自分の体をフワっと持ち上げたのです\(◎o◎)/!
 
気がつくと家族がぶら下がる光景を見るようになり、「これはいいぞ」と実家にも懸垂棒を1本プレゼントしました。
 


30日プランクチャレンジ

並行して「プランクトレーニング」を開始しました。使用したiPhoneアプリはこちら。シンプルなカリキュラムで自然に体幹を鍛えることができます。これはお腹周りを改善したくて始めました(;・∀・) 

毎日、ゆっくりでいいので体を動かし続けることが重要です。目安としては、1セットは5分以内(100〜150キロカロリー)がちょうど良い。初級〜中級〜上級と進めてもよいですが、初級からスタートして20日目まで終えたところで、写真のところを左にスワイプまたは>マークをタップして自分好みのマイトレーニングを作成するのがお勧めです。

 



以下、4分弱で105キロカロリーのプランです。1,3,5は固定にして、2,4はその都度改善したい身体の部分のエクササイズと回数を設定します。片頭痛になった状態でも5分だけ頑張ってトレーニングすると、だいぶ痛みが和らぎます。
  1. ストレート・アーム・プランク:30秒
  2. リバース・クランチ:15回
  3. ランジ:30回
  4. スクワット:15回
  5. コブラストレッチ:30秒

 

 


食事はPFCバランス

通勤時間が無くなったことによる「ビタミンD不足@厚生労働省」は深刻な問題です。朝食を食べないと血糖値が上がりやすくなり、糖尿病につながる恐れがある。不規則な食生活はやめて、朝昼晩の食事をきちんと摂るように改善しました。具体的には朝食に鶏肉、卵、大豆、牛乳、ヨーグルトなどのタンパク質を多く摂り、野菜を先に食べるように気をつけました。これらの食習慣は「セカンドミール効果」と言って昼食以降の食欲を抑えるメリットがあります。ご飯などの炭水化物は少々。脂質は控えめに。和食を中心とした食生活に切り替えました。

 

 

 

一ヶ月後・・

この生活を始めて1ヶ月が経過したときに、悩んでいたことが嘘のように「そういえば、しばらく片頭痛になっていない」と気づきました。食生活の改善と、5分程度のトレーニング効果は絶大だったと言えます。自分の身体を正しく理解して、少しだけケアするだけで良かったのです。

 

 

手首のリハビリにも良い

以前、不注意で転倒して手首を打撲。その後、手首を小指方向に曲げることができなくなっていたのだが、、、この懸垂棒+プランクトレーニングを1ヶ月継続したあと、手首が自由に曲げられるようになっていました!

トレーニング中は、手首が痛む方向に負荷をかけることは一切無かっただけに、狐につままれたような気分です。(・・;)ウソ

負荷の少ないトレーニングの継続は、問題のある部位をおだやかに刺激して、手首の治癒を促してくれたようです。

 

 

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