シャッタースピード低下に伴う被写体ぶれ
テレコンを装着すると、シャッタースピードが落ちて被写体ぶれが発生しやすくなる。1.4倍の MC-14 は影響しにくいが、2倍のMC-20は注意が必要です。例えば M.100-400mm F5.0-6.3 IS II との組み合わせだと単純に2倍となるので、M.200-800mm F10-12.6となり、晴天でも被写体ぶれの影響を受けやすい。なるべくシャッタースピード優先の撮影を心がけたい。ISO感度を上げることになるので、OM-1シリーズの「解像優先モード」や「高感度時ノイズが1段改善」は、MC-20 使用時に有効な機能です。
メカシャッターによる振動ぶれ
「MC-14」と「MC-20」の製品紹介ページには、5軸シンクロ手ぶれ補正対応レンズで性能が1段落ちると記載あり。止まり物で高画質を狙うときは選択肢の1つとして低振動モード0秒を有効にしておこう。OM-1シリーズの積層センサーの採用により、シャッターショックの影響はかなり小さくなったものの、焦点距離が200mm(換算400mm)を超える超望遠域では、わずかな振動が画質に影響する可能性がある。3点止めやフードを掴んで固定するなど基本は忘れないようにしたい。また、シンクロ手ぶれ未対応レンズで換算1200mmを手持ち撮影する場合は、♥連写H/Lまたは♦連写Lの併用が有効です。
暗いレンズでは露出がずれる
MC-14 および MC-20 の取扱説明書には、露出ずれに関する特別な注意書きは見当たりません。しかし、実際の撮影では、条件によってわずかに露出がずれることがあります。例えばM.40-150mm F2.8 PRO と MC-20 の組み合わせでは、稀に露出ずれが発生することを確認しました。テレコンバーターを装着すると有効F値が暗くなるため、被写体のコントラストや撮影条件によっては測光がわずかに変動することがあります。OM SYSTEM OM-1の世代でも、こうした傾向が完全になくなるわけではありません。とはいえ、大きな問題になるほどではなく、露出ダイヤルをくるくると調整すれば簡単に直せます。
更新履歴
- 2019/6/23、オリンパスのテレコンバーター「EC/MC-14」「MC-20」使用時の注意事項の記事公開
- 抜き足差し足忍び足。オリンパスのフォーサーズ用テレコンバーター「EC/MC-14」と「MC-20」を使用する際の注意事項についておさらいします。
- レンズフード未装着によるコントラスト低下:
- ZD 70-300mm F4.0-5.6は、レンズフード未装着の場合はコントラストが低下するので忘れずに装着したい。風が強い日は逆にブレないように外すべきという意見もある。また、やりすぎ(?)かもしれませんが、M.ZUIKO 40-150mm. F2.8 PRO には以下のカスタマイズを行っています。
- 八仙堂の「望遠レンズ用フードφ82mm」に交換(TCON-17X兼用、72-82mm ステップアップリング経由)
- 光学用黒つや消し塗料 + 植毛紙
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| E-520 + ZUIKO DIGITAL 70-300mm F4.0-5.6 + EC-14 |
- MMF-3に「MC-14」「MC-20」は装着不可:
- フォーサーズ-MFTマウントアダプター「MMF-3」を自己責任でMC-14を装着できるように改造済です。性能比はEC-14>MC-14という印象ですがトータルでコンパクトになるのはMC-14です。ZD 70-300mm F4.0-5.6にMC-20を装着すると「140-600mm F8.0-11.2」となり換算1200mmの世界を楽しめる。しかし、AFが暴れるのがたまに傷で、最終的にZD 50-200mm F2.8-3.5やサンヨンが欲しくなる。
| MMF-3改(価格COMのリンク) |
- MC-20の第一印象
- 外装はMC-14より剛性があって造りが良い(MC-14: Made in China, MC-20: Made in Vietnam)フォーサーズのEC-14テレコンよりコンパクトで軽量。M.40-150mm F2.8 PROとの組み合わせは高速なAFを確認できた。MC-20は画角の変化が大きいのでMC-14より人気が出そう。非公式だが改造MMF-3とZD 70-300mm F4.0-5.6のAF動作は安定の遅さだが許容範囲。絵作りがM.ZUIKO 40-150mm F2.8 PROとZD 70-300mm F4.0-5.6で全く異なるので使い分けができる。AFが暴れることなく圧倒的に使いやすいのはM.ZUIKO 40-150mm F2.8 PROとの組み合わせ。色消しレンズが1枚入っているとのことでTCON-17Xと同様にオールドレンズでも活躍してくれるだろう
- MC-14/20 + MMF-3改 + 5010 + BORG
- MC-14/20 + MMF-3改 + FT
- MC-14/20 + MMF-3改 + OM-4/3 + OM + TCON-17X
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| 八仙堂 + Kenko + TCON-17X + ZUIKO 135mm F2.8 + MMF-3 + MC-20 |
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| MC-20未装着。これがどうなるか・・ |
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4/3アダプターは40-150PROのアクセサリーがよく似合う
マイクロフォーサーズのカメラにフォーサーズレンズを装着するときに使える小技です。
- メカシャッターによる振動ぶれ:
- 「MC-14/20」の製品紹介ページには、共に5軸シンクロ手ぶれ補正対応レンズで性能が1段落ちると記載あり。止まり物で高画質を狙うときは選択肢の1つとして低振動モード0秒を有効にしておこう。E-M5〜初代E-M1では焦点距離が200mm(換算400mm)を超えるとメカシャッターによる振動の影響を受けやすいと感じます。
- E-M1 Mark II Ver.3.0と換算850mmで検証した結果は、やはり低振動モード0秒>メカシャッター。ただし油断すると低振動モード0秒でもブレるので、3点止めやフードを掴んで固定するなど基本は忘れないようにしたい。また、シンクロ手ぶれ未対応レンズで換算1200mmを手持ち撮影する場合は、♥連写H/Lまたは♦連写Lの併用が有効です。
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| E-520 + ZUIKO DIGITAL 70-300mm F4.0-5.6 + EC-14 |
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- シャッタースピード低下に伴う被写体ぶれ
- テレコンを装着するとシャッタースピードが落ちて、被写体ぶれが発生しやすくなる。M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PROとの組み合わせはMC-14でF4、MC-20でF5.6なので影響しにくいが、ZD 70-300mm F4.0-5.6 + EC-14だとF8になるので晴天でも被写体ぶれの影響を受けやすい。なるべくシャッタースピード優先の撮影を心がけたいところ。ISO感度を上げることになるので、E-M1 Mark II Ver.3.0の「解像優先モード」や「高感度時ノイズが1/3段改善」はMC-20使用時に有効な機能です。
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| E-M5 + ZUIKO DIGITAL 70-300mm F4.0-5.6 + EC-14 |
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- 暗いレンズでは露出がずれる:
- フォーサーズのEC-20の取扱説明書によると、マスターレンズの開放F値がF4.0より暗いレンズにテレコンバーターを装着した場合は露出がずれることがある。また、EC-14/EC-20共にF4〜F22に絞ってマスターレンズの性能を引き出すのがコツです。MC-14/MC-20の取扱説明書にはこれらの記載はありませんが、E-M1 Mark II Ver.3.1、40-150mm F2.8とMC-20の組み合わせでは稀に露出ずれが発生することを確認しました。適宜、露出ダイヤルをくるくると調整すればOKです。
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| E-M1 + ZUIKO DIGITAL 70-300mm F4.0-5.6 |
- 以上です。フォーサーズのEC-20の評判に賛否があったのは、個体差やこれらの取り扱いの難しさが影響したのでしょうか。OLYMPUSミラーレス一眼の野鳥撮影は、低振動モード0秒の登場が転機だったように思います。
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