「光学用黒つや消し塗料 簡単セット」 |
巷で流通しているレンズフードの格安の互換品は、内側が未処理または簡易的な加工であることが多く、購入の際は注意が必要だ。しかし、ものは考えようで、互換フードはあくまで素材として購入して、自分だけのオリジナルフードを作るというのも一興と思い、互換フードと遊馬製作所の「光学用黒つや消し塗料」を購入してみることにした。
SCOPELIFE 光学用つや消し塗料|遊馬製作所
早速、添付の手順書を熟読して塗り始めようとしたが、上手に塗れるだろうかと不安になる。筆を使うのはかなり久しぶりだ。15mlほど容器に移したあと、M.ZUIKO 12-50mm F3.5-6.3 EZ用の互換フードを塗り始める。手順書には、綺麗なつや消しを出すには濃度の調整が大きなカギで、試し塗りの後に仕上がりを見るように明確に指示があるのだが、、、我慢できなかった(笑)
筆に慣ないまま始めたので塗料を均一に塗れない。自分の仕事は中の下といった感じだが、確かに光沢は無くなっている。
Before |
After |
Before |
After |
所有しているオリンパスの純正フードは、溝付加工&黒つや消し塗装されているので、特に塗る必要は無い。ところが、ZD ED 50mm F2.0 Macro 付属のフードを蛍光灯に当てると、エッジがギラギラと反射しているように見える。容器に移した塗料は、まだ残りがある。どうしよう。。しばらく悩んだが、やはりテカりが気になるので塗ることにした。
結果的には、エッジの光沢が消えて良い感じに・・・。
Before |
After |
こうなると、もう止まりません。
ZD ED 70-300mm F4.0-5.6 付属のフードは、溝付加工&黒つや消し塗装の剥がれもない。まったくやる必要は無いと思いつつ、、塗ってみたら驚きの超つや消し状態に。(何かのCMみたいだ・・・。)
Before |
After |
最終的には、所有する全てのフードの内側を塗りまくり。更にOM-Dのボタン類をすべて塗りつぶしたくなる衝動に駆られたが、そこはぐっと我慢。(^_^;) 筆の洗浄と塗料の後片付けをして、2時間半の作業でした。数日後、フード内を見ると塗料が落ち着いたようで、更に真っ暗になっていた。この手の製品は天体望遠鏡用や な植毛紙の粘着シールタイプがあるようです。