2013年6月23日日曜日 更新:

『第六回 子供撮影の集大成!運動会での心構えを大公開。』~我が家では、こうしてます~

今回は、運動会での心構えについてご紹介したいと思います。何事も事前の準備が大切というお話です。

使用するレンズは望遠ズームレンズ1本!

我が家では、フォーサーズの70-300mmをOM-Dに付けて撮影しています。とにかく望遠レンズは手ぶれがすごいので、以前は一脚を使って撮影していたのですが、OM-Dは一脚すら不要にしました。5軸手ぶれ補正恐るべし。女性でも手持ちで600mmの世界を低価格で実現できるのがフォーサーズのメリットです。最近出た75-300mmはもっとコンパクトなので、最近カメラを始めた人が羨ましい。運動会の風景は、スマホのカメラで十分かな。

ボディは5軸手ぶれ補正付きを
選んでください



我が子はどこだどこだ

必ずこうなると思います。同じ服装で似たような体型の子供がわんさかいます。運動着にでっかく子供の名前を刺繍する親もいるくらい。そして、見つけたとしても300mmの望遠レンズでフレームに入れるのも一苦労です。前日にレンズを買って、当日上手に撮ろうなんて絶対無理と思ってください。

どわ~っと来ます





最初は惨敗!

お父さんお母さん達との場所取りの戦いに敗れ(お願いすると場所を譲ってくれますが何回もお願いはできない)かけっこは上手に撮れず。最初の運動会は惨敗でした。幼稚園の専属カメラマンが結構撮影してくれていたので、なんとか救われましたが・・・。ちょっと運動会恐怖症になったかもしれません。





そして修行の日々

そこで私は野鳥を撮ることにしました。もはや70-300mmは私の体の一部であり、子供達の動きは止まって見えます(笑)おすすめの被写体はトビとウグイスです。どこにでもいるので是非チャレンジしてみてください。昔の記事を読み返してみると、運動会の子供を撮るんだという熱意があれば実質1週間程度でマスターできそうです。




しおりを熟読

前置きが長くなってしまいました。いよいよ運動会当日です。しおりを熟読して我が子がどのプログラムに出るのか把握します。とにかくポジショニングが重要です。早め早めの行動を心がけてください。また、どんな風に撮りたいのか自分の中で決めておきましょう。かけっこであれば”ゴールの瞬間を撮る”、リレーであれば”コーナーの競い合う瞬間を撮る”というような定番の構図が無難です。


白熱のリレー風景





我が子だけを撮る

長丁場ですので、我が子だけ撮ると決めておけばバッテリーは1本で済みます。ビデオも撮るのであれば、バッテリーはもう1個予備があると安心です。先生、保護者のお話は生で聴いてそのお言葉を心の中で噛みしめましょう。

園長先生の話を聞く次男(笑)




鬼門は親子競技

我が家の反省点は、私だけスキルアップしてしまったことです。可能であれば夫婦一緒にカメラの撮影術を習得した方がいいです。妻にこの連載を熟読してもらってますが時すでに遅し。おそらく今後もデジタル一眼カメラを持って出かけることは無いでしょう。でも本気出した時の女性のセンスには一目置いているので、本当は興味を持って欲しいんですけどね。

疲れたな~





脚立が便利です

最後になりますが、ホームセンターにある一番小さい脚立があると場所取り不要で楽ちんです。人数の多い幼稚園に通われているなら、みんな持っているので恥ずかしくないです。最初はそこまで気合い入れなくてもって思ってましたが、いざ使ってみると超便利です。是非使ってみてください。ちなみに中学校になると撮影する人が激減します。


以上です。運動会は、我が子を全て記録しようとせず、重要なシーンのみ抑えるくらいの意気込みで参加しましょう。あとは声援を送るなり拍手するなりして、家族で一緒に運動会を楽しみましょう。

次回は、プリント写真や子供の作品をデジタル化して保管する方法をご紹介します。

第七回へ進む!




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