2020年2月2日日曜日 更新:

オリンパス2020年度の発売予定レンズを考える

昨年発表されたオリンパスの最新レンズロードマップを参考に、2020年に発売されるレンズを考えてみました。

最新レンズロードマップ@2019.NOV.28

ボディ2台・レンズ3本

オリンパスは、昨年11月のマップカメラのインタビューで「ボディ2台・レンズ3本を毎年リリースする」と今後の意気込みを語っています。その10日後、オリンパスの最新レンズロードマップが発表されました。

最近プレスリリースがリークされた「ED 12-45mm F4 PRO」と「発売予定時期」を発表している「ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS」は、2020年発売で確定と見てよいでしょう。150-400mmは、東京オリンピック開催前のボーナス時期を狙って6月発売か。→2021年1月22日(金)発売でした!

ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS


となると、残りの1本として可能性が高いのは・・



PREMIUM、STANDARDレンズの更新内容

  • (更新)ED 12-200mm F3.5-6.3(2019年3月22日発売)
  • (更新)ED 100-400mm F5.0-6.3 IS(2020年9月11日発売)

ED 100-400mm F5.0-6.3 ISは、シグマ「ライト・バズーカ」のOEM品でしょうか?質量は1,160g、価格は10万円前後。まーたレンズ中央の美味しいところだけ使おうって魂胆か!(*すべて妄想です)→7/10、L/Eマウント版が登場したがレンズ構成を見るとSA版の生まれ変わりのようだ。ZEROコーティング、MC-14/20装着可、フィルター径はΦ72mmで12-100mmおよび40-150mm F2.8と共通です。対応する化粧カバーは「DR-79」で、300mm F4.0に同梱されている三脚座が使用できそうだ。

マウント
SA
L
E
MFT
 

レンズ構成

大きさ
Φ86.4 x 182.3mm
Φ86.0 x 197.2mm
Φ86.0 x 199.2mm
Φ86.4 x 205.7mm
重 量
1,160g
1,135g
1,140g
1,120g
 
105,000円
120,000円
120,000円
180,000円
(会員価格:123,393円)

正式に製品名を公表したということは、順当に行けば3本目はこのレンズで決まり?開発部隊には「ゴーストバスターズ」という鏡胴内の反射防止を研究するチームがいて、フレアやゴーストを徹底的に抑える工夫が随所に施されているとのこと。46MP Foveon X3搭載のMTF測定器「Aizu 1」で全数検査後に出荷される。

ズバリ、「E-M10 Mark IV」と一緒に発売と予想。

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

主な変更点

  • SLDガラス x4 → ED x4 スーパーHR x2、HR x2、MSC機構
  • マウント部のみ簡易防塵防滴構造 → 防塵防滴構造
  • スーパーマルチレイヤーコート → ZEROコーティング




PROレンズの更新内容

  • (更新)ED 12-45mm F4.0 PRO(2020年3月27日発売)
  • (新規)Telephoto Zoom Lens

ED 12-45mm F4.0 PROは、おそらくディスコンになった12-50mm の生まれ変わりで、きっとE-M5 Mark IIIにお似合いでしょう。しかも12-100mmの画質に非常に似ているという。価格は7-8万円前後と予想されており、これは大ヒットの予感。ただし、MFクラッチやLnボタンが省略されているそうだ。発売は3月下旬頃? →2020年3月27日(金)発売!


主な仕様

  • 防滴処理:防塵防滴機構
  • 最大撮影倍率:0.5倍(ズーム全域で0.5倍!)
  • 最短撮影距離:0.23m
  • フィルター径:φ58mm
  • 大きさ:63.4 x 70mm
  • 重さ:254g


(参考)E-M5 Mark III 装着イメージ(ラフです)




新たにロードマップに追加された「Telephoto Zoom Lens」は、40-150mm F2.8 PROのリニューアルでしょうか?2/1の値上げで、40-150mm F2.8 PROの駆け込み需要が1月にあったようです。

40-150mm F2.8 PROでよく目にする改善要望は、以下の3つです。1と2は、I型のユーザーにも嬉しい改善になります。

  1. 三脚座をアルカスイス互換にする
  2. フードの強化 LH-76D発売!
  3. 手ぶれ補正搭載

人気レンズのリニューアルは、どんどん進めて欲しいです。1kg以下の軽量化に成功した300mm F4 IS PRO2型や、フィルターポケットを搭載した8mm F1.8 Fisheye PRO2型など。




PROレンズのアップデート

2020年7月2日(木)、レンズロードマップが更新されました。「Wide Zoom Lens」の製品名は「ED 8-25mm F4.0 PRO」に確定。新たに「Macro Lens」が追加されました。

  • (更新)ED 8-25mm F4.0 PRO
  • (新規)Macro Lens

最新レンズロードマップ@As of July 2020


Macro Lensは詳細が伏せられていますが、これまで特許関連で噂されていた100mm F2.8 Macroでしょうか?

  1. 500mm F4
  2. 300-500mm F2.8-4
  3. 8-24mm F4
  4. 100mm F2.8 マクロ
  5. 10mm F1.4
  6. 12mm F1.4
  7. 14mm F1.4
  8. 16mm F1.4

いまZD 50mm F2.0 Macroと改造MMF-3マウントにMC-14を付けてよく撮影しているが、100mm前後は「近づけない被写体」には本当に便利な焦点距離です。

ED 8-25mm F4.0 PROは、パナソニックの人気レンズ「LEICA 8-18mm F2.8-4.0」に対抗する小型の超広角ズームレンズ?これは登山用の新定番レンズとなりそう。




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