2020年11月6日金曜日 更新:

初代 LUMIX DMC-GM1 ブラック購入

レンズ欠品、センサーにゴミあり。でも本体がやたら綺麗な初代GM1ブラックを購入しました。

主な仕様

後継機:GM1S
  • 有効画素数1600万画素 4/3型 Live MOS センサー
  • 画像処理:ヴィーナスエンジン(GX7と同じ)
  • 防滴処理:なし
  • 手ぶれ補正:なし 
  • ファインダー:なし
  • 液  晶:3.0型静電タッチパネル液晶 約104万ドット
  • シャッター:1/16,000〜60秒
  • 連  写:AF追従4コマ/秒
  • 動  画:フルHD/60i, 30p, 24p
  • 記録媒体:SDカードx1スロット 
  • 電  源:7.2V 680mAh
  • 外形寸法:98.5 x 54.9 x 30.4mm  
  • 質  量:201g(バッテリー、SDカード含む)

 

 

基本情報

  • 製品名:デジタル一眼カメラ DMC-GM1
  • 希望小売価格:オープン価格、初値97,200円
  • 発売日:2013年11月21日(木)  
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外観

 


 

2014年グッドデザイン賞 受賞製品。デザイナーは吉山 豪氏。

各種動作は良好で、運良く新品同様のGM1ブラックを引き当てたようだ。
  • ボディに傷がほとんどない
  • モードダイヤルのクリック感がすこぶる良好
  • 不安だったセンサー上のゴミは、ブロワーで一瞬で吹き飛んだ
  • ファームウェアが古かったので最新に更新
  • ショット数は2272回(;・∀・)少な!!
 
以前から「LUMIXはブラックが人気」と噂には聞いていたけれど、、、実際に手にして、これは参りました。本当にかっこいい。機能追加されていない初代GM1は、逆にシンプルなところが写真機として好印象。
 


 

競合カメラ

元々は、GX7MK2とGX7MK3を検討していました。デザイナーは政野耕治氏。色々と調べていくと、LUMIXのGX7シリーズは「日本向けと海外向けでボディ色が全く異なる」のです。海外のAmazon.co.ukなどで簡単に検索できるのだが、海外向けシルバーモデルはソニーα7Cや富士フイルムのカメラかと思ってしまったほど。

上段:日本仕様 GX7ML2、下段:海外仕様 GX85/80 

もっと驚いたのはブラックモデルで、当たり前のように眺めている漆黒のボディ色は、本家LEICAに寄せた「ブラックペイント」仕様なのです。


左:日本仕様 GX7MK2 右:海外仕様 GX85/80


しかし、海外仕様も悪くない。迷いに迷っているところで、初代GM1にも「ブラックペイント」モデルがあったことを思い出す。



GM1の良いところ

パナソニックのDMC-GM1Sは、主に小物類の撮影で活躍しているお気に入りのカメラです。「タッチ追尾AF」を応用した静止画撮影がとても便利ですし、GMと同レベルの「十字キー長押し」が出来るカメラは意外と少ない。

特にオリンパスの17mm F1.8との相性が抜群で、出てくる絵もほとんど手を加える必要がなく重宝しています。

 

DMC-GM1SとE-M1 Mark II

 

今年の5月に”余計なこと”をしてGM1Sを壊してしまった。自分にとってGMは電卓みたいな位置付けで「無くてはならないもの」です。「部品取り用に予備を確保しておこう」という軽い気持ちで、中古品を注文しました。

 

初代GM1とGM1Sの違い

GM1とGM1Sのカメラの基本仕様は同じです。実際に操作してみてGM1Sの方が優れているところは、拡張ISO100の新設、AFCコマ数4→5にUP、動画フィルター設定対応、ゼブラパターン表示、液晶モニターの輝度 約50%向上など。

GM1Sには他にも、スナップムービー、PASMモードで「クリエイティブコントロール」の22種のアートフィルターを適用可能であったり、Wi−Fi接続のQRコードが機能追加されています。 

GMシリーズの開発者インタビューを読むと、パナソニックの社内では「GMはビジネス的には失敗作」とされている。口コミでも「GMは小さすぎて操作しにくい」という声がある。

十字キーやタッチ操作で露出補正やF値を直感的に操作できて、本体サイズはソニーRX100シリーズと同等、そんな唯一無二のレンズ交換式カメラなのに??

GM1のサイズ感のまま、フラッシュ部に「ポップアップ式EVF」を組み込めば、今からでもソニーやキヤノンに対抗できるカメラだと思うのですが。ワンタッチでぴょんと飛び出す仕掛けが面白いですし、RX100M6/M7(2018/2019発売)は、手前にEVFが飛び出した状態からワンプッシュで収納できるときたもんだ。コールドシューに装着した光学ファインダーのように使えるので違和感がないんですよね、コレ。

残念ながらパナソニックは、動画主体のカメラに軸足を移してしまった。もうこちらの世界に帰ってくることは無いのでしょうか。

左:SONY RX100M7 右:Canon G5XM2
 
 
 
 

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