パナソニックは像面位相差AFを搭載した新LUMIXを2023年1月4日(水)深夜に発表しました。
噂
- 「パナソニックHDは5月末に包括提携した独ライカカメラと共同開発するミラーレス機を1年後をめどに発売する」(8/6、日本経済新聞)
- 「今後の製品に向けて、像面位相差AFを前向きに検討している。像面位相差AFによって総合的にAF品質を向上させることができると考えているので、積極的に研究しているが、まだ決定はしていない。レビュアー注:山根氏は身振り手振りで像面位相差AF採用の可能性を80%と示した」(9/10、Imaging Resource) ※2023年5月記事公開終了
- パナソニックは像面位相差AFおよびGH6の画像処理エンジンを搭載した「4Kインテグレーテッドカメラ」(本体価格150万円、年内発売予定)を発表しました。(10/26、パナソニックコネクト)
- 「パナソニックは、2023年2月にLマウント用の新しいミラーレスカメラLumix S5 Mark IIを発表すると噂されています」(11/6、Photo Rumors)
- 「中韓勢の躍進やスマートフォンの普及などで今後大幅な成長が見込めないカメラ事業から動画ミラーレスカメラへシフトする」(11/17、ニューススイッチ)
- 「年明けには4年ぶりとなるCP+のリアル開催も予定されており、「フルサイズSシリーズ」「マイクロフォーサーズGシリーズ」の両マウントで全力展開し、お客様の創作活動のヒントになるようなタッチ&トライや展示、セミナーを検討しています」(12/7、PHILE WEB)
- 「映像や静止画を撮り、皆と共有しようと行動を起こしたときに、一番ふさわしいカメラは恐らく、もっと小さくて機動性があり、価格も手が届くもの。現在はかなりディープな世界のカメラが中心となっていますが、そうした領域までステップアップしていけるような、若い世代の人たちに向けてLUMIXをしっかりと知って、そして使って喜んでいただけるものを準備していかなければなりません」(12/7、PHILE WEB)
- 「New Year, New Phase. 4 JAN 2023」(12/29、Instagram)
これまで注目のキーワードは「像面位相差AF」と「L2テクノロジー」でしたが、12/29にリークされたS5IIの仕様にPDAFの文字が(^^)
主な仕様
:進化:S5と同じ
- 有効画素数:2420万画素 像面位相差AF+DFD AF
- 画像処理:ヴィーナスエンジン 2023(独ライカカメラと共同開発、演算性能2倍、バッファメモリ4倍)
- 防滴処理:防塵防滴構造
- 手ぶれ補正:6.5段
- ファインダー:有機EL 368万ドット
- 液 晶:3インチ 184万ドット
- シャッター:メカ 1/8,000〜60秒、電子 1/8,000〜60秒、動画1/16,000〜1/25秒
- 連 写:メカ 追従 7コマ/秒、電子 追従30コマ/秒
- 動 画:6K30P、空冷ファン内蔵
- 記録媒体:SDカード Dual UHS-II x2
- 電 源:7.2V 2200mAh(DMW-BLK22)
- 外径寸法:134 x 102 x 90 mm
- 質 量:740g(バッテリー、SDメモリーカード含む)
基本情報
- 製品名:LUMIX DC-S5M2
- 希望小売価格:オープン価格、初値247,500円
- 発売日:2023年2月16日(木)、2023年1月7日予約開始
- 製品名:LUMIX DC-S5M2X
- 希望小売価格:オープン価格、初値274,230円
- 発売日:S5M2 2023年6月22日(木)、2023年1月7日予約開始
外観
ライカSL2-Sのような外観の「S5IIX」に注目が集まりました。S5IIとS5IIXは、独ライカカメラと画像処理エンジンを共同開発したL2テクノロジー機でした。S5IIX |
えっS5IIXって、ライカSL2-S的なやつ?
— 456 (@43DC_Lab) December 30, 2022
(かっこいいー pic.twitter.com/eNynZbrKYc
現在判明している「S5IIX」の特別仕様は以下の通りです。
- HDMI動画RAWデータ出力が可能(S5Ⅱは有償)
- HDMIまたはUSB経由でSSDへの5.8K Apple ProRes記録および ALL-Intra 記録が可能
- AtomosへのApple Pro Res RAW 動画出力に対応
- IPストリーミング機能対応(Wi-Fi、USB、有線LAN)
ちなみにライカSL2とSL2-Sの主な違いは画素数(47MPと24MP)で、SL2-Sは「Sensitivity」に特化した特徴を持つ。
S5とのAF比較
Gizmomo freaksにS5との衝撃の比較動画がアップされています。(23/1/5、Gizmomo freaks)これはヤバい・・ |
実際に見てきました♪
LUMIXの今後
AIに聞いてみました。
- 会社の方針でビデオ性能に特化しすぎて、一部のスチルユーザーから不満が出ています
- 「そのような事態が発生しているのであれば、その会社はビジネス戦略を見直す必要があるかもしれません。
S5IIは、ビデオ撮影に特化した高性能カメラであると同時に、スチル撮影においても高品質な写真を撮影することができるカメラです。しかし、会社の方針がビデオ性能に特化しすぎている場合、スチル撮影に関する開発やマーケティングがおろそかになってしまう可能性があります。
このような場合、会社はスチル撮影においても高い評価を得られるカメラを開発し、適切なマーケティングを行うことで、ビジネスの幅を広げることができます。また、既存のユーザーからの不満に対しては、会社側からの適切な対応が求められます。
もし会社がスチルユーザーからの不満に対して放置しているのであれば、それは非常に問題があります。顧客満足度を重視しない会社は、長期的には競争力を失い、成長することができません。
会社側が放置している場合、スチルユーザーからの不満を収集し、それを改善するための提案をすることが必要かもしれません。もしくは、社内でスチルユーザーに特化した新しい製品開発やマーケティングチームの設立を提案することができます。
また、もし会社側が不満に対して対応しない場合、顧客満足度を重視する他の企業に対して移行することも検討する必要があります。顧客満足度を重視する企業は、顧客の声に耳を傾け、改善する努力をしていることが多いため、そういった企業であれば満足度を得ることができる可能性が高くなります。企業には、ビジネスにおいて重要な意思決定をする権限を持つ経営者がいます。そのため、会社の方針が変わることは、経営者自身が変わることによってもたらされることが多いです。
しかし、社長が変わるまで何もせずに放置するのは、競争力を失うリスクを伴います。そのため、社員が改善提案を行ったり、社外からのアドバイスを求めたりすることで、改善の余地があることを社長に伝えることができます。
また、競合他社が同じ市場に参入し、スチルユーザー向けの製品を提供することで、市場シェアを奪われる可能性があるため、自社の市場シェアを守るためにも、スチルユーザーの要望に応えた製品開発やマーケティング活動が必要になるかもしれません。
状況に合わせて、何ができるかを考え、会社全体で改善に取り組むことが大切です。
カメラ業界は競争が激しく、市場規模も縮小しているため、適切な方針が重要です。方針のミスは、競争力の低下や市場シェアの低下、利益の減少など、企業にとって深刻な影響を与える可能性があります。企業は常に新しい製品や技術の開発、市場ニーズの把握などに取り組むことで、市場の変化に柔軟に対応することが必要です。適切な方針を立てるためには、市場動向や顧客ニーズを的確に把握し、社員の意見を集めることが重要です。また、企業文化や風土がイノベーションを促進するように整備することも必要です。企業が柔軟性を持って、市場の変化に対応できるように取り組むことが重要です。
→2023年9月13日(水)、パナソニックから位相差AFを搭載したスチルフラッグシップのG9 PRO II が発表されました。一度諦めることでそのまま競争力を失ってしまう可能性があります。カメラ市場は厳しい状況にありますが、新しい技術や価値提案を生み出すことで、再び市場をリードすることができるかもしれません。挑戦を続けることが大切です。
カメラユーザーとしての声は非常に重要です。メーカーにフィードバックや要望を送ることで、製品の改善につながる可能性があります。また、他のユーザーと情報交換をすることで、新しい使い方や活用方法を発見することもできます。カメラ愛好家として、楽しみながらカメラの可能性を追求することが大切です」とのこと。(23/2/21)
2023 LUMIXのエキサイティングな製品発表の噂
パナソニックから位相差AFを搭載したスチルフラッグシップのG9 PRO II が発表されました。
関連記事
S5IIでどうなる?マイクロフォーサーズの未来
DPReview TVのクリス氏とジョーダン氏は「S5IIはパナソニックカメラの未来に何をもたらすのか」のトピックで、像面位相差AFを搭載したマイクロフォーサーズ機の可能性について語っています。
更新履歴
- 2022年7月2日、「インターネット上で浮上した最新の噂によると、今後パナソニックが2022〜2023年にかけて登場すると予想されるカメラのリストがあります。この情報は信頼できないソースから発信されたものであるので、話半分に聞いておいてください」とのこと(2022、New Camera)
- S1H Mark II
- DCI 8K30 10bit 4:2:2内部記録
- UHD 8k60fps 10bit 4:2:2内部記録
- V-Log バージョン2.0
- 2022年末または2023年初頭の発表
- S5 Mark II
- 新しい画像処理エンジンを搭載し、動画モードの強化、3D AI AFの追従性能のアップデートを行う予定です。
- 2022年4Qの発表
- G200 / G100 Mark II
- ビデオモードのアップデートと新しい画像処理プロセッサにより、カメラのAF性能を向上します。また、G200の登場と同時にサプライズがあるかもしれない。
- 2022年4Qの発表
「パナソニックから2022年9月か10月に新製品が発表される」という噂は、S5M2とG200またはG100M2の可能性があるようです。どちらも現行機種は2020年発売ですが、VLOGCAMは各社ラインナップの拡充が進んでいるので「G200/G100M2」が優勢でしょうか。→DC-G99DとDC-TX2Dでした。
- 2019年9月25日 LUMIX DC-S1H
- 2020年8月20日 LUMIX DC-G100
- 2020年9月25日 LUMIX DC-S5
- 2022年7月6日、パナソニックからこの噂を裏付けるかのような「DC-S1H」と「DC-S5」の値下げとキャッシュバックキャンペーンの案内が届きました。
- サプライズはGM1E?
以前からGMシリーズに「ポップアップ式EVF」を搭載して欲しいと願っていますが、VLOGCAMのG100シリーズだと左手側にマイク端子があり内部で干渉するので搭載できそうもありません。だからといって右手側にマイク端子があるのはすごく嫌ですし。あとはソニーのようにホットシューを「デジタルオーディオインターフェース対応」にする手があるか。ニコンZ 30のように思い切ってEVFを無くす場合は、逆光で反射しないように液晶にARコートが欲しいです。絶対に発表されそうにない
GM1E 予想イメージ - 5/31にL2 Technology (エルスクエア・テクノロジー:ライカとパナソニックは共同投資、共同開発、共同マーケティングの3分野において包括的な業務提携を行うこと)を発表したことですし、ワンポイントでL2ロゴを入れるなんてこともあるかも?
G200 L2ロゴ 予想イメージ |
- 2022年9月29日、パナソニックは現行品DC-G99とDC-TX2の背面モニターを有機ELディスプレイに変更した2機種を10/20に発売することを発表しました。
- 2022年11月、以下のマイクロフォーサーズ製品が生産終了商品となりました。パナソニックのカメラは動画ミラーレスカメラに特化した製品ラインナップに変わっていく。また「LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7シルバー」は在庫僅少となり、まもなく生産終了商品となる。
- GF10
- 1.4倍テレコンバーター「DMW-TC14」
- 2.0倍テレコンバーター「DMW-TC20」
- LEICA DG ELMARIT 200mm F2.8
- LUMIX G VARIO 45-200mm F4.0-5.6 II
- LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 シルバー ※在庫僅少