2019年11月7日木曜日 更新:

OM-D E-M5とLEICA 25mm F1.4 II で夜景スナップ

前回、意外な形でMFTの広角F1.2レンズの魅力を再認識したけれど、標準F1.4レンズで夜景スナップは手ぶれ補正に頼るしかないのか?いや、何か方法はあるだろうと探してみたら・・あった^^;

1/125s F1.4 ISO200 +1.7EV

SH測光のバックナンバー



オリンパス版ナイトモード?スポット測光シャドウコントロール


これまでOM-Dの測光モードは、静体はデジタルESP測光、動体は中央重点平均測光で撮影してきたが、夜の屋外向けにはスポット測光シャドウコントロールがありました。これを選択するだけで、シャッタースピードがESPの2倍に跳ね上がります。

1/60s F1.4 ISO200 +1.3EV
1/50s F1.4 ISO800 0EV
1/60s F1.4 ISO800 +2.3EV





ISO感度とシャッタースピードの調整は必須


オリンパスのISO感度オート設定は、Aモードの場合は露出補正ダイヤルを±調整すると、ISO感度が自動選択されます。※パナソニックは、ISO感度とシャッタースピードを自動選択する「インテリジェントISO感度」設定があります。

なので、ぼーっと撮影していると、グングンISO感度が上がってしまいます。ISO感度オートを使用する場合は、ISO感度オート上限を厳しめに設定しておいた方が良いかも。(そもそも無駄に上げる必要がない)

1/160s F1.4 ISO200 +1EV
1/100s F1.4 ISO200 +1EV
1/60s F1.4 ISO500 +1EV
1/125s F1.4 ISO200 -1EV
1/60s F1.4 ISO800 +1EV
Googleフォト:1/60s F1.4 ISO500 +0.7EV
PB060234
Flickr:1/60s F1.4 ISO500 +0.7EV
1/50s F1.4 ISO800 +1EV
1/40s F1.4 ISO800 +0.3EV
1/50s F1.4 ISO800 +1EV
1/40s F1.4 ISO800 +0.7EV
1/40s F1.4 ISO800 -0.7EV
1/13s F1.4 ISO800 +0.7EV

最後の写真のように、5軸手ぶれ補正に頼って撮影している写真も複数あった。しかし、以前であれば、もっとシャッタースピードが遅くて被写体ブレが多かったはず。

-1EVが肉眼でみた風景に近いが、写真の見栄え的には+1〜2EVが適切だったかも。ほとんどお店が閉まった20時の江ノ島は、かなり暗くて寂しい雰囲気でした。WBオート、階調標準、Natural仕上げで撮って出し。高感度ノイズ低減はOffです。





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