OM-D E-M1 Mark II で野鳥撮影。 | 43デジカメ*ラボ 43デジカメ*ラボ : OM-D E-M1 Mark II で野鳥撮影。

2017-01-16

OM-D E-M1 Mark II で野鳥撮影。

発売からもうすぐ1ヶ月が経とうとするOM-D E-M1 Mark II。これまで評判のC-AFによる動体撮影を試していなかったので出遅れ感が半端ないのですが、、、今回はスポーツ写真モードの体験記になります。

P1150075
またまた海へ。E-P5で撮影




目次
  1. 野鳥撮影の基本撮影
  2. プロキャプチャーの使用感
  3. AFスキャンモード(3種)とAFリミッター設定の勘所
  4. 操作の肝は「コントロールダイヤル」
  5. C-AF追従感度とAFターゲットの使い分け
  6. 使用機材



野鳥撮影の基本設定


まずはウォーミングアップで漁船、ジェットスキー、サーフィンを楽しむ人々などを撮影。親指AF用のAEL/AFLボタンが先代より押しやすく、♥連写Lはバッファ遅延による引っかかりもなく快適に撮影できます。従来のマイC-AF設定に加えてC-AF追従感度設定は-1(粘る)、クラスター表示ON、AFリミッターのON/OFFはFn2とL-Fnに割り当てました。♥連写で撮影した写真を再生で早送りすると、それはもう動画です。飛んでるカワウやトビを見つけたあと瞬時にフレームの中に入れることができれば、後はずっと捕捉したまま撮影できます。

2017年10月21日更新、オリンパスのサイトに カワセミ専用の推奨設定が公開されました。

鳥 (カワセミ) 滞空飛行撮影用 推奨設定

P1150319
クラスター表示&ピーキングで気分はアンドロイド。



◆プロキャプチャーの使用感


S-AFとプロキャプチャーHの組み合わせは60コマ/秒でスローモーションのように撮れるが、露出・ピントは1コマ目で固定される。野鳥の飛び出しはピントを追従させる必要があるので、C-AFとプロキャプチャーLを選択しました。野鳥が飛び出すまで結構待つので、親指AF(AEL/AFLモード:C-AF - mode4)は必須かも。下図の写真は小鳥が飛び立つ瞬間の8枚です。昆虫写真家の海野先生によるとプロキャプチャーLでプリ連写14コマがおすすめとの事です。→詳細

モード
最大連写速度
最大プリ連写*(default)
最大記録枚数(default)
プロキャプチャーH(S-AF)
60コマ/秒
14(14)
99(25)
プロキャプチャーL(C-AF)
18コマ/秒
14(8)
99(25)
*プリ連写の連続撮影時間は最長1分。プリ連写枚数、記録枚数共にデフォルトで使用中

AEL/AFLボタンを押した状態で、、、


P1150379
バッ

プロキャプチャーで撮影した写真は、「こんな風に羽や足を動かしていたんだ。」という新しい発見があります。この機能はスナップ写真だけでなく、生態観察やスポーツ選手のフォームの研究など別の用途でも使った方がいいとさえ思います。これまで、小鳥の飛び出しをこのように撮影するのはとても難かった。オリンパスのE-100RSやニコン1が人気だったのも頷けます。

P1150380
ビュ~ン!と、おそらくこの後にシャッターを切ってる。

この日は約2時間の撮影で約550枚。バッテリー残量は59%。プロキャプチャーで野鳥が飛び立つ前にAFを駆動し続けたので、残量がどんどん減っていくのが分かりました。意外とカメラを構えてから直ぐに飛び立ちませんね。プロキャプチャーは大変便利な機能なので、是非「共存共栄」の精神でパナソニックのレンズでも使用できるようにして欲しいですね。(>人<;)オネガイ



◆AFスキャンモード(3種)とAFリミッター設定の勘所


AFスキャンは、ピントの位置を探すAF動作をコントロールする機能で、デフォルトではmode2が設定されています。我が家の場合は野鳥と子供を交互に撮ったりするので、オリンパスサポートによるとmode3がお勧めのようです。


モード
基本機能
解説
mode1
AFスキャン駆動を行わない
- 近景もしくは遠景のみをピント合わせする
- コントラストがはっきりとしている被写体を撮影する際に利用する
mode2(default)
1回のみAFスキャンを行う
通常の撮影で使用
mode3
AFスキャンを繰り返し行う
- 近景から遠景などピントが大きく合っていない状態からAFを動作する
- コントラストがはっきりしない被写体を撮影する際に利用する

また、野鳥撮影で一番厄介なのが時折発生する至近〜∞まで全域スキャンする動作で、70-300mmなどはジーコーーとピント位置を探している間にシャッターチャンスを逃すことがしばしばありました。AFリミッターは、スキャンする範囲を制限することができるので、この弱点を回避できるのが一番のメリットかなと思います。今は、3m~999.9mと5m~999.9mを用意してFnキーから呼び出せるようにしてます。マイクロフォーサーズのレンズでは長めのウォブリングが発生しなくなるので、なかなか快適です。

OM-D E-M1 Mark II + M.ZD 45mm F1.8
梅とヒヨドリ



◆操作の肝は「コントロールダイヤル」


フロント/リアダイヤルでF値と露出、またはFnレバーを切り替えてISO感度とWBを調整できますが、その他の設定もファインダーを覗きながら2つのダイヤルでクイックに変更できるようになってます。Fn1は、AFターゲットのシングル↔オール。電源スイッチの上にあるHDRボタンで、♥連写↔プロキャプチャーなど。不要な設定は非表示にしておくことを忘れずに。→詳細 

P2190118
河津桜とメジロ


◆C-AF追従感度とAFターゲットの使い分け


C-AFで捕捉した被写体がAFターゲット枠外に離れた際に一定時間そのピント位置に留まる機能です。撮影者が被写体をAFターゲット枠外に逃したり、別の被写体が前を横切っても、この時間内にリカバリーすればOKです。

C-AF追従感度(旧AFロックオン)
AFが粘る時間*
+2(OFF)
なし
+1(弱)
0.25秒
0(標準)
0.5秒
−1(強)
1秒
−2
2秒
*テスト時のおおよその印象です。(^^ゞ

C-AFは、マイナス側の「粘る」でも一定の速度で移動する被写体を捕捉し続けるが、突然ピョンとバックステップするような動きだと「粘る」が作動しました。構図を優先するか被写体を優先するかでも選択肢は変わってきます。AFターゲットモードは、被写体の大きさや動きに合わせてオール〜1点を選択することが大切なようです。



◆使用機材



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