2016年3月6日日曜日 更新:

Peak Designとマイクロフォーサーズの使い勝手

ケータイWatchで紹介されて以来、一気に有名メーカーとなった印象があるPeak Design。現在、全てのカメラにアンカーを装着して愛用中ですが、どんな風に使ってるのか教えてと相談を受けましたので、ちょっと特殊かもしれない我が家の使用方法をご紹介します。

使用初期の定位置

ストラップからの解放

お出かけの際のカメラバックの中は、ストラップが他の機材と絡まってしまうのが悩みの種でした。そして、カメラ毎にストラップを用意しなければならないのが面倒で、これらの問題から解放されたいと常々思っていました。ですので、JBF2013で「CUFF」を紹介してもらった時は「えー夢みてた製品だ!」と叫んですぐ購入しました。しばらくして「LEASH」を追加して、撮影用途に合わせて交換しながら撮影していました。

Peak Design 「CUFF」
Peak Design 「LEASH

 
 
 

キャプチャーカメラクリップ(2021年更新)

また、年に1〜2回ですが登山をするので、「キャプチャーカメラクリップ」を購入しました。登山の時はリュックのショルダーハーネスに付けました。岩場など危険な場所では、胸の位置は最も安全な場所と感じます。しかし、長時間装着していると肩が疲れるという欠点があります。また、Peak Designの製品紹介ページに、ウエストポーチやジーンズのベルトに直接付ける例が紹介されていますが、これも実際に付けてみると徐々に腰が疲れてきます。OM-Dでこの調子なので、一眼レフだったらもっと疲れると思います。だから購入してしばらくは、イマイチな製品だと思っていました。

使わないときはまめにリュックに収納すべし

転機が訪れたのは、リュックのショルダーハーネスの腰側付近に装着したときです(冒頭の写真)。長時間付けていてもまったく疲れないし、普段の行動でカメラがまったく邪魔にならない。それでいて必要な時にさっと取り出せる。人とカメラがぶつかりやすいので、人混みの中だとかリュックを下ろす時だけ気を使いますが、それ以外は快適です。

→少し改造しました。
「CUFF」と「LEASH」は年中カメラに装着するものではなく、携帯するものに変わっていきました。(それでCUFFをどこにしまったのか忘れてしまった。(^^;;)普段からストラップを付けていないので、星景写真で三脚に装着するときや家でブログ用の写真を撮る時に、ストラップによるストレスは一切ありません。


アンカーの強度

ショルダーストラップに繋いで使用している時に、アンカーの紐がスコッと抜けたら怖いですよね。カタログによると耐荷重は、200lbs(約90Kg)以上です。2年以上使用して、アンカーが壊れてヒヤッとした事はありません。ただし、消耗品なので、紐の中の黒い芯が見えてきたときが交換の目安です。

Peak Design「アンカー」


2018年5月、アンカーV3とスプリットリングの相性でまさかのトラブル発生。紐が細いが故に丸カンからすり抜けてしまい、カメラごと落下させてしまいました。その後、「2018アンカー更新プログラム」が発表されました。




更に進化、最終形態?

マイクロフォーサーズは、PEN LiteやGM/GFシリーズといったコンパクトデジタルカメラに近いサイズの機種があります。これらのカメラとPeak Designのアクセサリー類は少し大きすぎる印象です。そこで、「アンカー」をカメラの収納ポーチ側に付けて使用し始めました。登山時はショルダーハーネスの下側に、ストラップではなくカラビナを直付けしたアンカーリンクを引っ掛ける仕組みです。→詳細



こうなると「アンカー」をカメラ側に2つ装着する意味がなくなり片側だけに。「キャプチャーカメラクリップ」も徐々に使用しなくなりました。M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PROなど重いレンズを装着するときは、三脚穴にアンカー付きマウントプレートを装着。愛用中のニンジャカメラストラップは、アンカーリンクス1つに繋ぐだけ。


「LEASH」もストラップを外して、全てカラビナ仕様に変えてしまいました。移動中はカメラジャケットをカメラに被せてます。





新キャプチャーに期待

「キャプチャーカメラクリップ」は、改善要望が多かったのでしょうか。2017年11月7日の深夜、元Appleのデザイナーが再設計したという新キャプチャーが登場。皆さんはすぐ決断できましたか?私は5日間、悩み続けました。そして、最終日の朝に「あー、やっぱり新キャプチャー欲しい!」となり、締め切りまで残り9時間のところで陥落。


久しぶりにキャプチャーV2を使用中ですが、旧型はゴツゴツしててよく壁にぶつかるので、改めて新キャプチャーの必要性を感じました。発送は、2017年12月の予定です。



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