2013年6月19日水曜日 更新:

『第二回 子供撮影を追求したらこうなった。速写設定のススメ。』~我が家では、こうしてます~

カメラの撮影モード・設定次第で様々な画作りを提供してくれるOM−D。皆さん好みはあると思いますが、カメラに慣れるまでは人の真似するというのも上達への近道です。我が家の子供撮影に特化した設定をご紹介します。



スーパーコンパネモードにする

  • P/A/S/MのLVコントロールOff
  • LVスーパーコンパネOn → LV撮影時にOKボタンを押すと半透明のスーパーコンパネが表示されるようになります。

スーパーコンパネを採用している理由は、ざっと一瞬で全ての撮影設定を見渡せるからです。 初心者の頃は、例外的に設定を変えたあと、別のシーンになってもそのまま撮ってしまうとか、デジタルテレコンマークがONになっているのに気づかず、いつの間にか設定が変わっていてそのまま撮影続行とか(笑)よく失敗しました。スーパーコンパネで常に撮影前に見る癖を付ければ、そういったミスを回避できます。


場面に応じてモードダイヤルを使い分ける

自然な状態で記録したいので、画像の仕上げはナチュラルまたはポートレートがおすすめです。

  • モードダイヤル:i-Finish

    カメラに全てお任せの機能で、記念撮影を他の人にお願いするときに使えます。

  • モードダイヤル:P

    我が子の顔だけに特化したカスタマイズ。日の丸構図で何が悪いの究極モード。

    - ISOとWB:AUTO
    - AF方式:S-AF
    - AFターゲット設定をシングルターゲットで中心
    - 測光:中央重点平均測光
    - NATURAL, NORM
    - 顔優先- ON- 手ぶれ補正-ON
    - 画質モード Large Super Fine

    **画質モードに+ RAWを採用するか否か。潤沢にストレージがあるのであれば、Onにしておくと、将来現像ソフトが進化したときに楽しめます。

  • モードダイヤル:AまたはS

    運動会やレンズの特徴を活かした撮影モードです。失敗する場合も多いので油断は禁物?運動会の徒競走などではC-AF&連写Lにして撮影します。

    マイクロフォーサーズは被写界深度が深いので、F2.8位で撮影しても問題ありません。あまりF値を絞りすぎると、今度はシャッタースピードが落ちて被写体ぶれが発生するので注意です。


電池は長持ちするようにする

  • モニタ調整 -2
  • 撮影確認 Off
  • 半押し中手ぶれ補正 On
  • Info Off時間 10秒、バックライト時間 8秒
  • スリープ時間 5分、自動電源Off Off

カメラを省電力にするのための設定です。自動電源Offを使用していない理由は、子供の撮影機会は突然やってくるので、常にスタンバイ状態でいることが重要です。



こども撮影の流れ

子供を撮り続けていると、「おっ、これからいい顔するぞ~」って何となく分かるようになるので、
  1. 電源をON
  2. カメラを肩掛けしていたら、へその位置にカメラを移動
  3. カメラを構えてシャッター半押しでピントを顔に合わせておく(脇を締めて、夜だったらEVFにおでこを押し付ける)
  4. いい顔したら、シャッターを切る。時間に余裕がある時は念のため再度半押し後にシャッターを切る
  5. 電源はOffにせずアイドリング 
  6. 5分以上経過したらシャッター半押しで復帰して撮影待機する

と、こんな感じです。通常はEVF+スーパーコンパネで撮影していますが、構図によってはLVボタンを押してライブビュー撮影します。時間がないときはタッチシャッターも有効です。もうしばらく撮影しないだろうなと思った時に電源を切ります。




次回は、デジタルデータの管理術です。

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