ソニーのオールドレンズファン御用達?のレンズ、Exif情報の登録アプリ「レンズ補正」を購入してみました。
主な仕様
- カメラ登録台数:最大10台
- プロファイル数:200本
オールドレンズのレンズ名、焦点距離(小数点以下は非対応)、絞り値を登録して撮影すると、設定した値がExif情報に反映されます。
レンズプロファイルは、周辺光量、倍率色収差、歪曲収差を補正した設定を一緒に保存できる。静止画だけでなく、モードダイヤルの動画を選択した時に、レンズプロファイルをオンにしたまま撮影できます。また、作成したレンズプロファイルをSDメモリーカードに書き出して、他のカメラにインポートして使用することもできます。
基本情報
- 商品名:レンズ補正
- 価 格:1,047円
- 容 量:7.6MB
- 発売開始日:2013年8月28日(水)
- 販売終了日:2023年9月30日
- DL終了日:2025年8月31日
ソニーは、「レンズ補正」を含む「PlayMemories Camera Apps」のダウンロードサービスを終了することを発表しました。(2/28、ソニー)
9/30までに「レンズ補正」アプリを購入すれば、2025年8月31日までカメラにアプリをダウンロードすることができます。
今後のスケジュール
- 2023年9月30日:有償アプリの販売終了
- 2025年8月31日:有償・無償アプリのダウンロードサービス終了
使用制限
「レンズ補正」アプリを起動している時は、アプリ専用の撮影モードとなり、幾つかの機能が制限されます。
- 電子シャッター
- BULB撮影
- フォーカスホールド
- タッチシャッター
- 被写体追尾
- スマイルシャッター
- オートポートレートフレーミング
Exif登録対応カメラ
- 201412 α7 Il
- 201508 α7R II(主な仕様)
- 201510 α7S II
- 201603 α6300
- 201612 α6500
「レンズ補正」アプリのExif登録は、オールドレンズファンにとって、とても便利な機能です。なぜか対応する機種が限られています。「レンズ補正」アプリは2023年9月に販売を終了するため、今後発売される新機種にこれらの機能が搭載されることを期待しています。
α6300にモノコートのZUIKOを付けて試写すると、逆光で大きなゴーストと強めの色収差が出た。これは、「α7 II」や「初代E-M1」と同じ傾向であり、α6300は「ARコート」非搭載の可能性が高い。
アプリ購入手順
- ソニーアカウントにクレジットを紐付けて購入する
- カメラのメニュー/アプリ一覧
- カメラをWiFiに接続
- All/レンズ補正
- QRコードでスマホ認証後に購入が可能
- MacでソニーアカウントにPayPalを紐付けて購入する
- Safariを起動後、「レンズ補正」販売ページに移動
- サインインまたはアカウント作成(省略します)
- カメラのMENU/工具箱4のUSB接続で「マスストレージ」を選択する
- カメラとMacをつなぐ
- 「購入に進む」ボタンを押す
- 「PMCADownloader」のダウンロード&インストール
- Macの歯車/プライバシーとセキュリティ/セキュリティ/「PMCADownloader」を許可
- PayPalで支払いを完了
- カメラにアプリをダウンロード
レンズプロファイル作成
- カメラメニュー/アプリ一覧
- レンズ補正を起動
- レンズプロファイル一覧の「新規作成」を選択
- レンズ名、焦点距離、絞り値を入力する