2014年2月14日、パリのセレクトショップ「colette」のオーナーがGMのデザインと質感を気に入り、コラボレーションが実現しました。世界50台限定モデルです。
colette×LUMIX GMの記憶
昔の記事を整理していたら「colette×LUMIX GM」のメモを見つけた。全く記憶になく、不思議なことにつぶやいた記憶もない。こんなカメラがあったのかと、とても新鮮でした(笑)
製品外観
前後の張り革だけかと思いきや、フラッシュ部に「collete」のロゴ、シャッターボタンとファンクションボタンを青色にして「collete」のドッドイメージに変更、カメラを起動するとcolleteのロゴが表示するなど拘りの一品となっている。このコラボがきっかけで、2014年11月にGM1Sが生まれたのかもしれないな!
すごくかっこいい |
GMの海外市場
Imaging Resource のインタビューによると、2014年頃のGMの海外市場は、東アジア、フランス、イタリアで人気が高く、特に小さな製品を好むフランスで売上がよかったとのこと。
- 東アジア、フランス、イタリア:GF/GMシリーズ
- ドイツ:GまたはGHシリーズ
- 英国:Gシリーズ
Bonjour à tous en France. Voulez-vous un successeur au GM1?
コレットとは
せっかくの機会なので、もう少し詳しく調べてみた。パリのセレクトショップ「colette」のオーナーは、コレット・ルソー(Colette Roussaux)さんと、サラ・アンデルマン(Sarah Andelman)さん。
サラさんはコレットさんの娘さんで、アートスクール出身。1997年、サラさんが22才のときに2人はお店をスタートする。「企業やデザイナーとコラボレーションしたオリジナル商品を数多く揃える」ことを方針とした、他に類を見ないショップを目指した。
サラさんは日本文化や日本のデザイナーの採用にも積極的な人で、2013年11月にGM1が発売されて間もなく、膨大な商品カタログの中から彼女の目に止まったことになる。2017年7月、 オーナーのコレットさんは引退を発表。2017年12月に「colette」は閉業した。
当時の様子
Google Mapで覗いてみると、当時の様子をまだ見ることができる。3階建て約224.8坪の店内に、展示スペース、企業やデザイナーとコラボレーションしたオリジナルの商品、書店、100以上のブランドのボトル入り飲料水を提供する「ウォーターバー」などがありました。
現在の活動
現在サラさんはコンサルティング会社「Just a Idea」を立ち上げ、様々な企業のアドバイザーとして活躍中です。ショップの運営は大変な仕事だったらしく、未練は全くないとのこと(WWDインタビューより)
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