2018年10月27日土曜日

MacBook Air(Mid2013)の互換バッテリー不調とその対処手順

購入から5年が経過したMacBook Air(Mid2013)のバッテリーが、今年6月にお亡くなりに。つい、純正ではなく安価な互換バッテリーに手を出してしまい数カ月後にエライコッチャとなりました。




主な現象


  • macOSに負荷を与える処理(RAW現像など)で突然OSが落ちる
  • ファンが高回転する場面が増える


犯人は互換バッテリーだった訳だが、真っ先にmacOSが壊れたと思ってしまい復旧まで長期化してしまった。うっかり電源ケーブルを抜いてしまった瞬間にOSが落ちたことで、バッテリーに問題があったことにようやく気づきました。以下、結果的に無意味だったがOS不具合時の復旧手順です。

  1. Activity Monitorで犯人探し
  2. OSが落ちたときのアプリをアンインストール
  3. OSが落ちたときのアプリをアップグレード
  4. SMCリセット
  5. ディスクユーティリティのFirst Aid
  6. High Sierraの再インストール
  7. Mojaveにアップグレード





バッテリーの状態を確認する手順


  1. 電源ケーブルを抜いてバッテリー駆動にしてみる 
  2. Optionキーを押しながらバッテリーアイコンをクリックする
  3. Appleマーク/このMacについて/システムレポート/電源/状態
  4. Apple Hardware Testを実行する

互換バッテリー(購入したバッテリー|Amazon)は1年保証の期間内だったので交換を依頼しました。AmazonのWeb領収書、Apple Hardware Test結果の画像添付と簡単な説明を指定のメールにて依頼。迅速な対応で翌日には部品が到着しました。

  • 2013年  8月:Macbook Airを購入
  • 2018年  6月:互換バッテリーに交換
  • 2018年10月:3ヶ月で交換
  • 2019年10月:正常
  • 2020年10月:正常、充放電回数109



バッテリーの交換手順


IFIXITの解説がとても親切です。







OSが落ちないようにバッテリーを外すと・・


交換バッテリーの到着まで、OSが落ちないようにバッテリーコネクタを外して待っていたのだが、これをやるとMojaveの反応が恐ろしく悪くなった。特にインターネットが激遅になるという状態に。OSとバッテリーは普段から頻繁に通信しているようで、インターネット設定のチューニングや壁紙の単一カラー化など、あの手この手でパフォーマンスを改善しようとしたが、10.14.1 Beta4は有効だったがBeta5ではOSの動作が手がつけられないほど悪化。


純正バッテリーは6月の交換時に処分してしまったのだが、その場合は改造品扱いとなりApple Storeは交換に応じないらしく、もう互換バッテリーで突き進むしかありません。Mac本体側のコネクターの口が壊れていたらどうしようという不安もあったが、交換バッテリーは無事認識。悪夢のようなパフォーマンス低下は嘘のようにMojaveが超快適に動作するようになり、こうしてまた記事を書けるようになったのでした。めでたしめでたし?






蛇足ですが


現在、GoPro購入による慢性的なストレージ不足に悩んでいます。MBA購入時に奮発してSSDの500GBを購入。これはデジタルカメラだけであれば半年から1年で外付けHDDにアーカイブして終わりでした。このサイクルが異様に短くなってしまった。内蔵SSDを1TBに拡張できるのか調べたらあるんですね。しかし、5万円!ぐひー

Transcend SSD Mac専用アップグレードキット | Amazon



では、MacBook Proにアップグレードするのはどうかと調べてみると、外部接続ポートが軒並み削られていて買う気が起きません。唯一の救いが、同OWC  DIGITAL社が計画中の「OWC DEC」というドッキングステーションがありましたが・・。リンク先のページは消えてしまった(;_;)
5年も経過すると、RAID1で2TBだった容量が今だと同じ値段で4TBにできます。素直にMy Book Duoの内蔵HDDを4TBx2台に交換しましょうか。





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