2018年11月5日月曜日

初代E-M1とMFTレンズのAF動作報告

GoProオフ会の待ち合わせまで時間があったので、初代E-M1とMFTレンズのAF動作チェックをしてきました。お目当ては、PanasonicのLUMIX G 42.5mm F1.7とLUMIX LEICA DG 25mm F1.4です。

OM-D E-M1 + LUMIX G 20mm F1.7 ビンテージ加工


我が家の初代E-M1が復活の兆し


M.ZUIKO 17mm F1.2 PROを何気なく初代E-M1に装着したときに、出てくる絵が自然というか画質のバランスがいいと感じたのがきっかけ。本体をビンテージ加工しているうちにまた愛着が湧いてきて、見事復活となりました。パナソニックの有機薄膜センサーがコンシューマーに降りてくるのは当分先でしょうから、また持ち出して相性の良いレンズを探してみようとなりました。




クイックテスト結果


at ヨドバシカメラ新宿西口本店
OM-D E-M1 ファームウェア:Ver.4.2


安定したAF
  • M.ZUIKO 25mm F1.2 PRO、75mm F1.8
  • LUMIX LEICA 12-60mm F2.8-4.0、15mm F1.7
  • SIGMA 16mm F1.4
  • LUMIX G 25mm F.17、30mm F2.8、7-14mm F4.0、100-300mm F4.0-5.6Ⅱ

独特なAF
  • LUMIX LEICA 25mm F1.4、LUMIX G 20mm F1.7Ⅱ

不安定なAF(※ファームウェアアップデート後の再テストが必要)
  • LUMIX G 42.5mm F1.7、LUMIX LEICA 45mm F2.8

LUMIX G 42.5mm F1.7については、2018年5月10日にVer.1.2(レンズ位置メモリー機能使用時のフォーカス動作安定性を改善)がリリースされており、これが適用されていたかどうかも確認が必要そうだ。



ピックアップ


M.ZUIKO 25mm F1.2 PRO、LUMIX LEICA 12-60mm F2.8-4.0、15mm F1.7、SIGMA 16mm F1.4。これらのレンズを初代E-M1で使用した場合、中央の解像力や組み合わせたときの見た目も申し分ないので、広角~標準域ではお勧めのレンズだと思いました。

特にM.ZUIKO 25mm F1.2 PROの写りは唯一無二と感じるが、万能準広角のM.ZUIKO 17mm F1.2 PROと同じ描写傾向なので追加すべきか悩ましい。

M.ZUIKO 25mm F1.2 PROで撮影

神レンズのLUMIX G 20mm F1.7Ⅱは、安定のAFの遅さ。外観は垢抜けたのですが、初代LUMIX G 20mm F1.7が壊れるまではこのままでいいかなという感じです。

防塵防滴にしてくれれば、すぐ買っちゃうんだけど。

興味のあった寄れるLUMIX G 42.5mm F1.7、LUMIX LEICA 45mm F2.8とE-M1は相性が最悪。AFが暴れまくりで、ボディ・レンズ共にファームウェアをアップデート後に後日再テストが必要です。

LUMIX G 20mm F1.7Ⅱで撮影


最後にLUMIX LEICA 25mm F1.4。フォーサーズの同スペックレンズを所有中で素晴らしい描写なのだが、サイズが大きくて持ち出すのを諦めることが多い。なので、気軽に持ち出せるコンパクト版もあったらいいかなという・・

発想がかなり末期ですが、実際にMFT版を使ってみると小型でAFが静かなのが良い。決して高速なAFではないのだが、迷わずに「スー、ピタ」と決まる動きが使っていて楽しい。フォーサーズ版は逆光時の軸上色収差が結構強めですが、MFT版はどうなのか気になるところです。

LUMIX LEICA DG 25mm F1.4で撮影


レンズ構成図を比較してみる。似たような描写という口コミが多いが、MFTの25mmはUHRレンズで小型軽量化できたようですね。

LUMIX LEICA D 25mm F1.4
LUMIX LEICA DG 25mm F1.4





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