2018年1月28日日曜日 更新:

実際にM.ZUIKO 17mm F1.2 PROを使ってみた感想

レンズ購入後に、このタイトルの記事を書くのは初めてかもしれません。NOKTONやLUMIX LEICAが良いのは分かった。そして、オリンパスの新F1.2シリーズの実力やいかに。今回は、M.ZUIKO 17mm F1.2 PROを使って神楽坂を夜景スナップしてきました。




主な仕様

    • レンズ構成:11群15枚
    • 防滴処理:防塵防滴機構
    • 最短撮影距離:0.2m
    • フィルター径:62mm
    • 最大径x全長:Ø68.2×87mm
    • 質量:390g

     







    基本情報



      競合レンズ

      8mm F1.8 Fisheye PROの相棒として、山頂で天の川の中心部をクローズアップして収めてみたい。そこからレンズ探しの旅が始まりました。候補となったMFTの17mm近辺のレンズリストは以下の通り。購入の決め手は防塵防滴構造。天候が崩れやすい山での使用を考えたときに必須の機能です。

      • M.ZUIKO 17mm F1.2 PRO(防塵防滴)
      • VoightLander NOKTON 17.5mm F0.95 (MF)
      • Sigma 16mm F1.4 DC DN(簡易防塵防滴)
      • LUMIX LEICA DG 15mm F1.7
      • M.ZUIKO 17mm F1.8




      レンズフード

      付属のフードが大きすぎるので、M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO用の花形フードを拝借して使用中。サイズ感は12-40mm F2.8と瓜二つ。





      はじめの2歩?

      準広角の換算35mm近辺は、万能と言われたり中途半端と言われたりで、人によって反応は様々。標準ズームや望遠が欲しくなる瞬間はあった。その気持ちを振り切って、普段よりも”積極的に”2歩前に出ることを心がけました。






      続・解像力と「にじむボケ」を持つレンズ

      新開発の「ED-DSAレンズ」を含むPROレンズ最多の6枚のEDレンズを持つ「解像力」と、「美しくにじむボケ」を兼ね備えた贅沢なレンズです。

      購入前は25mm F1.245mm F1.2と比較して「にじむボケ」の効果が少ないのではないかと考えていましたが、ところがどっこいF1.2シリーズの特徴である肉眼に近い立体感のある描写を確認できます。




      神楽坂は花街の面影が残る絵になる街でした。

      寄ってもヨシ、離れてもヨシ。やはり単焦点の17〜20mm周辺は好きな焦点距離です。東京はとても寒くて、先日の雪がまだ道端に残っている状態でした。

      tilandmarkさん、hidetoさんに神楽坂のお勧めの撮影スポットを案内していただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。お二人のお気遣いに感謝です。




       



      (おまけ)夜の東京駅

      神楽坂の撮影を終えて夜の東京駅丸の内北口へ。F1.2、ISO1250、シャッタースピード1/10sで綺麗に星が撮れました。これが、この日一番の驚きだったかもしれない。左側に思いっきり月が出てたんだけど。。

      45mm F1.2と同様に、これまでのマイクロフォーサーズでは体験できなかった世界です。 17mm F1.2 PROの第一印象は好感触。今後、登山や星空撮影で間違いなく活躍してくれる予感がした夜なのでした。





      ※2018年5月21日(月)、カメラグランプリ2018 (主催:カメラ記者クラブ)」において、M.ZUIKO 17mm F1.2 PROが「レンズ賞」を受賞しました!




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