2022年5月2日月曜日 更新:

OM SYSTEM OM-1レビュー更新:RAWファイルは素晴らしいです!

米The Phoblographerは、2022年2月15日(火)に掲載した「OM SYSTEM OM-1レビュー」のRAW現像について更新記事を掲載しました。

更新内容

Capture One 22の最新バージョンでは、OM SYSTEM OM-1のRAWファイルをサポートしています。OM Workspaceで実行した同じRAWファイルを使用したところ、驚くほど良い結果が得られました。以前、カラー機能を最大限に活用するにはOM Workspaceを使用する必要があると述べました。しかし、新しいCapture Oneのアップデートは、そうではないことを教えてくれました。実際、OM WorkspaceよりもCapture Oneの方が優れた仕事をしていると感じています

この声明をさらに明確にするために、私たちの発見は高ISOのRAWファイルだけに当てはまるわけではありません。Capture Oneは、低ISOファイルでも驚異的な仕事をします。総じて、OM SYSTEM OM-1はマイクロフォーサーズのセンサーと性能を一歩前進させたと言えるでしょう 」とのこと。

 

Capture One 22トライアル版

トライアル版が公開されていたので、実際にインストールして使ってみました。


LEICA D 25mm F1.4で撮影したORFファイルで比較しました。Capture OneでRAWデータを表示すると色収差が見つかりました。古いフォーサーズレンズとはいえF8に絞って撮影しているので元データに目立つような色収差というのは無いと思うのですが。レンズ補正メニューを使って簡単に色収差を消すことはできました。

Capture Oneのレンズ補正メニュー

気になったのはそのくらいで、ORFファイルをCapture Oneに取り込んだ直後の画質がOM-1のJPEGとほぼ同じという驚きの結果となりました。Adobe DNGコンバーターで変換したDNGファイルのノイズまみれ画像とは雲泥の差があります。OM-1発売当初のあの苦労は一体なんだったのか(笑) 

OMWS/JPEG現像結果

 

Capture One/JPEG現像結果

しかもOMWSより動作がめっちゃ軽い。拡大縮小などが快適で、Macに最適化されているようです。これなら余計なストレスもなくRAW現像が楽しいでしょうね。 現在はMacのRAW対応待ちでOMWSを使用していますが、応答が遅すぎるのでパソコンにOM-1をUSB接続して現像しています。
 
 
 

Capture Oneの良い点

  • OMWSのJPEGと瓜二つ
  • OMWSより動作が軽い

 

注意点

  • レンズ補正(色収差、回折補正) に注意が必要
  • 高価(サブスクリプション:26,465円/年、購入:44,208円)

 

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