なかなかいい写真機に仕上がっております。
主な仕様
- 有効画素数:2,030万画素
- 画像処理:TruePic VIII
- 手ぶれ補正:4.5段
- ファインダー:なし
- 液 晶:3.0型チルト式液晶 約104万ドット
- シャッター:メカ 1/4000〜60秒、電子 1/16000~60秒
- 連 写:メカ 追従5コマ/秒 電子 追従6.3コマ/秒
- 動 画:4K30p(最大29分)
- 記録媒体:SDカード UHS-II シングルスロット
- 電 源:BLS-50、1210mAh
- 外径寸法:118.3 × 68.5 × 38.1mm
- 質 量:約337g(バッテリー、SDカード含む)
基本情報
- 製品名:ミラーレス一眼 OLYMPUS PEN E-P7
- 希望小売価格:オープン価格、初値84,149円(税込)
- 発売日:2021年6月25日(金)
2022年11月18日(金)ダブルズームキット(シルバー)発売 2022年12月10日(土)ダブルズームキット(ホワイト)発売 |
外観
定番のM.17mm F1.8と |
海外の方の組み合わせ例です。LUMIX G 20mm F1.7 II を装着した姿と写真が素晴らしいです。
実際に見てきました♪
6月25日(金)の発売日に近所の電気屋さんに見に行ったけれど展示なし。改めて日曜日にビックカメラで見てきました。
- まずカメラを握った感触がよかった。個人的にはLUMIX GMシリーズのフラットデザインが好きですが、最低限のグリップとサムレストだけでこんなにカメラが安定するんだと感心しました。
奥之心数字科技株式会社 |
- 続いて電源スイッチ。これまで定番は左がONで右がOFFのカメラが多い。だから、使った時にどんな気持ちになるんだろうと、6月9日(水)の製品発表の時から興味津々でした。結果は、なんら問題なし(;・∀・)アラッ
- 製品開発の西原氏によると、元々はON-OFFにしていたが、リアダイヤルの操作で誤ってOFFになることがあったので逆にした。また、そうすると今度はモードダイヤルの操作でOFFになる場合があったので、リアダイヤル側に少し寄せて配置したとのことです。
- スイッチは固めで、もうちょっと品のあるスイッチ音だとよかった。時間が経ったらまた改めて確認してみましょう。
E-P7のフォントは、さり気なくて好き |
- フラッシュのスイッチは、PEN E-P5だとたまに誤って触れてぴょんと飛び出してしまうのだが、これはボタンが小さいので問題なさそう。
E-PL10と同様に指バウンス対応 |
ファインダー
- 口コミでは「ここにEVFが欲しかった」という意見が多数ありました。レンジファインダースタイルのカメラにEVFを搭載するためには、今のところデジタルカメラでは以下の3つの方式が主流です。
- DC-GX7 Mark III や X-E4 のようにボディの背を高くする
- α6400 や DMC-GM5 のように液晶を16:9にする
- RX100 や G5X Mark IIのようにポップアップ式にする
1. PEN E-P7 VS DC-GX7 Mark III, X-E4 |
2. PEN E-P7 VS α6400, DMC-GM5 |
3. PEN E-P7 VS G5X Mark II |
- 内蔵フラッシュ搭載の理由は「夜景をバックにする時や逆光時など人物が暗くなりがちな状況でも、より明るくきれいに撮影できます」とあります。一方で、内蔵フラッシュは正しく設定しないと見た目よりも不自然な結果になりやすいですし、そもそもレンズ交換式カメラなのだから、明るいレンズを1本追加してくれる方がメーカーも嬉しいはず。
【カフェでレトロに撮りたい!】OLYMPUS PEN E-P7で創るノスタルジックな自分色表現
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- 日差しが強い日にファインダーが使えない方が致命的です。だから私もフラッシュより「VF-1」装着時のように使える3番のポップアップ式EVFが欲しい。ただオリンパスのお家事情を考慮すると、E-M10シリーズのEVFユニットを共有できる1番の方式がまだ可能性はあるでしょうか。
- このボディサイズで他社にはない利点としては、スーパーソニックウェーブフィルター(SSWF: 超音波防塵フィルター)と5軸手ぶれ補正(4.5段、E-M10 Mark IVと同等)が搭載されています。E-PL10は3.5段なので、1段の性能アップ。
- S-AFは、E-PL10譲り(つまりOM-D E-M1XのAFアルゴリズム搭載)で実に小気味好い。
ん〜、白もいいよねぇ |
色々と細かいことを書いてしまったが、デザインはいいし「カラー・モノクロプロファイルコントロール」が搭載されているので、お勧めの部類に入る写真機です。
必死に買わない理由を探した結果、「ブラックカラーがあったら危なかった」ということにしました。プレミア会員だと64,150円でしたっけ?会員向けの価格設定が危険すぎる。今日は早く寝て考えないようにしよう。
『PENの日』記念 OLYMPUS PEN オンラインサミット
第一部
配信日:第一部 7月3日(土)13:30~17:30
配信者:OMデジタルソリューションズ
タイムスケジュール:
2:12 OLYMPUS PENへの想い:杉本繁実
10:13 OLYMPUS PEN開発者トーク :OLYMPUS PEN開発者
1:31:40 OLYMPUS PEN E-P7で撮る都市スナップ :千田智康
2:31:23 OLYMPUS PEN E-P7と旅する :田島知華
3:31:40 OLYMPUS PEN E-P7でドラマチックに表現する日常のスナップ :コムロミホ
『PENの日』記念 OLYMPUS PENオンラインサミット
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第二部
配信日:第二部 7月3日(土)21:00~22:30
配信者:写真家夫婦上田家
内 容:「PENの日」を記念して、YouTube特別ライブ配信を行います。『今日はPENの日!OLYMPUS PENの魅力をたっぷりご紹介! 』
イベントの感想
第一部は、PEN開発者トークで「E-P7は鞄からさっと取り出せる速写性とリコーGR3のようなストリートフォトを意識した作り」であることを知り、それでファインダーが排除されたのか!と納得。第二部は、PEN-Fで撮影した写真が素晴らしくて感動しました。後半に視聴者そっちのけで歴代PENのシャッター音比べが始まるのですが、それが一番たのしかった(笑)
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