自撮り機能だけが妙に強調されてしまっているオリンパス PEN Lite E-PL7が発表された。基本スペックは、OM-D E-M10とほぼ同等で、BCNランキング上位のキヤノンEOS Kiss & EOS Mコンビに対向するエントリー機と言えましょう。
主な仕様
:進化
:PEN E-PL6と同じ
後継機:PEN E-PL8
- 有効画素数:1605万画素
- 画像処理:TruePic VII
- 手ぶれ補正:3.5段
- ファインダー:なし
- 液 晶:3.0型 可動式カラー液晶 約104万ドット
- シャッター:メカ 1/4000〜60秒
- 連 写:メカ 追従4.8コマ/秒
- 動 画:4K30p(最大29分)
- 記録媒体:SDカード UHS-I シングルスロット
- 電 源:BLS-50、1210mAh
- 外径寸法:114.9 × 67 × 38.4mm
- 質 量:約357g(バッテリー、SDカード含む)
基本情報
- 製品名:ミラーレス一眼 OLYMPUS PEN E-PL7
- 希望小売価格:オープン価格、初値64,150円(税込)
- 発売日:2014年9月20日(土)
外観
注目の新機能
アートフィルターに「ヴィンテージ」と「パートカラー」の2つ。ムービーエフェクトに「オールドフィルム」が新たに追加された。「ヴィンテージ」は、フィルムプリントで起こる経年変化による変色や褐色を再現するフィルターで、「オールドフィルム」は、動画にノイズ、傷、ホコリなどがランダムにあらわれるエフェクト。いずれもスマートフォンのアプリで流行した機能だ。
新アートフィルター「ヴィンテージ」 |
「パートカラー」は、特定の色だけを抽出して、それ以外をモノトーンにするフィルター。パートカラーと聞いて真っ先に思い出すのが、スピルバーグ監督の映画「シンドラーのリスト」の名シーン、赤いコートの少女。これがPENで出来るようになるとは。
新アートフィルター「パートカラー」 |
フォトストーリーは、レイアウト機能追加でウィンドウパターンが一気に増えた。 |
流し撮り
更に新シーンモードには「流し撮り」が追加された。このモードにセットしてカメラを被写体に向けてシャッターを切ると、画角とカメラを動かすスピードから最適なシャッタースピードを自動で判定して簡単に流し撮りが撮れるというんだから驚きである。既存ユーザーが指をくわえて我慢している「ライブコンポジット」も当たり前のように搭載されているし、オリンパスは旧機種にどこ迄ファームウェアの更新で提供してくれるのか。続報が気になる。。(=_=;)
2014年10月1日、オリンパスイメージング株式会社は「OLYMPUS PEN Lite E-PL7」の発売を記念して、セルフィー(自分撮り)写真フォトコンテストを開催中です。http://fotopus.com/sweetphoto/selfie/ja-jp/