2023年11月30日木曜日 更新:

もっと自由なフルサイズへ。ソニーα7C IIIの噂

23/11/30、Photons to Photosはソニー α7C II のセンサー測定データを公開しました。

  • 新データ:ソニー α7C II のダイナミックレンジとその他のセンサー測定」(2023/11/30、Photons to Photos

 

いつ? 

ソニー α7C III の発売日はまだ公式に発表されていません。これまでのモデルのリリースパターンから、3年ごとに新しいモデルが登場しているため、2026年あたりにα7C IIIが発売される可能性が考えられます。しかし、確定情報が出るまでは予測にとどまります。
  • α7C:2020年10月23日
  • α7C II:2023年10月13日
  • α7C III:2026年10月?

 

 

主な仕様

   :進化
   :α7Cと同じ
後継機:α7C III   
  • 有効画素数3300万画素 フルサイズ Exmor R CMOSセンサー
  • 手ぶれ補正:イメージセンサーシフト方式5軸補正 7段
  • ファインダー約236万ドット 0.7倍
  • シャッターメカ1/4000〜30秒、電子1/8000〜30秒
  • 連  写10コマ/秒
  • 動  画4K/60p, フルHD120fps
  • 記録媒体SDカードx1スロット(UHS-II)
  • 電  源NP-FZ100 7.2V 2280mAh、USB給電に対応
  • 外形寸法約124 x 71.1 x 63.4 mm
  • 質  量:約514g

 


基本情報

  • 製品名:デジタル一眼カメラα7C III
  • 希望小売価格:不明
  • 発売日:不明

 

Photons to Photos

「値そのもの」は機種比較には不適切であるが、グラフの形状は内部回路のヒントになるとのことですのでグラフの傾向を見るだけにとどめます。デュアルゲインの切り替えポイントは以下の通りです。

  • α7C:ISO640、ISO6400
  • α7C II:ISO400

 


α7C(青)は、ISO 640で明確にノイズ量が急激に減少(≒ゲイン切り替えによる低ノイズ化)があり、ISO 6400にわずかに再度ノイズが落ちており、処理系の切り替えまたは第二のDCGポイントの可能性があります。一方、α7C II(黒)は高画素化によりα7Cより早めのポイントで切り替わっており、ノイズが急激に減少しています。その後、高感度側の切り替えポイントは読み取りが難しく、ISO 51200 付近で変化があるが明確な段差は見られない。α7C II は全体的に低ノイズ傾向で、特にISO 400以降のノイズ性能が非常に良好です。

 

 

更新履歴

  • 2020/9/17、「もっと自由なフルサイズへ。ソニーα7C誕生!」の記事公開。ソニーは、レンズ交換式のフルサイズコンパクトカメラ「α7C」を2020年10月23日(金)に発売します。


  • 主な仕様:
  • 有効画素数2420万画素 裏面照射型フルサイズCMOSセンサー
  • 手ぶれ補正イメージセンサーシフト方式5軸補正 5段
  • ファインダー:約236万ドット
  • シャッター:メカ1/4000〜30秒、電子1/8000〜30秒
  • 連  写:10コマ/秒
  • 動  画:4K/30p, 24p, フルHD120fps
  • 記録媒体:SDカードx1スロット
  • 電  源:NP-FZ100 7.2V 2280mAh、USB給電に対応
  • 外形寸法124 x 71.1 x 59.7mm
  • 質  量:509g
  • AF性能は、2020年10月9日(金)発売予定のα7S IIIと同等。コンパクト機でありながらマイク端子とヘッドフォン端子を装備するVLOGカメラです。

  • ほこりや水滴が浸入しにくい防塵防滴に配慮した設計で、トップカバー、フロントカバー、 内部フレームに加えて、リアカバーにも軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を採用しています。 



  • α7 IIIとの比較
左:α7 III、右:α7C
 

機能

α7 III

α7C

リアルタイム瞳AF

写真

写真+動画

質量

650g

509g

暗所AF

-3EV

-4EV

液晶可動方式

チルト

バリアングル

タッチパネル

未対応

対応

動画記録30分制限

あり

なし

Wi-Fi

2.4GHz

2.4GHz+5GHz

色再現アルゴリズム

なし

あり

EVF倍率

0.78

0.59

カスタマイズボタン

4

2

メカシャッター

1/8000

1/4000

前ダイヤル

あり

なし

SDカードスロット

2

1

マルチセレクター

あり

なし


  • 基本情報:
  • 製品名:デジタル一眼カメラα7C
  • 希望小売価格:オープン価格、初値206,910円
  • 発売日:2020年10月23日(金)
  • ソニーストア 2020年9月18日(金) 10時より予約販売開始 
  • 購入期間:2020年10月23日(金)~2021年1月11日(月)
  • Aコース(写真): Adobe Lightroom 3ヶ月無料 / 有名クリエイタープリセット1種類
  • Bコース(動画): Adobe Premiere Pro 3ヶ月無料 / 有名クリエイタープリセット1種類

    • ソニーストア銀座では、2020年11月30日(月)までにフルサイズミラーレスカメラ「α」を購入すると、ミニチュアフィギュアをプレゼント中です。 
     
     

    • 外観:
    • VLOGカメラらしく、大きなRECボタンが目立ちます。先日発表されたα7S IIIのボタンレイアウトを踏襲しています。パナソニックDC-S5のモードダイヤルにS&Qが搭載されましたが、ソニーの定番機能なんですね。
    • α7Cは、α7S IIIと同様のパッシブ冷却システムを搭載しており、4K動画を長時間撮影しても過熱しにくい構造です。 また、α7 IIIのような30分の連続録画時間の制限はありません。

    • 最近のソニー製品で毎回感心するのが大きな「AF-ON」ボタンです。機械好きだったら押さずにはいられません。するとAFターゲットが縦横無尽に動き回り被写体を瞬時に捉える。AF-Cはソニー製カメラの一番の強みであり、素直に「ソニーのカメラは凄い」となりやすい。

    • 今は説明員がメーカーから家電量販店に出張することが少なくなりました。カメラ自身が営業マンになる必要があります。


    • 地方の家電量販店は、カメラをショーケースにしまって大事に飾る店舗が増えています。撮って触って見て楽しむものなのに、なかなか厳しい状況です。これを打破するようなカメラとなるでしょうか。いや、これでもスマートフォン層が興味を持ってくれないとしたら正直びっくりです。
    • 製作発表会場:9月15日(火)10時〜

     

    左:GIZMON Utulens (32mm F16)、右:GIZMON Wtulens(17mm F16)

    • 現時点で少し気になるのは、海外のレビューで ”EVFの歪み” があるとのことです。一部の問題なのか、しっかり遮光してファインダーを覗けばよい話なのか。

    • 実際に見てきました♪:
    • ヨドバシカメラには、最低5台のデモ機が設置してありました。店員さん曰く「売れまくっている」とのこと。パッと見た感じEVFの歪みは気にならず。ボディ左側に移動したSDカードスロットに最初は違和感があったが、時間の経過と共に次第に慣れるかなという印象。(10/25)



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