microSDカードの相性問題?
公式のトラブルシューティングページの内容は、ファームウェアの更新とmicroSDカードを重点的に点検するステップになっており、microSDカードの相性問題がもっとも多いようだ。Camera Freezes Up
現在、使用しているのはメーカー推奨の「Samsung EVO Plus」です。推奨カードでも改善しない場合は、ハードウェアの不具合を疑った方がよいとのこと。また、ビデオのProtune/マイク設定をステレオにするとフリーズしないという情報があるが、これまで自動設定でフリーズは頻発していないんですよね。(後述)
動作保証されているmicroSDカード一覧|GoPro カスタマーサポート Q&A よくある質問と回答|GoPro(ゴープロ)日本総代理店タジマモーターコーポレーション
ファームウェア更新履歴
バージョン
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公開日
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主な内容(安定性の項目のみ抜粋)
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v1.90 | 2019年11月25日 | 一般的なバグ修正 |
v1.80 | 2019年8月14日 | ソフトウェアの更新時や、特定の設定での録画後にカメラを回転させた時に生じるフリーズの問題を修正 |
v1.70 | 2019年1月23日 | 低温下での撮影時に生じる安定化機能のバグを修正 |
v1.61 | 2018年12月11日 | ライブストリームの安定性を強化 |
v1.51 | 2018年9月26日 | 一般的なバグ修正 |
シャットダウンが遅い
購入当初から指摘している現象として、シャットダウンは電源ボタンを3秒長押しでLEDが点滅中に指を離すという仕様です。そのあと、一瞬で停止するときもあれば20秒近く待たされることも。停止処理中のメッセージを出せばいいのにと思うが、ここで「アレレ?」と戸惑う人は多いのではないか。→GoPro8は「電源をオフにしています...」とメッセージが表示されるようになりました!寒冷地が苦手
そもそもGoProは寒冷地仕様ではない。スキー場などで撮影する場合は、バッテリーの性能を上げる工夫が必要のようだ。これはHERO8でも変わらない。有効な手段としては、曇り止めシート付きの防水ハウジングを使用するとよい。- 低温環境下でバッテリーの性能を上げる方法 | GoPro サポートハブ
本体の熱問題?
もう一つメジャーな現象として、長時間録画するとフリーズする場合がある。今夏の槍ヶ岳で5分x3回ほど繰り返し撮影した後に、電源ボタン長押しでLEDが点滅せず電源が切れなくなったことがあった。GoProを1年間使用して初めての経験でした。その時は、バッテリーを抜いて対策したのだが、30℃近い環境で誤動作したのだろうか。まさにこんな感じ。↓↓↓
Hero 7 Black Unresponsive, cannot turn off etc.
GoProを眺めると底面に排熱口があり、フレームを装着すると出口を塞いでしまう構造です。これは良くない!普段は「クイックキャプチャー」で5分前後の撮影が多く、今後もフリーズは発生しにくいと思うが、ここをまず対策することにしました。
しかし説明書を見たらスピーカーでした(笑) |
電動ドリルでフレームの上下左右に穴を開けていく。GoProのカメラモジュール周辺が特に熱くなるので、ここから熱を逃がす作戦だ。フレームが割れないように、なるべくスペースの中心を狙って穴を開けました。
これにて一件落着? |
ビデオ録画テスト
これまで滅多にフリーズしない個体ではあるが、下記設定で耐久テストを実施しました。- RES | FPS:1080p 60fps
- マイク設定:自動
- 音声コントロール:オフ
- スクリーンセイバー:1分
- 明るさ:10%
- ワイヤレス接続:オフ
- ファームウェア:v1.8
- バッテリー:純正品(残量50%)
バッテリーは純正品、残量50%でビデオ録画をスタート。開始から41分後にバッテリー切れで停止した。公式によると満充電で1080p60は85〜90分の連続撮影が可能とあるので、バッテリーはまだ交換時期ではないようだ。
USB給電に切り替えて電源ON/OFFを何度か試すが、動作はすべて正常。録画中のフリーズは再現しませんでした。ビデオ録画中に本体に手をかざすと、GoProの上面と底面から効率よく熱が逃げている様子でフレーム改造は結果オーライ?
このテスト結果から槍ヶ岳のフリーズの原因は特定できませんでした。当時は既にファームウェアv1.8であったし、バッテリー、メディア、録画設定すべて同じ構成です。HERO8 Blackから動作周囲温度範囲が10℃~35℃と説明書に記載されるようになったが、HERO7が同等の性能だとしても影響の無い範囲での使用でした。
この現像は、ファームウェアv1.61とv1.8の不具合だったと考えるのが適当だろうか。
公式の回答(Q:カメラが異常に熱くなる、頻繁にフリーズする)によると、カメラが高温になった場合は旧GoProであれば外付けLCDのオフとUSB給電の状態で撮影をしないことを推奨しています。また、本体が51℃を超えると安全のために本体の液晶画面に「温度計アイコン」が出て強制停止。寒冷地の場合は、内蔵のバッテリーウォーマーが作動してカメラ本体が発熱する。
Gopro購入後に設定した、タッチディスプレイ設定の「スクリーンセイバー:1分」と「明るさ10%」の運用は、長時間録画に有効な設定だったことが分かる。今後の改善点としては、液晶画面の警告表示を見逃さないように注意したい。
ファームウェアの手動アップデート
重度の動作不良の場合は、GoPro社はファームウェアの手動アップデートを推奨している。これでも改善しない場合は初期不良の可能性が高い。これも練習で実施してみました。- ファームウェアのダウンロード(本体のシリアルナンバーが必須です)
- UPDATE.zipを解凍
- 解凍されたUPDATEフォルダを丸ごとGoProでフォーマットしたmicroSDカードの直下にコピー
- GoProを電源オフ
- ファームウェアをコピーしたmicroSDカードを再度GoProに装着
- GoProを電源オンすると自動的にアップデートが開始される
- 正面液晶がアップデート処理中マークに変わる
- 正常にアップデートが完了すると正面液晶の表示が (レ)マークに変わる
- UPDATEフォルダは自動削除されるため、そのまま電源オンで使用できる
(おまけ)新型バッテリー
HERO8の発売と同時に水色のワンポイントが特徴の新バッテリー「AJBAT-001」が発表されました。大電流出力に対応するのはHERO8だけのようですが、HERO7ユーザーも来年以降は新型バッテリーに切り替えていく必要がありそうです。
品番
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容量
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対象製品
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特徴
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(新型)AJBAT-001 | 1220mAh, 3.85V | HERO8, 7, 6 | 大電流出力に対応 |
(従来)AABAT-001-AS | 1220mAh, 3.85V | HERO7, 6, 5, HERO |
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