2017年9月2日土曜日 更新:

OM-Dで撮る!北アルプスの稜線歩きが最高すぎる

2017年8月28-29日に、北アルプスの大天井岳と燕岳に行ってきました。初日は、中房温泉口〜大天井岳〜大天荘で1泊。2日目は大天荘〜燕岳〜中房温泉口に戻るルートです。この旅で一番印象に残ったのが燕岳と大天井岳を繋ぐ稜線歩きで、絶景と野鳥との出会いは、また歩いてみたいと思う素晴らしい場所でした。

登山計画

  • 1日目:中房温泉口〜大天井岳〜大天荘
  • 2日目:大天荘〜燕岳〜中房温泉口








逃げない高山の鳥たち

確実にこちらに気付いているはずだが、縦走路で出会ったイワヒバリと雷鳥は、ご飯探しに夢中です。1~2mくらいであれば余裕で近づいて観察できます。地上の野鳥と同じで、朝夕2回の食事の時間帯が撮影のチャンス。

北アルプスのイワヒバリ


北アルプスの雷鳥


とは言うものの、可能な限り刺激は与えたくありません。E-M1 Mark IIには標準ズームの M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PROを付けていたので、ほとんど望遠端で撮影しました。初めて見た雷鳥は親子連れで、「クークー」という鳴き声と、のそのそとユーモラスな動きで完全に魅了された。雷鳥を見つけるコツは、朝夕の時間帯にハイマツ帯を隈なく探すべし!





絶景、絶景また絶景の縦走路

燕岳から大天井岳を目指す縦走路が大変美しいです。

燕岳



稜線歩き



稜線歩き


町営大天荘情報

  • ドコモは受信可能( au、ソフトバンクは場所による)
  • 飲料水は無料で給水可能
  • 充電はフロントまで。モバイルバッテリー持参がよい
  • 消灯は20:00



後半の大下りと最後に大天井岳を登るのは体力的にかなりキツかったのですが、、、大天荘に荷物を預けて、10分ほどで大天井岳の山頂に到着。槍ヶ岳を望む超絶景のご褒美タイムが待ってます。

大天井岳頂上からの槍ヶ岳

大天井岳

大天井岳の朝日


槍を目指し、槍を見ながら下山する。そんな最高の2日間でした。

燕岳




装備・携行品

  • 35Lザック、登山靴、帽子、グローブ
  • トレッキングポール(x2)
  • 靴下(x2)行きハーフ、帰りロング。出発前に足の爪を切るのを忘れずに。切り過ぎもよくない
  • 水筒(x2)歩く距離で決める。10kmで1.2リットル消費。喉が渇く前にこまめに摂る。天水で問題なければ通過点の山小屋で給水できる。
  • ドライTシャツ(x2)、ドライパンツ(x2)、アンダーウェア上下
  • ドライタオル(大・小)
  • レインウェア上下、薄手のフリース、ライトダウンジャケット
  • 腕時計、健康保険証、ファーストエイド・医療品(同行者に役立つ事があり、持っていくのは大事)
  • 歯ブラシ(歯磨き粉は禁止)
  • 行動食(アミノ酸系ゼリー)
  • 非常食(カロリーメイト4本(2日間))
  • GPS、コンパス、ヘッドライト、地形図・ルート図

燕岳のルートはややこしい。◯マークや矢印マークを見逃さないこと。