2017年4月8日土曜日 更新:

PEN E-P5とボディキャップレンズでLo-Fi(ローファイ)撮影

ここ1ヶ月ほどPENとボディキャップレンズの組み合わせを楽しんでます。どうやらこのレンズと高感度ノイズがLo-Fi(ローファイ)なフィルムっぽさを演出してくれるようです。パンフォーカスなので、子供の決定的瞬間がバンバン撮れて面白い。では、この設定で風景を撮ったらどうなるんだろうというのが今回のテーマです。

 


PEN E-P5フィルムカメラ風カスタマイズ


  • レンズ:BCL-1580
  • Mモード
  • WB:5500~5800K
  • ISO感度:3200~6400
  • 高感度ノイズ低減オフ
  • アスペクト3:2
  • 低振動モード0秒
  • 電子音オフ
  • タッチパネル設定オフ
  • ピクチャーモード:ナチュラル
  • 階調:NORM
  • シャープネス:−2
  • コントラスト:−2 
  • 彩度:−2
  • A:G調整、手ぶれ補正オフとFnモニターオフはお好みで 




基本操作&試写


Mモードにすると露出がマイナスまたはプラスになっているので、リアダイヤルでシャッタースピードを変えて、露出が±0〜2辺りになるように調整します。ボディキャップレンズのレバーは基本∞で、接写のときは0.3mに合わせます。あとはシャッターを切るだけ。この写真は、同じ構図でE-P5と「写ルンです」でそれぞれ撮影した写真です。

 
夜桜と月をISO6400で。被写体と距離があったので、内蔵フラッシュはFULLに設定。E-P5は、内蔵フラッシュをポップアップさせるとFULL~1/64まで光量を調整できる。なんだか幻想的な写真に仕上がりました。このレンズで手持ち夜景はフラッシュの使用が大前提になるので、気に入った絵になるまでフラッシュの光量やシャッタースピードを調整しながら撮影しました。

E-P5 + BCL-1580

E-P5 + BCL-1580


「写ルンです」で撮影した写真と比較すると、E-P5だとISO6400の粒状感が似た雰囲気になる。が、つい綺麗なISO3200で撮ってしまいます。「写ルンです」と同じ描写にこだわるのであれば、ISO6400でホワイトバランスはWBフラッシュ(5500K)、A−7、G+7ぐらいぶっとんだ補正をかけてもOKかも。今回E-P5で撮影した日中の写真は、以前フィルム一眼レフカメラのOM-1やNewFM2で撮影、現像したときのイメージに近い。


 

ということで、好みのフィルムによって設定は変わるので、興味のある人は下記サイトも合わせて読んでもらった方がいいかもしれません。

基本設定を作成する際に参考にしたサイト







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