2022年6月21日火曜日

映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー 』感想

鳥山明ワールド全開です。


観るきっかけ

22/6/18、息子が映画公開前から「わくわくして待ちきれない!!」というのでくっついて観てきました。私は鳥山作品を少年ジャンプで読んでいた世代ですが、ドラゴンボールの映画を観るのは今作が初めてです。

 

映画の感想

映画を見終わったあと「何かの感覚に似ているな・・」と数日考えていたのですが、この映画は鳥山明さんの漫画を読み終えたときの感覚に非常に近い。全編が3DCGで構成されているため、原作の絵がそのまま動き出しているようなイメージです。
 
  • 児玉監督「ジャンプっ子ですから。大好きです。鳥山先生の絵も大好きです。大友克洋、メビウス……と密度のある画がやっぱり好きなんです。密度が正義だと思っていますので」(2022、MANTAN WEB
  • 児玉監督「今回、新規の美術の設定をほぼやらせていただきました。やっていいんですか!?という感じで(笑い)。ガジェットにもこだわりました。鳥山先生のガジェットはやっぱりすごいんですよ。エンジンなどを見てもミリタリーマニアの情熱を感じます。そういうところを、アニメでも復活させたかったところもあります。原作に出てきた乗り物のCGモデルも一通り作りました。いろいろなところに配置しています。動かしていないものもあるのですが(笑い)。レッドリボン軍が出てくるので“らしい”ものも作りました。どこかにあります。結構、細かいことをやっています」(2022、MANTAN WEB) 
  • 鳥山明「これまで宇宙などの大きなスケールを舞台にしてきたので、ちょっと原点に帰ったつもりで今回は、地球のほんの小さなエリアが舞台です」 (2022、公式
  • 野沢雅子「今までの映画ももちろんとってもよかったけれど、今作は"世界的に"最高なんです!!」 (2022、公式
  • 久保田作画監督「映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』で作画監督を担当させていただくことになりました。 野沢さんの言葉「世界的に最高」を目指して、頑張ります!!」(2021、Twitter
 
Dr.スランプやドラゴンボール初期の世界観を思い起こさせるシーンの連続で、ニヤリとしてしまうオールドファンは多いのではないか。作品を公開したばかりで申し訳ないけれど、オリジナルのドラゴンボール作品をこのクォリティのまま作り直して欲しいとさえ思った。せめてフリーザ編だけでも。それを是非観たい。
 
冒頭の回想シーンがまた最高です。映画館で目頭が熱くなってしまった。作画を担当したのは久保田誓さん。
 
 

ドラゴンボール超 ブロリー

児玉監督は前作の『ドラゴンボール超 ブロリー』で3Dパートを担当されており、これまた必見の映画となっています。うーん、これも映画館で観たかったかも。今作とは異なる世界観の映画です。 

 

 

第1弾、第2弾 入場者プレゼント 

映画館では記念としてキラキラカードをもらいました。実はこれ期間限定で、6月25日より新しい入場者プレゼントに切り替わります。「ビジュアルクリアボード」という、透明なカードに鳥山明さんが劇中のシーンをイメージして描き下ろしたイラストが転写されたもので、全2種類(オレンジピッコロ or セルマックス)のうち1つがもらえます。ファンの間で噂されている第3弾の入場者プレゼント(孫悟飯ビースト)はあるのでしょうか???(2022、公式

  • 第1弾:6月11日(土)〜 ドラゴンボール ヒーローズカード 全2種類のうち1枚 全国100万枚限定
  • 第2弾:6月25日(土)〜 鳥山明描き下ろし ビジュアルクリアボード 全2種類のうち1枚 全国100万枚限定
     

 

第3弾、第4弾 入場者プレゼント

7/4に第3弾、第4弾の入場者プレゼント厳選シーン&台本ビジュアルボード」が発表されました。(2022、公式
  • 第3弾:7月  9日(土)〜 悟飯Ver. 全5種類のうち1枚 全国20万部限定
  • 第4弾7月16日(土)〜 ピッコロVer 全5種類のうち1枚 全国10万部限定