2021年5月12日水曜日

DMC-GM1とM.ZUIKO 17mm F1.8で大山登山を楽しむ

久しぶりに登山に行ってきました。 今回のお供は、DMC-GM1とM.ZUIKO 17mm F1.8一本です。

 

富士見台 二十丁目より

 

丹沢大山の基本情報

  • 標高:1252m
  • 別名:雨降山、阿夫利山(雨乞いの神)
  • 山系:丹沢山地 
 
頂上の大山阿夫利神社には、日本八天狗に数えられた「大山伯耆坊(大雷神)」が祀られています。
 
 
 

アクセス

  • 小田急線「伊勢原駅」下車
  • 伊勢原駅北口バス「大山ケーブル」行き:30分
 
 
 

登山の事前準備

5月上旬は天候が変わりやすく、下山時の疲労による転倒や道迷いの事故が多い。自分自身だけでなく、周りを助けられるようになりたい。天候面では特に「落雷事故@鍋割山荘」が怖いです。一列で並んで歩かない、しゃがんだとき手を地面につけないなどを頭に入れておこう。

  • レインウェアとヘッドライトは必須
  • トレッキングポールは2本、下山時の足の負担を軽減する
  • ドライタオルは大きめのサイズ2枚、応急処置でも使えるように
  • 足の怪我に膝・ふくらはぎサポーターを予備
  • 登山靴の破損時に靴紐を予備
  • ファーストエイド、行動食・非常食は少し多めに
  • 登山前と後にストレッチを忘れずに

 

 

下山時の事故

大山登山で「下山時の事故@伊勢原警察署」が頻繁に起きているのは、段差の大きい階段や幅の狭い階段が多い事が理由です。つま先や踵は使わず、体が斜めになってもいいので足裏全体で登り降りすることを意識しよう。下山中に救助ヘリが出動しているのを見て、改めて身が引き締まる思いです。

 

 

 

新しい登山様式

今回、“可能な限りマスクをしながら登る”というのは初めての体験でした。特に序盤のマスクは想像以上に苦しかった。「息が上がるのは体力が落ちたせいだ」と思ってゼーゼーと息をしながらマスクをし続けたのだが、周りから「外せ」とジェスチャーで教えてもらって助かった。呼吸が苦しいときにマスクをしたままだと”熱中症や呼吸不全”の危険性があるので、マスクを外して、息をフーと長く吐いて鼻で吸う呼吸法を意識しよう。

3密を避けるため、渋滞ができるほど混雑していた登山ルートでは誰も挨拶なし。道を譲ってもらった時にお礼程度。下山ルートは人通りが少なかったので、積極的に挨拶をもらいました。みんな臨機応変に使い分けている様子。

私は登山道にある岩や木を積極的に手で触れながら登ります。ひんやりして元気をもらえるからだ。でも鎖場だけは「大丈夫かな?」と一瞬頭をよぎった。「国立感染症研究所」によると、新型コロナウイルスはプラスチックやステンレスの表面では72時間生存すると言われている。今後は、銅繊維グローブが開発されたり、抗ウイルス作用がある塗装が施された鎖場になったりするのだろうか。

風邪を引いてからも手洗いうがいは大事で、別のウイルスからの侵入を防ぐとのこと。

天満宮の常紅もみじ

 

 

 

カメラの失敗談

DMC-GM1は、普段から電池が超長持ちする「モニター調整の明るさ:最小」「モニター輝度:3」で運用しているのですが、登山中は日差しが強くて液晶モニターがほぼ見えず。露出補正はすべて経験と勘で撮ったので、失敗写真がいつもより多かった。

予備バッテリーを持参していたので「モニター輝度:A」でもよかったけれど、逆光だと「モニター調整の明るさ:最大」を併用しても厳しいものがある。こんなとき「ポップアップ式EVF」があればなあ・・

カメラのアクセサリー関連では、「キャプチャーV3」を持参しなかったので写真枚数が激減。道中で「しまった」と何度も思いました。小物ポーチも忘れてしまい、リュックから取り出すのが面倒だったのが理由です。



 
 

新緑が気持ち良し

と、反省点ばかり書いてしまったけれど、全体的には天候に恵まれて最高の登山でした。昔は登山中に苦しくなるとあれこれと考えていたのですが、今回は常に無心で登れました。何か心境の変化があったみたいです。 大天狗様👺のお陰でしょうか。