2020年12月18日金曜日 更新:

SILKYPIX Developer Studioでモノクローム現像

パナソニックのLUMIXカメラ専用のRAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio」を使用して、RAWデータからモノクローム現像を試してみました。

 

 

 

SILKYPIXでRAW現像

オリンパスのOM-DやPENの場合は、RAW現像ソフト「OLYMPUS Workspace」を使用して、撮影後にピクチャーモード「モノトーン」およびカラーフィルターを指定して現像できます。

パナソニックのLUMIXカメラでも同じことができないかと調べたところ、付属のRAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio SE」で「フォトスタイル:モノクローム」を指定して現像することができました。おお〜、RAWで撮っておいて良かった。

 

コントラスト、彩度を調整できる

 

ダウンロード ページ



以下、「SILKYPIX Developer Studio 8 SE」でモノクローム + 彩度を変更して現像したモノクロ写真です。(Pro版のモノクロ「冷黒調 硬調」風 仕上げ)


 

 

 

 

 


 

 

 

撮影中のフォトスタイルに「モノクローム」を指定した場合は、色表現の設定で「スタンダード」または「ナチュラル」を指定して、カラー写真を現像することができます。

「初代GM1はモノクローム専用機じゃ!」と鼻息荒く始めた訳ですが、SILKYPIXがあればカラーとモノクロの両方を楽しめる。

 

 

 

写真:DMC-GM1 + 17mm F1.8

 

LUMIXカメラ付属のSE版は「SILKYPIXの機能限定版」という悪いイメージがありましたが、実際に使用してみると動作が軽くて好印象。撮影時のGM1が生成したJPEGよりも高精細で、ほぼ劣化無しの状態で現像できるのがメリットかと思います。これは16MPのGM1の画像とは思えない仕上がり。


 

 

 

Panasonic製カメラ&期間限定、3,980円のPro版

SE版の機能を拡張した「SILKYPIX Developer Studio Pro for Panasonic」を3,980円の特別価格で販売するセールが定期的にあります。SE版には無い目玉機能としては、モノクロコントローラでカラーフィルターを指定できるのが良いですね。意外なことに、フォトスタイルのコントラストと彩度の個別調整ができるのはSE版のみ。

 

 

 

30日間の無料体験ができます。ちと重いので、Apple M1 Mac以降に対応したバージョンがおすすめかも?