2020年7月10日金曜日 更新:

キヤノンEOS R5の素敵なところ

なんというインパクト。



EOS R5の主な仕様

  • 有効画素数:約4,500万画素 フルサイズCMOSセンサー
  • 画像処理:DIGIC X
  • シャッター:メカ1/8000〜30秒、電子1/8000〜0.5秒
  • 連  写:AE/AF追従メカ約12コマ/秒、電子約20コマ/秒
  • 記録媒体:CFexpress x1、SDカード x1(UHS-II)
  • 電  源:LP-E6NH 7.2V 2130mAh、USB給電・充電対応
  • 質  量:738g(バッテリー、SDカード含む)
  • ACアダプター:出力DC 8V、3000mAh (-)(⦿-(+)


基本情報

  • 製品名:ミラーレス一眼カメラ「EOS R5」
  • 希望小売価格:オープン価格、初値455,400円
  • 発売日:2020年7月30日(木)


外観

キヤノン初のフルサイズミラーレス一眼カメラ「EOS R」に搭載されたマルチファンクションバーは、EOS上位機種と同じ「マルチコントローラー(ジョイスティック)」に変更されました。


EOS上位機種と同じ3つの電子ダイヤル搭載!




EOS初のボディ内5軸手ぶれ補正機構

しかもカメラとレンズの協調ISで最大8段です。超望遠レンズの手持ち撮影の世界では必須のこの機能。オリンパスのシンクロISは、E-M1Xと12-100mmで7.5段、300mm F4で6段、MC-14/20装着で5段の補正効果ですから最大8段というのは200mm以内の話でしょうか。→キヤノンの説明によると、焦点距離ではなくレンズのイメージサークルの大きさで変わる。レンズ毎の対応表は以下の通り。

補正効果
レンズ
コメント
8段
RF24-105mm F4 L IS USM
RF24-70mm F2.8 L IS USM
RF24-105mm F4-7.1 IS STM
RF85mm F2 MACRO IS STM
RF28-70mm F2 L USM
RF85mm F1.2 L USM
RF85mm F1.2 L USM DS

7.5段
RF70-200mm F2.8 L IS USM


7段
RF35mm F1.8 MACRO IS STM
RF15-35mm F2.8 L IS
RF50mm F1.2 L USM
RF50mm F1.8 STM



6.5段
RF24-240mm F4-6.3 IS USM

6段
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

(5段)
RF600mm F11 IS STM
協調IS非対応レンズ、EOS R使用時
(4段)
RF800mm F11 IS STM
協調IS非対応レンズ、EOS R使用時

EOS R5単体では5段という噂ですので(E-M1Xは7段)、シンクロ手ぶれ補正の伸びしろはまだあるということ。→デジカメWatchに協調ISの解説記事が掲載されました。地球の自転による影響を克服したようです。



世界初8K動画撮影

世界初の8K/30p(8192×4320、クロップなし)の動画撮影を実現しました。カメラ内で約3540万画素の静止画としてJPEGで保存可能なため、写真素材として活用できてしまう一挙両得な機能です。もう運動会で、動画を撮るか写真を撮るかと迷う必要はないのです。

ただし、撮影可能時間は最大約20分。撮影状況や周辺環境によりカメラ内部の温度が上昇した場合は、さらに撮影時間が短くなるとのこと。

熱対策は、カメラ本体の内部シャーシをマグネシウム合金にすることで、カメラ全体に熱を分散させる仕組み。[温度上昇緩和] モードがデフォルトで有効になっており、動画撮影待機中に一時的に表示フレームレートを変更して消費電力を抑えることで発熱を抑制します。

内蔵マイクはモノラルで、外部ステレオマイク前提の仕様となっています。



動物(犬猫鳥)の瞳/顔/全身検出

機械学習を活用したアルゴリズムを搭載して、動物の大きさや顔の向きに影響されにくい高速・高精度なキヤノン独自のトラッキングAFを実現しました。静止していることの少ない動物撮影で威力を発揮します。





クロップ撮影機能

RFレンズ、EFレンズを装着時に動画/静止画の約1.6倍のクロップ撮影が可能です。EOS Rのクロップ撮影モードは約1160万画素でしたが、EOS R5は約1730万画素と一気に実用的な記録サイズとなりました。





光束対応AF

焦点距離最大1600mmで、開放F値が22になるような組み合せでもAFが可能になりました。この沈胴式の超望遠レンズは、マイクロフォーサーズ規格で造っても面白いレンズができそうです。例えば、キッズ向けの天体観測用の超々望遠レンズとか。





EOS R5の発表は、「ニコン1 V2」以来の衝撃です。約4500万画素 35mmフルサイズCMOSセンサーは、“R5は5Ds/5Ds Rよりも画素数が少ないが新設計のローパスフィルターが採用されており、これらのモデルをしのぐ解像力でローパスキャンセルモデルの5Ds Rにさえ優る” とのこと。えええ...(((・・;)




注目の超望遠レンズ

RFマウントの新超望遠レンズ「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」は、2020年8月27日に発売する。


主な仕様
  • レンズ構成:14群20枚
  • 防滴処理:防塵防滴機構
  • 最短撮影距離:0.9m
  • フィルター径:77mm
  • 最大径x全長:Ø93.8×207.6mm
  • 質量:1,530g(三脚座含む、三脚座なしは-160g)



実際に見てきました♪

  • キヤノンがミラーレスに本気を出したら凄かった。安心のMADE IN JAPANで全てが一級品です。他社ユーザーの私ですら直ぐに撮影に没頭できてしまう優れた操作性。特にマルチコントローラーの反応の良さに感心しました。弱点があるとすれば、RFレンズのラインナップくらいでしょうか。R6と共にロングセラー間違いなしのモデルで、フルサイズミラーレスはソニーとキヤノンの2強時代がしばらく続くのではないか。(20/9/6)

 

 

野鳥撮影のおすすめ設定

  • 「このビデオは、野鳥写真家の視点から、野鳥や飛行中の野鳥の写真撮影のために Canon R5 をセットアップする方法についての私の総合的な見解の更新です」
  • 「何ヶ月も Canon R5 を使用してきましたが、設定を微調整しました。
  • 「ビデオの [戻るボタンの AF セットアップ] 部分で、私は言い間違いをして、AF ポイント ボタンのセットアップが完了したら、[現在の設定を登録] をクリックする必要があると述べました。 現在のカメラ設定がすべて登録されるため、[登録] をクリックしないでください。 代わりに、メニューから戻ってください。 混乱させて申し訳ありません」とのこと。




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