「E-M1X」公式プロモーション動画より |
- オリンパスの次期フラッグシップモデルには6K録画モードが搭載される(ほぼ確認済)
- 私たちは1ヶ月前にオリンパスがより高解像度のセンサーに取り組んでいるというヒントを受けた。
- カメラの名前はまだ確定されていません。それはE-M1 Mark IIIとなるか、新シリーズとして専用のビデオカメラを発表するかもしれません。
新型ソニーセンサーを搭載したオリンパスの次期フラッグシップモデルは、LUMIX DC-GH6の対抗モデルとして登場するのでしょうか。
OM 1Dの予想されるスペック
- 45MPセンサー?
- 6〜8K録画モード?
- 新プロセッサーx2?
- 発売時期は2022年初旬ごろ?
ヒートパイプ構造を持つE-M1Xシリーズであれば、6〜8K録画モード対応の製品を実現できそうだ。
E-M1Xのヒートパイプ構造 |
ところが、縦グリップ一体型ではないという噂が2021年7月に登場して、現時点でどうなるか全く不明な状況です。
OMデジタルソリューションズ 2021年度の発売予定カメラを考える
他社の動向を調べてみると、、、
パナソニック
PERSONAL ViewにGH6の情報があります。2019年3月23日にLUMIX S1/S1R(SLマウント)の発売、2019年8月29日、DC-S1Hを国内正式発表。発売日は2019年9月25日。防水ファン内蔵ヒートシンク搭載で、時間無制限の6K/24p動画記録に対応しました。Varicamクォリティーの一眼ムービーカメラです。
2019年11月6日(水)、パナソニックはG9PRO/GH5SにS1シリーズで好評の動物認識AF対応を発表。パナソニックの年末キャッシュバックキャンペーンは2020年1月13日まで。しかし、GH6は発売されず。→2021年5月25日(火)、ついにGH6が開発発表されました。
- 新型の撮像センサー・画像処理エンジンを搭載
- 2021年内を目処に製品化予定
- 北米での価格は約2,500ドルを予定
- 4:2:2 10 bit Cinema4K 60pの動画記録に対応(時間無制限)
- 10 bit 4K120pのハイフレームレート(HFR)、バリアブルフレームレート(VFR)記録に対応
- 10 bit 5.7K60pの高解像動画記録に対応
キヤノン
2020年7月9日(木)、約20分の8K30p動画記録に対応した「EOS R5」を正式発表しました。- EOS R5
- 45MPフルサイズCMOSセンサー
- ボディ内手ぶれ補正 5段、シンクロ7-8段
- 8K/30p、4K/120p、4K/60p
- 内蔵5GHz WiFi
- 発売日:2020年7月
2021年9月14日(火)、6K60pの動画記録に対応した「EOS R3」を正式発表しました。
- 有効画素数:約2,410万画素
- 撮像素子:フルサイズ裏面照射積層CMOSセンサー
- シャッター:メカ1/8000〜30秒、電子1/32000〜30秒
- 連 写:電子追従30コマ/秒、メカ追従12コマ/秒
- 動 画:6K60p
- 記録媒体:CFexpressカード(Type B対応、VPG400対応)、SDメモリーカード(UHS-II対応)
- 電 源:LP-E19 10.8V 2700mAh
- 大きさ:150 x 142.6 x 87.2mm
- 質 量:1015g
- 発売日:2021年11月末
ソニー
2020年10月9日(金)、”一眼ムービーカメラ”として実績のあるα7Sシリーズの最新機種「α7S III」を発売しました。本体内の温度上昇の主要因となるイメージセンサーからの発熱に対して、放熱経路の最適化および熱伝導性に優れたグラファイト素材を導入することで、従来の約5倍の放熱効果を実現した。これにより、1時間を超える高精細4K60pの動画記録に対応しています。2021年3月、満を持して「α1」を投入。 4:2:0 10bitで約30分の8K30p動画記録に対応しています。
- 有効画素数:約5,010万画素
- 撮像素子:35mmフルサイズ (35.9 x 24.0mm)、Exmor RS CMOSセンサー
- シャッター:メカ1/8000〜30秒、電子1/32000〜30秒
- 連 写:電子追従30コマ/秒(対応レンズ)、メカ追従10コマ/秒
- 動 画:8K30p、XAVC HS方式
- 記録媒体:SDカード (UHS-II)、CFexpress Type Aカード用マルチスロット x2
- 電 源:NP-FZ100 7.2V 2280mAh
- 大きさ:128.9 x 96.9 x 80.8mm
- 質 量:737g
ニコン
2021年10月28日(木)21時〜、Z9を正式発表しました。 シャープ(不明)
2019年4月3日にマイクロフォーサーズ規格に賛同したシャープは、同社製の33MP CMOSイメージセンサー搭載、8K30p対応でMFTマウント採用のビデオカメラ製品を2019年末にリリースする。想定価格は40~50万円。→シャープ、世界最小の8Kビデオカメラを発表! 想定価格は40万円~50万円 - BCN+R
シャープは今年中をめどに、世界最小のレンズ交換式8Kビデオカメラを商品化する。4月15日に開催した報道関係者向けの展示会で明らかにした。
みなさん、#CEATEC へは行かれましたか?— FourThirdsSystem (@fourthirds43) October 18, 2019
シャープさんがマイクロフォーサーズ8Kカメラに搭載するCMOSセンサーを展示していたので見てきました☆#マイクロフォーサーズ#Sharp#m43#8K#CEATEC2019 pic.twitter.com/qYso0rOiZT
Blackmagic Design
スーパー35センサーおよびEFレンズマウント搭載、6K50p動画記録に対応したPocket Cinema Camera 6K Proを突如2019年8月9日に発表および販売を開始した。価格は税込みで約30万円(ヨドバシカメラ、ビックカメラ)MFTマウントのPocket Cinema Camera 4Kは4K60p対応。メーカー商品ページより |
MFTはモビリティムービー規格へ?
ここ数年でMFTは多種多様な動画一眼カメラが続々と登場しており、オリジナリティー溢れる製品群に驚くばかりです。各社共にモビリティムービーを成長分野と位置付けて、日夜研究開発しているのかもしれませんね。6〜8K対応製品については小型化の際に放熱処理の課題があり、DC-S1HやSIGMA fpのように大型のヒートシンク搭載が定石となりそうです。
「2019年マイクロフォーサーズレンズ合同カタログ」より |