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航路を浚渫して養浜するとは
地球の温暖化による海面の上昇や台風の巨大化、ダム建設や防波堤などが要因となって砂浜が削られている海岸に、航路の土砂をポンプで汲み上げて砂浜に流入する工事でした。観光地の砂浜の多くは、維持管理に苦労しているということか・・全国各地で、環境や砂の特性に合わせた養浜事業が行われている。- 美しい砂浜 浸食からどう守る?(もっと関西)|日本経済新聞
- 茅ヶ崎海岸の侵食対策事業について|茅ヶ崎市
片瀬西浜の特性
片瀬西浜の砂は、黒色軽石(スコリア)が主要粒子で、箱根山と富士山から噴出した岩石が相模川から海岸に沿って流れ着いたものだそうだ。だから飛砂しやすく、風が吹いたら凄い勢いで顔にビシビシ当たって痛いのかね。特性の異なる砂を入れても結局根付かず流出してしまうので、最終的に同じ性質の砂を投入するのが主流になったとか。最初にショベルカーを見たときはギョッとしたが、理由を知ると腑に落ちた。環境問題がどんどん身近なものになってますね。
写真:(カラー)E-M1 Mark II + ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5
(ヴィンテージ)E-M1 + LUMIX LEICA D 25mm F1.4