なぜ、浜辺で電子シャッター?
大口径レンズを日中に開放で使う場合は、NDフィルターをレンズに装着するのが一般的だと思います。E-M1 Mark II とF1.4の大口径レンズを使用して浜辺で撮影していると、メカシャッターが1/8000秒に張り付く場面が何度もあります。大口径レンズを開放F値で使うためのNDフィルター | ケンコー・トキナー
開放F値がF1.0やF2.0といった、非常に明るい大口径レンズ。
そこで、電子シャッターの出番だと思った訳です。E-M1 Mark IIに搭載されている電子シャッターは、上限1/32000秒まで使用できます。C1のメカシャッターを♥マークに切り替えて撮影を開始。昔の自分は「白飛びOK」みたいな記事を書いてますが、気にせず先へ進みます( ̄▽ ̄;)
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子供は「遊び」の天才と言いますが、拾った貝殻をみせてくれたり、浜辺を走り回ったりと自由奔放に海を楽しんでる様子。C2のスポーツモードは元々♥連写Lだったので、そのまままC2に切り替えて浜辺を駆け抜ける瞬間を撮影。捉えた写真のシャッタースピードは1/12800秒。F1.4と逆光方向で、上限の1/32000秒に達する場面が数枚ありました。
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一通り撮影してみて、浜辺で電子シャッターは十分使えるなと。欲を言えばもっと明るいレンズは世の中にある。更に上を行くカメラはあるのかなと調べてみると、、、結構意外な結果でした。各々のカメラのローリング歪み具合については、実際に撮影して把握しておく必要があると思います。
- α9: 1/32000−30秒
- G9 PRO: 1/32000−60秒
- E-M1 Mark II: 1/32000−60秒
- X-Pro2: 1/32000−1秒
- PEN-F: 1/16000−60秒
- GH5: 1/16000−1秒
こうして色々設定に凝りだすと、マイセットの登録数はもっとあっても良さそう。C1~C3はメイン用途で埋まっていて変更したくないので、テスト撮影時に仮登録できる機能が欲しい。と現地では思ったが、 よくよく考えるとA、SまたはMFモードに設定をロードすれば良かったかもしれない。E-M1 Mark IIのメジャーアップデートは、もうすぐでしょうか。どんな新機能が搭載されるのか楽しみです。
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